”MLBナンバー1投手”の座も見えてきた。
エンゼルスの大谷翔平が現地4月21日(日本時間22日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのロイヤルズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。7回102球を投げて被安打2、11奪三振、2四球の無失点に抑え、2-0の勝利に貢献した。
【動画】圧巻の11奪三振!大谷翔平が支配的な投球を見せたロイヤルズ戦のハイライト
そのピッチング内容は、まさに圧巻だった。
切れ味抜群のスイーパーを軸に、初回を三者連続三振に切って取ると、3回、4回と併殺打を打たせて無失点を継続。さらに、6回無死一塁からは6者連続三振と手が付けられない快投を披露した。
この結果、大谷は防御率0・64と被打率・092でMLB両リーグトップ、奪三振は38でア・リーグトップに立ったと米スポーツ専門局『CBSスポーツ』が伝えた。また、無双状態とも言える大谷のピッチングを、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も「地球上で最も才能のある野球選手」と絶賛している。
先日、MLB公式サイトが発表した「先発投手のパワーランキング」で、ヤンキースのゲリット・コールに続く2位に選ばれた大谷。その選出の正しさを証明するようなパフォーマンスを披露して今季3勝目を挙げた。このまま状態をキープできれば、自身初のサイ・ヤング賞も現実味を帯びてきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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