新田真剣佑のハリウッド映画初主演作『聖闘士星矢 The Beginning』より、新田のアクションの舞台裏が詰まったフィーチャレット映像が解禁。併せて、原作者・車田正美からのコメントも到着した。

【動画】新田真剣佑のアクション撮影舞台裏! 映画『聖闘士星矢 The Beginning』フィーチャレット映像

 原作は全世界で累計5000万部を超え、アニメシリーズが世界中で人気となった車田正美の漫画『聖闘士星矢』。主人公の星矢を演じるのは、『パシフィック・リム:アップライジング』で初のハリウッド映画出演、そして本作でハリウッド映画初主演となる新田真剣佑。ほかに『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ゲーム・オブ・スローンズ』のショーンビーン、『X‐メン』シリーズのファムケ・ヤンセンら、ハリウッド実力派俳優が脇を固める。

 監督は2019年、世界中のNetflixにおいて視聴数No.1をたたき出した『ウィッチャー』の製作総指揮兼演出を務めたトメック・バギンスキー。VFXを『マトリックス レザレクションズ』や『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』などを手掛けたDNEGが担当する。

 本作で描かれるのは星矢のはじまりの物語。幼い頃に姉と生き別れになった青年・星矢は、姉を探しながらスラム街の地下格闘技で生計を立てていた。そんなある日、アルマン・キド(ショーンビーン)と名乗る男に出会い、女神アテナ(マディソン・アイズマン)の生まれ変わりであるシエナを守るという自らの運命を知ることになる。

 日本語吹き替えを務める声優陣にも、豪華な顔ぶれが集結。星矢の前に突然現れるアルマン(ショーン)役に磯部勉。アルマンの元妻でかつてはシエナを共に育てて来た、ヴァンダー・グラード(ファムケ)役に井上喜久子アテナの生まれ変わりで、自身でも制御出来ない強大なパワーを内に秘めるシエナ(マディソン)役に潘めぐみ。グラードと行動を共にする謎の男ネロ(ディエゴ・ティノコ)役には浪川大輔

 さらに、銃撃、接近格闘、ドライビングテクニックに長けたアルマンの最強の執事、マイロック(マーク・ダカスコス)役を咲野俊介、地下格闘場を仕切る最強のストリートファイターカシオス(ニック・スタール)役を小松史法、星矢を真の聖闘士へと導く白銀聖闘(シルバーセイント)マリン役を瀬戸麻沙美が務める。

 このたび、新田のアクションの舞台裏が詰まったフィーチャレット映像が解禁。ドラマティックな音楽が響く中、星矢を演じる新田のトレーニングの様子やアクションの舞台裏をたっぷりと収めている。

 本作で、スタントファイト・コーディネーターを務めたのは、アンディチャンアンディ90年代後半にジャッキー・チェンスタントチームに招かれ、『ラッシュアワー2』や『LOOPER/ルーパー』などでスタントを務める一方、アクション指導としても活躍。近年では、その超絶アクションで全世界を魅了したマーベル・スタジオ作品『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でもスタント・コーディネーターを担当したアクション界の重鎮だ。

 そんなアンディは、新田について「彼のすごさはこれまでの作品で知っていました。私はこれまでにジャッキー・チェンドウェイン・ジョンソンなど、多くのアクションスターと仕事をしてきましたが、真剣佑は最高峰に位置すると思います。彼は若いですが、すでに多くの経験を持っていますし、そもそも彼は父である世界のアクションスター・千葉真一さんのもとで育ったのです。才能も技術も規律もすべてが揃っている。絶対的に優れた俳優だと言えます」と絶賛。

 そして本作のアクションについても「どのキャラクターもそれぞれ特徴的な動きやスタイルを持っていました。この映画では、アニメの戦闘スタイルを実写で信じられるようにすること、そして映画を観た子供たちが各キャラクターの戦闘スタイルを思い出し、覚えてくれるようなユニークなものにすることを目標にしました。動きは伝統的な武術をベースに正しい形を選び、“小宇宙”パワーのコンセプトと融合させることに取り組みました」と、こだわりを明かした。

 さらに今回、本作の原作者である車田正美からコメントも到着。「『星矢』を見て育った少年少女が、海の向こうでこんなに熱い映画を作ってくれた。この映画を観てくれたみんなにも、その熱い思いが届くと信じている!」と語っている。

 映画『聖闘士星矢 The Beginning』は、4月28日より全国公開。

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