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 キツネは猫と犬の混ぜ合わせたような愛くるしい性格を持っている。アメリカ、ミネソタ州にあるキツネの保護施設「SaveAFox」で暮らすキツネのディクシーはおしゃべりで、茶目っ気たっぷりでいたずら好きだ。

 ある日のこと、施設運営者のミカイラさんが、キツネたちの様子を撮影しようと地面にスマホをセットした。

 するとディクシーがそれを発見し、口にくわえてキャッキャ言いながら走り出していったのだ。ミカイラさんが必死にディクシーを追いかけていくと、ディクシーは地面にスマホを埋めようとしていたという。

【画像】 盗んだスマホをくわえて走り出すキツネ

Dixiedo fox runs away with my phone. Tries to bury it.

 ミネソタ州にあるキツネの保護施設「SAVEAFOX」では、毛皮工場にいたキツネや、飼育放棄されたり、傷ついたキツネを救出し、施設内で健康状態を管理し、スタッフたちが愛情をもって適切なケアとしつけを施している。

 人慣れしてしまったキツネを野生に返すことは厳しいので、一度保護されたキツネは、正しい知識と環境が整っている里親希望者に譲渡するか、この広い敷地内で暮らしていくこととなる。

 ディクシーも救出されたキツネの1匹だ。彼はとてもやんちゃで賢く人懐っこい。おしゃべり好きでスタッフと遊ぶのが大好きだ。

 そんなある日のこと、施設運営者のミカイラさんがスマホを地面に置いて、キツネたちが楽しそうに遊んでいる姿を撮影しようとしていた。

・合わせて読みたい→やせいのキツネがあらわれた!「➡写真をとる」を選択したところ大切なものを盗られてしまいましたっていう。

 すると、そのスマホに目を付けたのはディクシーだ。ディクシーはスマホを口にくわえると、そのまま走り去ってしまう。

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キツネはスマホを埋めようとしていた

 ミカイラさんは必死にディクシーのあとを追いかける。ディクシーはスマホを持って逃げる途中で、何度も振り返る。

 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(捕まえられるものなら、捕まえてごらんよ)」とばかりに、ミカイラさんとの追いかけっこを楽しむかのようにキャッキャと声を上げている。

 その間もスマホは録画モードとなっており、ディクシーの顔や足音が映し出されていた。なんとディクシーはスマホを埋めようとする場所を探していたようだ。

 ディクシーは土の上に穴を掘り始めようとしたところで、ミカイラさんが追いついた。

 「見つかっちゃった?てへ」的態度を示すディクシー。このかわいらしい仕草に怒るわけにもいかず、ミカイラさんはディクシーをひとしきり撫で、無事スマホを取り返すことに成功したようだ。

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 「SAVEAFOX」のウェブサイトではキツネたちのことをこう紹介している。

キツネは愛情深く、人に懐く子も多いけど、とてもやんちゃな動物です

 彼らは自分のものにしたいと思うものを何でも盗もうとします。とても賢くてクリエイティブで、いつも私たちは彼らに笑わせてもらってますせることができます

 この動画は現在までに1480万回以上再生されており、多くのコメントがよせられた。

ー「ディクシーは本当に可愛い!でもスマホは大事にね!」

ー「ディクシーの顔が最高。自分が何をしているか分かってやってるね。ミカイラさんをからかって遊びたかったのかな」

ー「ディクシーはスマホを埋めようとした時に笑っているように見えた。彼はいたずら好きなキツネだね」

ー「ディクシーはスマホを返すつもりがなかったんだろうな。彼は自分のお宝を見つけたと思って誰にも見つからないように埋めようとしたんだよ」

 多くの人々がディクシーいたずらを楽しんだようだ。だが同時に、キツネがペットとして飼われることや、毛皮産業に対する問題意識も高まっている。

 キツネは野生動物であり、人間と暮らすことに適応できない個体もいる。

 「SAVEAFOX」では、キツネを救出するだけでなく、キツネに関する正しい知識や情報を広めることも重要だと考えている、

written by parumo

 
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いたずら好きなキツネ、スマホをくわえて走り出し地面に埋めようとする