日本人の国民食であるおにぎり。今回はおにぎりのレシピや豆知識を紹介しているクレハおにぎりプロジェクトの「冷凍保存用おにぎりを作るコツ」を紹介したい。


■便利な冷凍おにぎり

今回紹介する内容は、クレハおにぎりプロジェクトの公式ホームページの「おにぎり学校」で紹介されていたもの。冷凍保存したおにぎりは、時間のない朝に作るお弁当として使えたり、小腹が空いたときのおやつ代わりになったりと、とても便利なのだという。

また、冷凍保存は調理時間の短縮になるだけでなく、賞味期限を延ばす効果もあるため、食品ロスを減らすのにも効果的。しかし、家庭でよく行なわれるごはんの冷凍とおにぎりの冷凍には大きな違いがあるようだ。


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■NGな具材とは

というのも、おにぎりは通常の炊いたごはんと違って具材が入っている。この具材には冷凍に向き不向きがあるそうで、具材によっては冷凍するとおいしさが損なわれてしまうこともあるようだ。

ちなみに、冷凍おにぎりに適した具材は塩昆布や梅干し、さけやわかめ。一方で適さない具材はツナマヨなどは、油分が多く解凍時に水分と油分が分離してしまうことが多いという。


■冷凍おぎにりを作るコツ

冷凍おにぎりを作る際のコツは全部で3つあるそう。1つ目は、解凍時に起きがちなごはんのパサつきを防ぐために、適度の油分を加えること。具材では油分はNGなのだが、ごはんには必要らしくサラダ油ごま油を少量かけると良いようだ。

2つ目は保存性を高めるために酢を加えること。3つ目は空気に触れないように冷凍保存すること。これはラップを使うことで空気に触れずにおにぎりを作れるのに加えて、冷凍焼けやにおい移りをさらに抑えることができるようだ。

ちなみに、冷凍したおにぎりの保存期間は約1か月。消費できる量を調整した上で作ってみることをオススメしたい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也

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