東方東和は4月18日(火)、映画ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービージャパンプレミアをTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催した。会場には任天堂の代表取締役フェローである宮本茂氏とイルミネーションの最高経営責任者(CEO)であるクリス・メレダンドリ氏が登壇。宮本氏は「家族で来て1時間半、ゲーム知ってても知らなくても、あー楽しかったってなると思う」と太鼓判を押した。

 会場にはアンバサダーを務める西野七瀬さんやマリオファン代表であるお笑いコンビ・よゐこ濱口優さんと有野晋哉さんも駆けつけ、特別な質問コーナーが展開された。本映画は4月28日(金)に全国の劇場で公開される予定だ。

©️OKUNO KAZUHIKO
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 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、映画『怪盗グルー』『SING』などのシリーズ作品で知られるイルミネーション任天堂が共同で手がけた「スーパーマリオ」のアニメーション映画である。本作ではクリス氏と宮本氏が製作のトップを務めており、北米では4月5日公開から3日間で1億4600万ドル以上の興行収入を記録。初日を含めた5日間でも2億400万ドルを超えて全米初登場1位の記録を打ち立てたほか、全世界では3億7500万ドル(930億円)以上の興行成績でアニメ映画史上最大のオープニング記録を樹立している。

 映画の興行成績を独自に集積・分析しているBox office Mojoの調べによると、初週の勢いは2週目の興行でも継続されており、4月18日時点では全世界で累計6億9200万ドルを記録。発表によると早くも1000万ドルの突破を目前に控えているという。

 全国4スクリーンのライブビューイングも交えて開催された舞台挨拶では、日本でのお披露目について聞かれた宮本氏が「僕にとっては初めてのアニメーションデビュー。それをこんなに派手に飾らせてもらっていいのかと…。クリスさんのお陰だと思って感謝しております。」クリス氏への感謝をコメント。一方、日本語での挨拶から始めたクリス氏も「皆さんの前に立ててワクワクしています。この映画をここまで旅をさせていただきありがとうございます。今作を任天堂とパートナーとして制作出来たこと、個人的にも宮本さんと一緒に制作ができたことを嬉しく思っています。」と宮本氏や日本のファンへ感謝を伝えた。

 また、映画が生まれるきっかけについては2014年ごろに宮本氏とクリス氏による面談の機会があったようで、宮本氏は「話してみると私のゲームの作り方とクリスさんのアニメの作り方が似ているという話で盛り上がったんです。それなら一緒に映画を作ってみたら面白いんじゃないか、というところから企画がスタートしました。」と説明。対するクリス氏はイルミネーションを立ち上げた2007年当時から「日本の方と協業したいという願いがありました」とコメントしており、宮本氏とのモノづくりに関する考え方の一致や日本のクリエイターへの多大なリスペクトが企画のスタートにつながったようだ。

宮本茂氏
©️OKUNO KAZUHIKO
宮本茂
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クリス・メレダンドリ氏
©️OKUNO KAZUHIKO
クリス・メレダンドリ氏
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 さらに、アニメーションとして動くマリオの印象を聞かれた宮本氏は「大きなスクリーンでマリオが登場するってどうなるんだろうと心配をしていました。」とコメント。かつて8ビットで描いていたドット絵マリオニンテンドー64で3Dになって進化した際にも“どこか人形のような感じ”があったと振り返りつつも「それが今回アニメでやっと人間になったぞ!と感じています。」とイルミネーションのスタッフが手がけたマリオの完成度を高く評価した。

 宮本氏・クリス氏のコメントに続いて、会場には西野さんとよゐこのおふたりが登壇。西野さんは「観る前から期待していたけど、期待をはるかに超えて、没入感がすごい!」とコメントしたほか、濱口さんは「どう映画になっていくんだろう・・と思っていましたが、見事です!どの世代が見ても楽しめます。素晴らしいと思います」と興奮気味にコメント。有野さんも笑いを交えつつ「どのシリーズのゲームも入っていて楽しめるので、ポップコーンを食べる暇がないと思います(笑)監督を褒めたいと思います!」と称賛のことばを述べた。

