連続テレビ小説らんまん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。島崎和歌子が、4月24日(月)放送の第16回から登場することが発表された。高知県出身の島崎が連続テレビ小説に出演するのは、「すずらん」(1999年)以来二度目となる。

【写真】演説会に参加する島崎和歌子“喜江”たち

■「らんまん」とは

同作は高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、そして激動の大正・昭和を舞台に、植物学者・槙野万太郎(神木隆之介)が植物学の道を情熱的に突き進んでゆくさまを描く。

■演じるのは、通称「民権ばあさん」

今回島崎が演じるのは、政治結社「声明社」を支援する女性・楠野喜江(くすの・よしえ)、通称「民権ばあさん」。女性に参政権がないことをおかしいと思い、演説会に参加している役どころだ。

島崎和歌子コメント

――出演が決まった時の感想を教えてください。

昨年、牧野富太郎先生が朝ドラのモデルになると聞いて、高知県民にとってはとても身近な方なので驚いていました。その「らんまん」に出演できることになりうれしかったです。私は「民権ばあさん」と呼ばれる、はっきりと自分の意見を言う土佐の女性を演じさせていただいたのですが、高知の女性は黙っていられないので役作りいらずでした(笑)。

――実際に「らんまん」の撮影に参加していかがでしたか?

万太郎役の神木隆之介さんと、「声明社」のリーダー早川逸馬役の宮野真守さんが登場する演説会のシーンは迫力があって、演じつつも見入ってしまいました。寒くて乾燥している時期に撮影したのですが、宮野さんは何度撮影しても最後まで同じ声量で声がかすれないのがすごかったです。プロだなと思いました。そういった方々とお仕事ができて刺激になりましたし、撮影現場は楽しかったです。

――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

高知県はとても自然が豊かな場所です。年齢を重ねて、牧野先生が「植物を愛せるのは平和なこと」とおっしゃることの意味が分かりました。とても贅沢な環境で私は育ったんだなと思います。「らんまん」で高知県の景色を見て、朝から癒やしを感じていただけたらうれしいです。これをきっかけに高知にぜひ遊びに来てください。

「らんまん」に出演する島崎和歌子/(C)NHK