チェルシーのフランク・ランパード監督が、レアル・マドリー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

18日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでホームにマドリーを迎えたチェルシー。1stレグは2-0で落としており、逆転突破には最低でも2点が必要となった。

成績不振でグレアム・ポッター監督を解任しながら、暫定的に就任したランパード監督体制下では公式戦3連敗と効果なし。それでも、この試合はアグレッシブさを見せて圧倒する。

前半からマドリーを押し込んでいくチェルシー。しかし、不調の要因でもある決定力が全くない。チャンスを作れどゴールが遠いまま試合が進むと、徐々にマドリーも盛り返してこう着状態に。ゴールレスで迎えた後半もチェルシーはチャンスを生かせず。すると少ない決定機を生かされ、ロドリゴ・ゴエスに2つのゴールを奪われ、0-2で敗戦。2戦合計0-4で敗退となった。

非常に良い戦いを見せながら、結局4連敗となったチェルシー。それでも、ランパード監督は内容を称えながらも決定力不足に落胆。それでも、今の自分たちの立ち位置を考えれば、ポジティブだとした。

「我々は60分間本当に良いプレーをした。個人的には、最も調子が良く、この試合で我々に求められるものに最も適したチームを選んだ、彼らはレアル・マドリーと戦えることを示した」

「彼らがゴールを決め、2戦合計3-0となった時点で、我々は同点に追いつくためにいくつかの変更を加えなければいけなかった。おそらく、そこから試合がどう展開するかは予想されていただろう。数分間は、我々はとても良かったと思う」

「そうは言っても、このレベルで我々のように本当に良いチャンスを迎えた場合は、それを掴まなければいけない。」

「私は負けた時のパフォーマンスをあまり称賛するタイプではないが、今どこにいるのか、どういうポジションかを考えると、確かにポジティブなものはいくつかあった」

「チームには大きなエネルギーと大きな組織があり、レアル・マドリーに多くの問題を引き起こした。我々の試合で欠けていたものはゴールだけだった」

「我々が見せた試合は、まさに私が望んでいたものであり、その60分間で1ゴールか2ゴールが、試合の様相を変えただろう。我々にはそれができなかったが、彼らはとてもクリニカルで、このような結果を見ることとなった」

とはいえ、これで公式戦4連敗。結果だけを見れば、悪化の一途を辿っている。それでもランパード監督は前を向き、今日のような試合を見せて行きたいと意気込んだ。

「次のステップは、明日は休みであり、木曜日に再び仕事に戻り、ブレントフォード戦に向けて仕事をする。我々は多くの成功を収めてきており、人々はチェルシーの今シーズンについて色々考えるだろう」

「現実的に、このクラブは復活する。仕事と少しのプロセスは必要だが、ファンは今日のパフォーマンスを高く評価してくれた。それにしがみついて、シーズン終了まで結果やパフォーマンスを出し、来年に向かってまた頑張らなければいけない」

バイエルンvsマンチェスターC、チェルシーvsRマドリードなど
チャンピオンズリーグWOWOWで全試合独占生放送&ライブ配信!
放送予定など詳しくはこちら

サムネイル画像