西野七瀬さん
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西野七瀬さん
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よゐこ(左から有野晋哉さん、濱口優さん)
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よゐこ(左から有野晋哉さん、濱口優さん)
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 ゲストの3人によるコメントへ続き、会場では宮本氏・クリス氏への質問コーナーも展開された。西野さんから製作の裏話を聞かれた宮本氏は「“ゲームが好きな人を裏切らない”そして“ゲームを知らない人も楽しめる”作品をどう作ろうか、ということを話しました。色々案を練って、結論としてはリビングで家族揃って楽しんでいるかのような時間を作ろうということになりました。」とコメント。「1回じゃ追いきれない部分もあると思いました」とコメントした西野さんに「すごく大事なことを言いましたね!本当に音楽も凄くいい、何回も観て欲しいと思います。」と同意していた。

 また、クリス氏は有野さんに「マリオのゲームの思い出」を聞かれ、マリオとの最初の出会いがスーパーマリオワールドであったとコメント。「会社が忙しかった頃、息子を会社に来させたくて会社にマリオのゲームを用意したことを覚えています。」と仕事と親の役割を両立させるために凝らした工夫を伝えていた。

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 上記のほか、舞台挨拶の前のレッドカーペットでは共同監督を務めたアーロン・ホーヴァス氏とマイケル・ジェレニック氏、脚本家のマット・フォーゲル氏も姿を見せたほか、マリオルイージの日本語吹き替えを担当した宮野真守さんと畠中祐さんによる映像コメントも公開されたようだ。

 日本での反響も楽しみな映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は4月28日(金)に全国の劇場で公開される予定だ。

左からアーロン・ホーヴァス監督、マイケル・ジェレニック監督
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左からアーロン・ホーヴァス監督、マイケル・ジェレニック監督
脚本のマット・フォーゲル氏
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脚本家のマット・フォーゲル
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プレスリリースの全文は以下のとおり。


全米&全世界で驚異の大ヒットの熱が、いよいよ日本上陸!
映画“マリオ”の日米クリエイターが大集結!
共同製作 宮本茂(”マリオの生みの親”任天堂代表取締役フェロー) クリス・メレダンドリ(世界最高峰のアニメーション制作会社 イルミネーションCEO)
西野七瀬(アンバサダー) &よゐこ(マリオファン代表ゲスト)も登壇!!
【4/18(火)実施:『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ジャパンプレミア】報告レポート

日本では今月 28 日(金)から全国公開される『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。日本の公開より一足早く 4 月5日(水)に公開された海外で、北米では週末 3 日の興行収入は$146,360,000、そして初日の水曜日を含めた 5 日間では$204,630,730 に達し、全米初登場 No.1 を記録。ワールドワイドにおいては$375,579,730 をあげ、アニメーション映画のオープニングとして歴代新記録を樹立しました!2 週目の興行もその勢いを持続し、全米の週末興行収入は$92,347,190 で 2 位を引き離し No.1 ヒット。全世界の累計では$692,968,890 に達し、早くも 1,000 億円突破目前です(※1 ドル/134.47 円換算)。(Box office Mojo 調べ 4/18 現在)

この度、公開に先駆けてジャパンプレミアを開催致しました!ジャパンプレミアには、本作の共同プロデューサーである“マリオの生みの親”で任天堂代表取締役フェロー宮本茂氏と、アニメ制作会社イルミネーション CEO のクリス・メレダンドリ氏が登壇。共同監督のアーロン・ホーヴァス監督とマイケル・ジェレニック監督、そして脚本家のマット・フォーゲル氏も緊急来日致しました。さらに、本作のお披露目を祝うために本作のアンバサダーの西野七瀬さんや、マリオファン代表ゲストとしてよゐこのお二人も会場に駆けつけ、共同プロデューサーのお二人による本作の貴重な誕生秘話やアンバサダー、マリオファン代表の二組によるスペシャルな質問コーナーも実施し大いに盛り上がりました!

【イベント概要】

◆日時:4 月 18 日(火)17:00~17:40}
※上映前イベント/ライブビューイング:全国4スクリーン(TOHOシネマズなんば・二条・赤池・ららぽーと福岡)で実施
※16:30~ゲスト登壇のレッドカーペットの様子をスクリーン9にて中継
◆場所:TOHO シネマズ六本木ヒルズスクリーン 9 東京都港区六本木 6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内)
◆登壇者(敬称略)宮本茂 みやもとしげる任天堂株式会社代表取締役フェロー)クリス・メレダンドリイルミネーション最高経営責任者)
西野七瀬 にしのななせ( アンバサダー) &よゐこ濱口優 はまぐちまさる/有野晋哉 ありのしんや(マリオファン代表ゲスト)
映像出演:宮野真守(日本語吹き替えマリオ役)、畠中祐(日本語吹き替えルイージ役)
◆MC:伊藤さとり

