ソフトバンク打線を圧倒した佐々木朗。最速164キロの速球を武器に8三振を奪った(C)Getty Images

 まさに圧巻のピッチングだった。

 ロッテ佐々木朗希4月21日ZOZOマリンスタジアムで行われたソフトバンク戦に先発。7回3安打無失点の好投で、今季3勝目を挙げた。この日は今季ワーストの3安打を許したが、後続をきっちり抑え、開幕から3試合登板で計20イニング連続無失点という離れ業をやってのけた。防御率はもちろん、0・00を継続中だ。

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 最速164キロをマークしたのは、7回のことだった。先頭打者の栗原陵矢に対し、0-2と追い込んでからの3球目、うなりを上げるような高めのストレートで空振り三振に切って取った。

 首位のソフトバンク相手に付け入る隙を与えず、8奪三振を奪った快投には、米メディアも感嘆の声を挙げている。メジャーリーグのあらゆるデータを紹介している専門サイト『Codify Baseball』は、公式ツイッターを更新。「ロウキ・ササキのここまでの成績:20イニング、30奪三振被安打5、3四球、0失点」と記録を並べた上で、「完全に正気じゃない」と絶賛した。

 また、『WBC Central』ポッドキャストのホストを務めたショーン・スプラドリング氏は「ロウキ・ササキNPB最強打線(ソフトバンクホークス)を完全に制圧した」の言葉とともに佐々木朗の成績を並べ、「この男はまだ21歳だ」と褒めちぎっている。

 先のWBCでの好投もあり、世界からの注目度も高まっている佐々木。日本が誇る”令和の怪物”が、進化を止める気配はない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「この男はまだ21歳だ」佐々木朗希の”20イニング無失点&8K快投”に米驚愕!「正気じゃない」