リバプールのブラジル代表FWロベルトフィルミノ(31)にメジャーリーグサッカー(MLS)行きの可能性があるようだ。

2015年にホッフェンハイムからリバプールへ加入して以来、“フロントスリー”の一角として数多くのタイトル獲得に大きく貢献したフィルミノ。しかし、昨シーズンからベンチを温める試合が増加すると、今夏で満了となるリバプールとの契約交渉は停滞し、3月に代理人が今季限りでの退団を明言した。

今シーズンも公式戦33試合に出場して11ゴール5アシストを記録するブラジル代表FWは今夏の人気銘柄となる可能性があり、これまでにレアル・マドリーアトレティコ・マドリーインテルローマの関心が取り沙汰されている。

しかし、イギリス『ミラー』によると、フィルミノは夏にアメリカ行きを選択する可能性もある模様だ。MLSセントルイス・シティがブラジル代表FWの獲得を熱望し、すでに選手側と接触したという。

セントルイス・シティのスポーツ・ディレクターであるルッツ・ファンネンシュティール氏はかつてホッフェンハイムにいたことがあり、フィルミノとの面識もあることから、クラブはこの繋がりが有利に働くと期待しているようだ。

セントルイス・シティは2019年に創設された新興チームでありながら、MLSのウェスタン・カンファレンスで8試合を消化して首位をキープ。クラブは知名度向上を目指し、今夏の移籍市場でスター選手の獲得を望んでいる。

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