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レッドカーペットイベント

TOHO シネマズ六本木ヒルズの1階に設置されたのは「スーパーマリオブラザーズ」のキャラクターたちが描かれたバックパネルを配置したレッドカーペットTOHO シネマズ六本木ヒルズのスクリーン 9 と TOHO シネマなんば・二条・赤池・ららぽーと福岡の全国 4 スクリーンと中継をつないだレッドカーペットに最初に登場したのは、フォーマルな中にマリオルイージのイメージカラーである赤と緑をのぞかせた衣装でイベントに参加したマリオファン代表のよゐこ濱口優さんと有野晋哉さん。上映を心待ちにしているファンに向けてメッセージを求められると「楽しすぎてあっという間だと思います。ゲームを自分がやっているかのようでした」と興奮を覗かせる。有野さんも「エンドロールの最後まで楽しめる。ゲームをやっていたら考えたこともなかったマリオがたくさん出て来ます。『え!?マリオそうなん!?』という部分をぜひ観て欲しい。コントローラーを持って、もう一回劇場に来ようと思います!」とマリオファンとしても新しい発見もあり大満足の出来だったことを強調し、これから日本で初めて本編を観る観客たちの期待感を高めた。続いて登場したのは本作のアンバサダーに就任した西野七瀬さん。マーメイドのような薄いピンクの衣装に身を包み「作品を観たばかりですが、大迫力で興奮しっぱなしでした。これまでいろんなシリーズのゲームをやってきていたので、「これ!!わかるーー!」という部分と「そうだったんだ!!」という部分どっちもあったので楽しめました。世代を超えて愛されているマリオなので、家族でぜひ楽しんでほしいなと思います」とコメント。今回、世界的な大ヒットを受けて急遽来日したアーロン・ホーヴァス監督、マイケル・ジェレニック監督、脚本家マット・フォーゲル氏もレッドカーペットに登場し、マイケル・ジェレニック監督は「子供の時から大好きだったゲームをこの作品に盛り込みましたので、ぜひお楽しみいただければと思います。」コメントし笑顔を見せた。
そして、本作の共同プロデューサーであるイルミネーションの CEO クリス・メレダンドリ氏と任天堂株式会社代表取締役フェロー宮本茂氏が登場。笑顔で写真撮影に応じ、いよいよマリオ生誕の地、日本で映画をお披露目できる喜びをのぞかせた。

クリス氏は「ようこそおいでくださいました。日本の皆さんにワクワクしてこの作品を楽しんでいただければと思います。本当に美しい作品に仕上がっています。この映画を作るのに 7 年もかかりましたが誇りに思える作品に仕上がりました」とその完成度の高さを伺わせ、宮本氏は「やっとこの日がきました。ゲームで遊んだことがある人も、ない人も、楽しい 1 時間半になるように作っているので、応援してください。」とメッセージを寄せた。

舞台挨拶イベント

本編の舞台となるキノコ王国さながら、あふれんばかりのキノピオたちが描かれた座席シートに座り、特製キノピオうちわを持ってジャパンプレミア上映を心待ちにするマリオファンたちで満席になったスクリーンに会場を移し、舞台挨拶を実施。引き続き全国 4 スクリーンと中継がつながる中 MC の呼び込みでクリス・メレダンドリ氏と宮本茂氏のお二人が登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が響いた。
アニメーション映画として世界で歴代 NO.1 の大ヒットを記録している本作が、マリオ誕生のここ、日本でついに本作をお披露目できることについて聞かれると宮本氏は「僕にとっては初めてのアニメーションデビュー。それをこんなに派手に飾らせてもらっていいのかと…。クリスさんのお陰だと思って感謝しております。」とまず共同プロデューサーであるクリス氏へ感謝の想いを伝えた。クリス氏は日本のファンに向け「(日本語で)こんにちは、クリスです!」とご挨拶。「皆さんの前に立ててワクワクしています。この映画をここまで旅をさせていただきありがとうございます。今作を任天堂とパートナーとして制作出来たこと、個人的にも宮本さんと一緒に制作ができたことを嬉しく思っています。」と日本のファンと宮本氏へ感謝を伝えた。MC よりマリオの映画が生まれたきっかけについて聞かれると宮本氏は「10 年くらい前にクリスさんと会う機会があって、話してみると私のゲームの作り方とクリスさんのアニメの作り方が似ているという話で盛り上がったんです。それなら一緒に映画を作ってみたら面白いんじゃないか、というところから企画がスタートしました。」と説明。クリス氏は「16 年前にイルミネーションを立ち上げてすぐに、日本のプロデューサーやクリエイターたちにお会いしたくて日本に来ました。当時から日本の方と協業したいという願いがありました。2014 年に宮本さんにお会いできると聞いて飛びつきました。そこから始まり、今夜この舞台に立つことができました。」と日本のクリエイターへのリスペクトと映画制作の経緯を明かした。

