心理的にアプローチして緊張を手放す方法

春は出会いの季節、新しい環境に飛び込む機会があったり、初めましての人に立て続けに会うことになったり。いつもとは違う状況に置かれると、あがってしまって、頭が真っ白になってしまう人もいるかもしれませんね。

そんな時、心の中をコントロールできる方法があれば安心です。心をコントロールするのはとても難しいことですが、少しの動きを加えるだけで、思いがけず簡単な方法になることも。

方法を知っていれば、大勢の人がいるシーンでもひそかに緊張を手放すことができます。

体の部位に意識を向けて自分に言い聞かせる

自律訓練法とは、自分の体の各部位に意識を置いて言い聞かせることで、その部位の細胞の活動を活性化させるというもの。楽な姿勢で座って行ってみましょう。

意識を向けていく順番は決まっているので、下記の手順をたどってみてください。大切なことは先を急がないこと。自己催眠に近い方法なので、集中していくうちに少しボーッとしてくるかもしれませんが、それでOK。アファメーションと呼ばれる、自分に向けて伝える言葉は3回くらい唱え、自分にインプットしましょう。

言い聞かせの手順

  • 右手が重い
  • 左手が重い
  • 右足が重い
  • 左足が重い
  • 右手が温かい
  • 左手が温かい
  • 右足が温かい
  • 左足が温かい
  • 心臓が静かに脈打っている
  • 呼吸が楽にできている
  • お腹が温かい
  • 額が涼しい
  • アファメーション「私は緊張しない」

何度も繰り返していると、そのうち自分を切り替えるのがとても楽になってきます。お試しあれ。

緊張しそうな心をコントロール! 緊張を手放すための自律訓練法