高温部・狭所にも常時つけっぱなしが可能な配管減肉モニタリングシステムを展開する株式会社CAST(所在地:熊本県熊本市、代表取締役 中妻 啓、以下「CAST」)は、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために経済産業省が2018年より推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムであるJ-Startupのうち、九州の取り組みであるJ-Startup KYUSHUに選定されました。
■配管減肉モニタリングシステムについて

工場の現場では、老朽化や働き手の高齢化による検査員の不足による、監視不十分が原因の漏洩・爆発事故が年々増加しています。一方、通常行われている半年~1年に1回の定期点検では、高温・高所・狭所などの過酷な環境の中で主に検査装置を持った人の手による検査が主です。ここに、常時かつ遠隔からのモニタリングを導入することで、危険な場所で、センサーを手に持ち人が検査をして回るという製造業の苦役解消を実現し、事故防止及び検査の負担を低減し設備寿命伸長を実現することが可能になります。

CASTの配管減肉モニタリングシステムは、耐熱性とフレキシブル性を有するCAST独自の圧電センサーを活用し高温環境でも壊れず常設できることが特徴で、腐食などによる工場配管やタンク等の厚み減少(減肉)を検知することができます。
本システムは従来アクセスが難しかったあらゆる場所に「つけっぱなし」が可能であり、工場配管等の以下のようなコストの削減並びに常時監視による事故の未然防止及び工場配管やタンク等の交換頻度の低減を実現できます。
1. 減肉懸念等の要監視箇所の測定の回数や手間
2. 設置箇所が高所の場合の足場設置頻度
3. 高温環境の場合の、保温材の取り外し・再設置頻度

工場配管や設備のメンテナンスに課題をお持ちの法人様は、ぜひHPからお問い合わせくださいませ。

配管減肉モニタリングシステムサンプル
センサーサンプル

■J-Startup KYUSHUについて
「J-Startup」は、「世界で戦い、勝てるスタートアップを生み出し、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供する」ことを掲げ、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために経済産業省が2018年より推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムです。

2020年からはJ-Startup プログラムの地域展開が開始され、九州については2021年12月より、管内の政府出先3機関・7県・3政令市・関係10組織が参加した連携プラットフォームを構築し、「J-Startup KYUSHU」の取組を開始しました。
※J-Startup資料及び九州経済産業局HPより

CASTは、昨年度の33社選定に続く二次選定15社のうち1社として選ばれております。4/18に開催されました九州経済産業局の定例プレス発表にはCAST含む2社が登壇しました。
左から 山口寛九州経済産業局地域経済部産業技術革新課長、中妻、堀ナナTensor Energy株式会社社長、苗村公嗣九州経済産業局長
左から 中妻、苗村公嗣九州経済産業局長


■CASTについて

設立:2019年9月
本店所在地:熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1(熊本大学内)
代表取締役:中妻 啓
事業内容:センサーおよび周辺機器・ソフトウェアの研究・開発・製造・販売
HP: https://cast-sensing.com/
note:https://note.com/cast_sensing

CASTでは、配管減肉モニタリングシステムやCAST独自のセンサーの開発を進めるエンジニアの採用を強化しております。HPからお問い合わせくださいませ。

配信元企業:株式会社CAST

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