宮本氏は初めてアニメーションとして動くマリオを見たときの印象を聞かれると「大きなスクリーンでマリオが登場するってどうなるんだろうと心配をしていました。40 年前 8 ビットで描いていたマリオNINTENDO 64 で 3D になって進化したけど、どこか人形のような感じでした。それが今回アニメでやっと人間になったぞ!と感じています。」とコメントし、その完成度を絶賛した。

続いて、本作のアンバサダー西野七瀬さんと、マリオファン代表よゐこ濱口優さん、有野晋哉さんがキノピオで埋め尽くされた会場を眺めながら登壇。待ちに待った映画の完成について聞かれると西野さんは「観る前から期待していたけど、期待をはるかに超えて、没入感がすごい!(作品を観る前のお客様に対して)観る前のワクワクが羨ましいです。」とコメント。濱口さんは「どう映画になっていくんだろう・・と思っていましたが、見事です!どの世代が見ても楽しめます。素晴らしいと思います」と興奮気味にコメントし、有野さんは「どのシリーズのゲームも入っていて楽しめるので、ポップコーンを食べる暇がないと思います(笑)監督を褒めたいと思います!」と製作陣を称賛した。

世界的なクリエイターである宮本氏・クリス氏と話ができる絶好の機会とあって、ゲストの 3 人からずっと聞きたかったことを質問することに。
<質問①>
西野さん「宮本さんとクリスさんがマリオを制作する際にどんなお話をしながらこの作品を作り上げたのでしょうか?」宮本氏「“ゲームが好きな人を裏切らない”そして“ゲームを知らない人も楽しめる”作品をどう作ろうか、ということを話しました。色々案を練って、結論としてはリビングで家族揃って楽しんでいるかのような時間を作ろうということになりました。」クリス氏「宮本さんと任天堂のチームの方々と全ての要素について話し合いました。デザイン、アニメーション、ストーリー、音楽についてフィルムメーカーとも一丸になって細部にまでこだわって製作しました。」西野さん「本当に細かいところまで散りばめられているこだわりを感じられたので、1 回じゃ追いきれない部分もあると思いました。」宮本氏「すごく大事なことを言いましたね!本当に音楽も凄くいい、何回も観て欲しいと思います。」

<質問②>
濱口さん「マリオのストーリーを映像化するにあたり、一番こだわったところはどこですか?」宮本氏「わかりやすく、マリオ大好きな人たちが観にきて、これは自分の大好きなマリオだと思ってもらえるかどうかにこだわりました。このスクリーン上で人間として違和感がないように観てもらえるようひたすら考えました。」クリス氏「オリジナルのキャラクターをちゃんと表現できるかということに加えて、映画オリジナルの要素を加えるようにしました。大きなスクリーンでこのマリオを観た時に生きているキャラクターだと感じてもらいたいと考えました。制作陣がマリオのファンを代表して細部にまでこだわってくれた。オリジナルのデザインと良さを生かしているかということを確認しながら進めました。」宮本氏「パリにいる 600 人のスタッフもみんなマリオファン。そういった人たちに支えられていました。」

<質問③>
有野さん「マリオのゲームの思い出があれば教えてください」クリス氏「最初のマリオとの出会いは「スーパーマリオワールド」でした。会社が忙しかった頃、息子を会社に来させたくて会社にマリオのゲームを用意したことを覚えています。仕事をしながら同時に親でいることを両立させました。」

