第20回統一地方選挙の後半戦が、2023年4月23日に投票日を迎えます。当日、仕事などで投票に行けない人のため、同月現在、すでに不在者投票所が設けられています。

じろまるいずみ(@jiromal)さんは、不在者投票所に足を運び、ひと足早く投票を終えた1人。

そこで、じろまるさんは自身のある勘違いに気付いたといいます。それは『期日前投票』の読み方でした。

これまで、『期日まえ』と読んでいたという、じろまるさん。しかし、貼り紙に記載されているフリガナを見ると正しい読み方は『期日ぜん』だったことを知ったのです。

じろまるさん同様、読み方を勘違いしていた人は多く、ネット上では「知らなかった」といったコメントが目立ちます。

・『期日前』の読み方を知って愕然。

・自分が行った区の不在者投票所には『きじつまえ』のフリガナがしてありました。どっちなんだ?

・ずっと『きじつまえ』っていってた、恥ずかしい!

なお、熊本県合志(こうし)市のウェブサイトに、『期日前』の読み方に関して詳しい記載がありました。

 現在の期日前投票制度は、平成15年度の公職選挙法改正により出来た制度ですが、総務省は「きじつぜんとうひょう」という名称で法を成立させました。そのため、法律用語では「きじつぜんとうひょう」が正解です。

 しかしながら、NHK等のマスコミが「きじつまえとうひょう」という呼び方で放送したため、一般的には「きじつまえとうひょう」という呼び方が広く浸透してきているのも事実です。

 市選挙管理委員会では、法律用語(正式な名称)として「きじつぜんとうひょう」という呼び方を採用しています。

 総務省は、現在では、どちらの呼び方でもかまわないとの見解と聞いています。

合志市ホームページ ーより引用

『期日まえ』と読んでいても恥ずかしいことではなく、場所によっては、フリガナが『きじつぜん』ではなく『きじつまえ』になっている場合もあるようです。

もしも不在者投票所に行ったら貼り紙に注目してみてください。あなたの地域は、どちらのフリガナでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

出典
@jiromal合志市ホームページ