バルセロナは16日に行われたラ・リーガ第29節ヘタフェ戦に0-0で引き分けた。

敵地に乗り込んだバルサは、ポゼッションで67%、シュート数も相手の3倍となる15本と押し込むもゴールを奪えず。

試合後、チャビ監督とGKマーク=アンドレ・テアシュテーゲンはピッチの芝への不満を口にしていた。

テアシュテーゲン

「乾いた芝でプレーするとどうなるか分かるだろう。いつもとは異なることをかなりやった」

チャビ監督

「痛い目に遭ったが、分かっていたことだ。

昨日バルセロナで乾いた芝で練習したのは、この状況を分かっていたからだ。

難しい。選手がこういう状態でプレーするのは非常に難しい。

ボールが引っ掛かるので、観客にとってもヘタフェにとっても悪いことだ。

今日はそれが顕著だったが、これは言い訳ではない。効果的という点で自分たちの感覚を取り戻す必要がある」

バルサが武器とするパス回しがやりにくいピッチ状態だったと指摘していたのだ。

一方、ヘタフェのキケ・サンチェス監督はバルサ側からの不満に応答。

「我々は土や泥の上ではなく、美しい芝の上でプレーした。両チームにとって同じだった。向こうに行けば、彼らは自分たちに合わせて短く、速くする。F1ではなく、まだサッカーの話をしているか?ルールの範囲内だ。ハードタイヤかソフトタイヤかさ」と返答していた。

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なお、バルサジローナ戦に続くスコアレスドローとなったが、リーガで2位試合連続スコアレスドローとなるのは1993年9月以来のことだそう。

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