質問コーナーを終えると、本日お越しいただいたお客様へ向けて、日本版吹き替えマリオ役を務めた宮野真守さんとルイージ役を務めた畠中祐さんからの動画コメントを上映。宮野さんは「オリジナルに負けない最高の吹き替え版になるよう、僕たちみんなで頑張りました!畠中さんは「みなさんにも楽しんでいただけたら嬉しいです!」とコメントを寄せた。本作の見どころについて宮野さんは「マリオルイージにとってもみんなにとってもヒーローなんですね。でも普通の人間だからこそ、くじけそうにもなるし、負けそうにもなる、そんな等身大の部分にグッと来ました」と明かすと畠中さんも「ルイージの信じる力がすごくいいなと思いました。彼は小さい頃からマリオをヒーローと信じている。その一途さが兄弟を動かすパワーになる、ここがすごく素敵だと思いました!」と答え、最後はマリオルイージのポーズを決め、スクリーンの中から会場を盛り上げた。MC から「スーパー日本語版」といっても過言ではないこだわりがあるとか?と尋ねられると宮本氏は「せっかくアメリカと日本と一緒に作るので、最初から脚本を日本語版を同時に作っています。だから会話がすごく自然なんです。英語版と日本語版両方観てもらえると嬉しい。」と説明した。

最後に、これから作品を観るお客様に一言ずつメッセージを寄せた。
西野さん「私も観ていてマリオたちの諦めない心、何度でも立ち上がる姿に憧れながら観ていました。皆さんにも刺さると思うのでそういったところも楽しんでいただけたらと思います。」
濱口さん「昔からマリオが好きな 50 代の人たちも、マリオをこれから知る小さいお子さんたちも楽しめる。世代を超えて家族で楽しめる映画だと思います。本当にあっという間で、『マリオの世界観ってここでこう繋がってるんだ』と長年の謎も解けました。非常に見応えのある映画です」
有野さん「WBC の次は、マリオで、世界中の人たちに日本すげえぞ!って思わせてほしい。それくらい世界中の人たちに観て欲しいです。ぜひコントローラーを持って劇場に来て欲しいです!」
クリス氏「イルミネーションを代表して、宮本さんと任天堂のチームの皆様と仕事できたことを感謝しています。この特別な日本語バージョンのこの作品を本日皆様に共有させていただけることを光栄に思っています。日本の声優陣の皆様が素晴らしいお仕事をしてくださっているので、ぜひこの作品をお楽しみください。」
宮本氏「家族で来て 1 時間半、ゲーム知ってても知らなくても、あー楽しかったってなると思うので、それをみなさん体験していただき、映画館でマリオを応援してください。」

フォトセッションの際には会場中のマリオファンに拍手と笑顔で迎えられ、マリオルイージが舞台に登場!!!
西野さんの「ヒア、ウィー、ゴー!」の掛け声に合わせてゲスト全員でマリオポーズを決めると舞台袖からカラフルなテープが飛び出し、大興奮のうちに幕を閉じた。
これからどんどん暖かくなる日本に「マリオ旋風」が巻き起こることを予感させる、大盛り上がりのイベントとなった。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』概要

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はイルミネーション任天堂が共同で制作する、「スーパーマリオ」のアニメーション映画です。
監督は『ティーン・タイタンズGO!トゥ・ザ・ムービー』でタッグを組んだアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニック、脚本には大ヒット作『ミニオンズフィーバー』、『レゴ®・ムービー2』のマシューフォーゲルを起用。声優キャストには、マリオクリス・プラット、ピーチ姫にアニャ・テイラー=ジョイ、ルイージチャーリー・デイ、クッパジャック・ブラック、キノピオにキーガン=マイケル・キー、ドンキーコングにセス・ローゲン、クランキーコングフレッド・アーミセン、カメックにケヴィン・マイケル・リチャードソン、そしてブラッキーセバスティアン・マニスカルコがそれぞれ起用されています。
製作はイルミネーションの創業者で最高経営責任者のクリス・メレダンドリと、任天堂の代表取締役フェローの宮本茂が務めます。
また日本語版の吹替声優として、マリオ宮野真守ピーチ姫志田有彩ルイージ畠中祐クッパ三宅健太キノピオ関智一ドンキーコングに武田幸史が起用されています。
今作はユニバーサル・ピクチャーズ任天堂が共同出資しユニバーサル・ピクチャーズが全世界で公開。日本では 2023 年 4 月 28 日(金)に全国公開されます。

作品タイトル:『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
声の出演:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック
キーガン=マイケル・キー、セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソンセバスティアン・マニスカルコ
監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック脚本:マシューフォーゲル
製作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、宮本茂任天堂
日本語版吹替声優:(マリオ宮野真守、(ピーチ姫志田有彩、(ルイージ畠中祐、(クッパ三宅健太キノピオ関智一、(ドンキーコング)武田幸史

原題:THE SUPER MARIO BROS. MOVIE 配給:東宝東和 公開日:2023 年 4 月 28 日(金)全国公開
公式 HP:https://mario-movie.jp/
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