一般社団法人あんしん解体業者認定協会(所在地:東京都港区、代表理事:鈴木佑一)は、全国の男女500人を対象に「屋外からの騒音の悩みに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
住宅での騒音トラブルというと、「マンション上階の足音がうるさい」「隣の部屋からテレビの音が聞こえる」などが思い浮かびます。

しかし騒音は建物内からだけではなく、「工事の音」「電車の走行音」など外からもやってきます。

今回、一般社団法人あんしん解体業者認定協会( https://anshin-kaitai.or.jp/ )運営の解体無料見積ガイド( https://www.kaitai-guide.net/ )は、全国の男女500人に「屋外からの騒音の悩み」についてアンケート調査を実施。

その結果をランキング形式でまとめました。

【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず「解体無料見積ガイド」のURL( https://www.kaitai-guide.net/ )へのリンク設置をお願い致します。


【調査概要】
・調査対象:屋外からの騒音が気になったことがある方
・調査日:2023年2月25日
・調査機関:当協会調査
・調査方法:インターネットによる任意回答
・有効回答数:500人(女性321人/男性179人)
・回答者の年代:10代 0.2%/20代 14.8%/30代 36.0%/40代 29.4%/50代 14.8%/60代以上 4.8%


【調査結果サマリー
・住まいを決める際に屋外からの騒音を気にした人は48.6%
・屋外からの騒音で気になるのは「車・バイクの音」
・屋外からの騒音対策をしている人は39.2%
・屋外からの騒音対策1位は「テレビ・音楽で紛らわす」

  • 住まいを決める際に屋外からの騒音を気にした人は48.6%

屋外からの騒音が気になったことがある500人に「住まいを決める際に屋外からの騒音を気にしたか」を聞きました。

その結果、「とても気にした」「多少気にした」が合わせて48.6%と半数近くにのぼりました。

つまり「騒音を気にして家を選んだのに、実際には騒音に悩まされている」という人も多いことがわかります。

「内覧をしたのは昼だったので、夜に屋外から聞こえる騒音に気づかなかった」「入居後に近所で工事が始まった」などの事情があるのでしょう。

「屋外からの音は住んでみないとなかなか気づけない」という意見もありました。

  • 屋外からの騒音で気になるのは「車・バイクの音」

続いて「屋外からの騒音で気になるもの」を聞いたところ、1位は「車・バイクの音(211人)」でした。2位「外での話し声・騒ぐ声(139人)」、3位「工事の音(86人)」と続きます。

車、バイク、緊急車両、電車など、交通関連の騒音を挙げた人が多数。

また、大きな声で笑ったり子どもが遊びながらはしゃいだりする「人も声」も、騒音と感じるほどうるさく感じる人は多いようです。


<1位 車・バイクの音>
・駐車場でエンジンをかけたまま停車している車の音(39歳 女性)
・隣家が所有する車のスライドドアの開閉音。毎朝4時半に起こされています(41歳 男性)
・夜中に国道を走る車やバイクの音(53歳 女性)

走行音のほか、アイドリング音やドアの開閉音が気になるという人もいました。車・バイク関連の騒音を避けるためには、大きな道路から離れるだけでは不十分だとわかります。

また車・バイクそのものが出す音ではありませんが、立体駐車場の動作音が気になるという人もいました。

早朝や深夜に車を使う人もいますので、マンションの駐車場が機械式だったり、近くに駐車場があったりする場合には、注意したほうがよいでしょう。


<2位 外での話し声・騒ぐ声>
・小学生の登下校時の話し声や、近所に住んでいる女性たちの話し声(28歳 女性)
・近隣ビルの屋上でバーベキューする人たちの笑い声(35歳 男性)
・近所の人が数人で数十分間話し込んでいる、いわゆる井戸端会議。家で仕事していると気になります(51歳 男性)

「子どもの声がうるさい」「道で話し込んでいる声が気になる」などの回答が寄せられています。

短時間ならそれほど気にならないのでしょうが、長時間にわたって他人の声・会話が聞こえてくるのは苦痛になりそうです。


<3位 工事の音>
・住宅解体工事の騒音です。周辺で数年おきにあり、とても気になります(42歳 男性)
・近所でマンションが着工して土曜日も工事をするため、日曜日しか静かな日がありません。ダンプやユンボの音がとても気になっています(28歳 女性)
・近くの高速道路で夜間工事を頻繁にしており、重機の音が気になる(35歳 女性)

