Tokyo (2023年4月21日) – 南カリフォルニアを拠点とするグローバルライフスタイルブランドのUGG(R) (a division of Deckers Brands [NYSE: DECK])は、2023年のアースデイ(地球の日)のテーマである「Invest in our Planet(私たちの地球への投資)」に準じて、地球へ何をどのように還元するかとともにブランドがチャレンジする今後の課題を共有します。目に見える進化とともに透明性と説明責任を重視する姿勢は揺るぎませんが、私たちはまだ多くのやるべきことがあると理解しています。

リジェネラティブ(環境再生)に焦点を:100万エーカーを目指して
UGG(R)は、2025年までに環境再生型農業によって100万エーカーの農地を回復させることを公約しており、すでに2年間で31万エーカーの修復を実現しています。その土地の条件に合わせた自然放牧の実践や、土着の植物を植えるなど、土壌の健全性を高め、生態系の回復力を向上させるアプローチを行うことで、土壌は大気中の炭素をより多く吸収することができるようになります。100万エーカーがどのくらいか想像がつかないかもしれませんが、テニスコート約1,600万面分の地球が修復されるとお考えになるとその規模が分かり易いかと思います。

廃棄物の削減:ウールのアップサイクル
多くのブランドが、デッドストックの生地やペットボトルをリサイクルナイロンに転換するなど、廃棄物処理場から素材を転用することを語っています。UGG(R)は、長い間副産物と考えられていた素材が大量に存在することに着目しました。皮革に加え、今ではウールの再利用でも業界をリードしており、バージンウールの使用量をわずか2%にまで抑え、水やエネルギーの使用量、CO2排出量も削減しています。これまでも望ましい素材について言及してきましたが、UGG(R)のフットウェアに使用される素材の半分以上がリサイクル、再生可能、リジェネラティブ、または認証された天然由来の素材です。この分野についてもUGG(R)の次の大きな一歩にご注目ください。

水使用量の削減: 3分の1以上の削減を目指して
持続可能な資源に注目が集まる中、ファッション業界における水の使用については忘れられがちかもしれません。しかしながら、水不足はすでに世界の人口40%以上に影響を及ぼしており、水質汚染や水使用による影響を無視することはできません。私たちが最も水を使用するのは製品の製造段階です。そのため、UGG(R)はサプライヤーと協力し、製品を染める、浸す、すすぐという工程における代替手段を模索し、廃水管理を向上させるための新しい技術の追求まで、製造工程全体を通して水の使用量を抑えるソリューションの導入に取り組んでいます。これまでにUGG(R)は、節水と再利用により、2019年以降、フットウエア1足あたりに使用する水の使用量を37%削減しています。

二酸化炭素排出量の削減 :カーボンフットプリントの削減
水と気候変動は複雑に関連しています。地球の気温上昇は、降雨に直接的な影響をもたらし、海洋酸性化が進むと淡水が枯渇し、異常気象が頻発するようになります。UGG(R)のサプライチェーンからの二酸化炭素排出量を単に相殺するのではなく、削減するためには、多くの投資と時間が必要で、私たちは規模を拡大できる実証済みのソリューションを特定するための取り組みを進めています。UGG(R)は2030年までにフットウェア1足あたりの二酸化炭素排出量を40%削減することを目標に掲げ、2019年以降、すでに31%の削減を達成しています。これは正しい方向への大きな一歩ですが、私たちはさらなる努力により、この取り組みを加速させることができると信じています。

より長く履ける製品を: ブーツを長持ちさせるために
最も持続可能な衣服は、間違いなく修理できる衣服です。そして、今持っている靴をより長く使い続けることは、消費者としてできる最も地球にポジティブな影響を与える行動の1つです。それがUGG(R)が本社米国で靴の修理会社NuShoeと共同で靴のリペアプログラム「UGG(R)renew」を立ち上げた理由の1つであり、製品のライフサイクルを延ばすというブランドの計画にとって重要なプログラムです。リニュー、リストア、リフレッシュの3つのオプションがあり、手作業での修復とスチームクリーニングにより、ゴミを減らすことで地球を守りながら、ブーツに第2の人生を与え、お気に入りのブーツを再びご愛用いただけるようになります。※日本でも現在導入検討中です。

今年のアースデイを機に、UGG(R)はサステナブル製品の最新作、Sugarcloud Slide(シュガークラウド スライド)をご紹介できることを誇りに思います。UGG(R)のシグネチャーであるフラッフを植物由来のTENCEL™リヨセル と再生ポリエステルをブレンドした素材でアップデート。サステナブルな素材と雲のような柔らかさを融合させたこのプラットフォームスリッポンは、再生可能で成長の早いサトウキビ由来のEVA素材からつくられたミッドソールと再生ラバーを50%使用したモールドタイプのラバーアウトソールが特徴です。
また、UGG(R)は2022年10月発売のClassic Mini Regenerate(クラシックミニ リジェネレイトや2023年1月発売のTasman Regenerate(タスマン リジェネレイトから、シープスキンの素材の調達先をリジェネラティブ(環境再生型)農業を実践する農場へ変えることで、地球環境を修復しより豊かにすることに貢献するイニシアティブを継続しています。ともにUGG(R)のアイコニックなシルエットはそのままに、リジェネラティブ(環境再生型)農業を実践する農場から調達したシープスキン素材や再生可能なサトウキビから作られたEVAソールで定番のクラシックブーツやスリッポンが生まれ変わりました。
私たちは、引き続き、高品質で長持ちする製品の製造に全力で取り組みながら、環境再生型農業への投資を通して、未来の世代のために農地と環境の保全や修復を進めていきます。責任ある材料からつくられたUGG(R)の製品や取り組みに関しては公式サイト https://bit.ly/3GCSOVy をご覧ください。

また、ブランドとしてのポジティブな影響を最大限にもたらすため、日本では、2021年度より音楽家坂本龍一氏が設立した森林保全団体である一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)とのパートナーシップを締結し、日本での上記商品を含むサステナブルコレクションの売上の一部を寄付。奈良県天川村に「UGGの森」を育てるため、年間1ヘクタール(10,000平方メートル )に500本、3年で3ヘクタール(30,000平方メートル )に1,500本の植林を行い、この初動3年間の植林活動だけでも今後20年間で約171.3トンの二酸化炭素を吸収する試算になります(※林野庁の森林整備見える化計算シートの数値を適用)。

About UGG(R)
1978年カリフォルニアの海岸でオーストラリアサーファーによって設立されたUGG(R)は、アイコニックなクラシックブーツで知られるグローバルライフスタイルブランドです。ハリウッドセレブリティに続き、ファッションエディターに愛用され、やがて世界中に広がりました。以来UGG(R)は、品質、クラフトマンシップに対する妥協のない姿勢を貫きながら、フットウェア、アパレル、ファッション小物、ホームウェアのデザインと販売を手掛けています。UGG(R)は、環境と社会に配慮したブランドとして、社会的公正と経済的包摂、そして環境の修復のために全力で取り組んでいます。世界各国の一流小売業者と提携しながら、ニューヨークサンフランシスコロサンゼルス、パリ、ロンドン、東京、上海、北京などの世界主要都市に、コンセプトストアやアウトレットストアを展開し、年間15億ドルを超える売上高を実現しています。詳しくは、 https://www.ugg.com/jp/ @UGGJAPANをご覧ください。#UGGJapan

About more trees
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家坂本龍一氏が設立した森林保全団体です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすために、100名以上の賛同人とともに2007年に設立されました。国内外20か所に「more treesの森」を展開し、地域と協働で森林保全を行うほか、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指したさまざまな取り組みを行っています。詳しくは、www.more-trees.org/ をご覧ください。

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【クレジット】
UGG(R)/ Deckers Japan
TEL: 0120-710-844
URL: http://www.ugg.com/jp/
キャンペーンおよび商品画像:https://xgf.nu/nb7w

配信元企業:Deckers Japan合同会社

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