建物の解体・建築や、道路工事の音が気になるという声もありました。大規模な工事だと騒音が出る期間も長くなるため、かなり苦痛に感じそうです。

近所で工事が行われるかどうかは入居時にはわからないケースも多いため、避けるのは難しいですね。


<4位 動物の鳴き声>
野良猫が夜鳴いている声(32歳 男性)
・早朝に散歩している犬同士が吠えあっている鳴き声(48歳 女性)
・ウシガエルの鳴き声(68歳 男性)

飼い犬野良猫の鳴き声に悩んでいる人が多数。ペットなら飼い主に「鳴き声がうるさくて困っているのですが」と話ができるものの、野良猫や虫・カエルなどだと対応が難しいですね。

「近くに野良猫が多いか」「カエルがいそうな用水路や池が近くにないか」などをチェックしておくとよさそうです。


<5位 緊急車両サイレン
・警察署や病院が近いため、救急車パトカーサイレン音が気になる(26歳 女性)
救急車が通るときのサイレン音(46歳 男性)
救急車サイレン。すぐ近くに高齢者施設があり、よく救急車がくるため(52歳 女性)

必要な音ではありますが、夜中に聞こえてくるとビックリしてしまいますよね。警察署・病院の近くや国道沿いに住んでいる場合は、気になる機会が多そうです。


<同率5位 電車・駅の音>
・駅の近くに住んでいるので、駅構内のアナウンスなど(26歳 女性)
・家が線路沿いなので、電車の走行音が気になる(41歳 男性)
・夜に電車が鉄橋を通るときの音です。昼間は周りの音に消されてさほど気になりませんが、夜間は音が広がってくるようで気になります(66歳 男性)

線路や駅の近くに住むと便利ですが、音が気になるというデメリットがあります。防音壁があっても気になる方もいるのではないでしょうか。

「遮断機の音が気になる」というコメントもありましたので、踏切の場所にも注意しておくとよいでしょう。


<7位 学校・保育園から聞こえる音>
・近所の幼稚園で行われている打楽器の練習です(25歳 女性)
・近所に幼稚園があるので、平日家にいると賑やかさに驚く。とくに歌声がかなり大きく聞こえてきてツラい(34歳 女性)
・近くに小学校や児童館があり、子どもたちの甲高い叫び声がうるさい(58歳 男性)

とくに「運動会の練習」や「歌や楽器の練習」の音が気になるというコメントが目立っています。大ボリュームで音楽が流れたり拡声器で先生が叫んでいたりすると、不快に感じる人も多いのでしょう。

また高校・大学の近くでは、「早朝や夜間帯の部活」を挙げた人もいました。

  • 屋外からの騒音対策をしている人は39.2%

続いて、「屋外からの騒音に対して何か対策をしているか」を聞いたところ、「している」と回答した人は39.2%。騒音が気になりつつも、対策していない人のほうが多いとわかりました。

屋外からの騒音に関しては「自分でできる対策がない」と諦めている人も多いのかもしれません。

  • 屋外からの騒音対策1位は「テレビ・音楽で紛らわす」

最後に、屋外からの騒音に対して何らかの対策をしていると回答した196人に「どのような対策をしているか」を聞きました。

その結果、1位は「テレビ・音楽で紛らわす(31.1%)」、2位「窓を閉める(24.0%)」、3位は「耳栓・イヤホンをする(23.5%)」でした。

自分だけで完結できる対策をしている人が多数。一方、「直接注意する」「警察から注意してもらう」など、騒音の元になっている人やモノに働きかける人は少数でした。


<1位 テレビ・音楽で紛らわす>
・気になるときはテレビをつけたり、音楽を聴いたりしている(25歳 女性)
・部屋でテレビを見ているときには気づかないことが多いので、寝る寸前までテレビはつけています(35歳 女性)
・騒音がおさまるまで、ラジオを聴いたりYouTubeで音楽を聴いたりする(54歳 男性)

1位は「テレビ・音楽で紛らわす」でした。

ただしテレビや音楽の音が大きいと、自分が騒音の元になってしまう可能性も。そのためイヤホン・ヘッドホンで音楽を聴いたり動画を観たりしている人も多くなりました。


<2位 窓を閉める>
・窓を閉める(31歳 男性)
・日中は窓を開けない(45歳 女性)
・夜間は雨戸を閉めている(50歳 女性)

屋外の音がうるさいとき、一番思いつきやすい方法ではないでしょうか。

音がかなり気になる場合には、雨戸やシャッターを下ろすという人もいました。昼に雨戸を下ろすと室内が暗くなるものの、夜なら気にならないでしょう。


<3位 耳栓・イヤホンをする>
・遮音性が高いヘッドホンをつけて、気にならないようにしている(20歳 女性)
・寝るときには耳栓をしている(36歳 女性)
・耳栓では対応できないので、耳栓した上でイヤーマフを装着していたことがあります(42歳 男性)

最近では「睡眠時用の耳栓」など、利用シーンに応じた耳栓も販売されています。耳栓の上からイヤーマフをして、防音性を高めている人もいました。


<4位 遮音カーテンを使う>
・防音機能のある厚めのカーテンを買いました(31歳 女性)
・遮音効果があるとされているカーテンを使用(48歳 男性)

遮音・防音カーテンは生地を厚くしたり特殊なコーティングを施したりして、防音・遮音してくれるカーテンです。屋外からの騒音を軽減するだけではなく、自室からの音漏れを防ぐ効果もあります。


<5位 外出する>
・保育園が開園している時間は外出する(29歳 女性)
・実家が近いので、工事の騒音が落ち着くまでは実家に泊まらせてもらいました(38歳 男性)
・昼間は家にいない(41歳 男性)

外出してしまえば騒音は気になりません。外出できる時間帯の騒音なら、有効な方法といえそうですね。

また近くに実家や友人の家がある場合は、騒音がおさまるまで泊まらせてもらう方法もあります。


<6位 二重窓・防音サッシにする>
・窓を二重にして、騒音をシャットアウトしています(22歳 男性)
・ベランダのサッシを防音用の二重サッシに変えました(66歳 男性)

持ち家なら思い切って窓をリフォームする方法もあります。また賃貸でもできる二重窓DIYとして、「ポリカーボネートを使った二重窓」を実践している人もいるようです。

もっと手軽な方法として、「窓に防音シート・テープを貼った」という人もいました。


<7位 部屋を移動する>
・騒音が気にならない部屋へ移動する(25歳 女性)
・アパートの住人が除雪をしている側の部屋で寝ていましたが、ベッドを別の部屋へ移動させました(36歳 女性)
・通りから離れた部屋を寝室にした(45歳 男性)

部屋が複数ある場合には、騒音が気になりにくい部屋に移動する方法も。部屋間のドアを閉めれば、防音効果が期待できそうです。


  • まとめ
屋外からの気になる騒音としては、車・バイクや電車など、乗り物関連を挙げた人が多くなりました。「大きな道路や駐車場が近い」「線路や駅が近い」といった立地だと、屋外からの騒音に悩まされる可能性が高そうです。

車や電車は毎日朝早くから夜遅くまで動きますので、日中家にいない人でも気になるケースが多いでしょう。

屋外からの騒音対策としては「耳栓をする」「遮音・防音カーテンを使う」などがあります。

大がかりなリフォームができなくても騒音対策は可能なので、諦めずに一度試してみてはいかがでしょうか。


■解体工事時の騒音対策
解体工事時の騒音対策として、近隣の方へご挨拶は欠かせません。ご挨拶は業者に任せることもできますが、特に騒音を気になさる住人がいらっしゃる場合は、必ずお施主様ご本人がご挨拶に伺うように、アドバイスしております。

参考URL:近隣住民が騒音などに対してデリケートな場合( https://www.kaitai-guide.net/faq/soontaisaku/


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■一般社団法人 あんしん解体業者認定協会について
一般社団法人あんしん解体業者認定協会は、解体工事を計画する皆様が安心して依頼できる環境作りを目的に、全国都道府県下の優良解体業者を認定しています。また、解体工事に関する様々な疑問にお応えするご相談窓口としての業務を行い、ご希望に応じて無料でご紹介も行っています。


■協会概要
社名   :一般社団法人 あんしん解体業者認定協会
所在地  : 〒108-0023 東京都港区芝浦4-12-31 VORT芝浦WaterFront 4階
代表者  : 代表理事 鈴木佑一
設立   : 2015年6月
URL   : http://anshin-kaitai.or.jp/

配信元企業:一般社団法人あんしん解体業者認定協会

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