美 少年の岩崎大昇、那須雄登、藤井直樹、金指一世が主演を務めるドラマ「春は短し恋せよ男子。」(毎週月曜深夜0:59-1:29、 日本テレビほか※HuluTVerでも配信)が、4月24日にスタートする。この度、岩崎、那須、藤井、金指にインタビューを行い、それぞれが演じる役どころや本作品への意気込み、4人の仲良しエピソード、今“恋”をしているものなどを聞いた。

【写真】仲良くふざけ合う姿がかわいい!美 少年の岩崎大昇、那須雄登、藤井直樹、金指一世

同ドラマは、椎葉ナナによる同名漫画をドラマ化した、恋愛に縁がない男子高校生4人組の恋心が連鎖していく青春ラブストーリー。太陽(岩崎)、青(那須)、偉人(藤井)、刀磨(金指)は、“恋愛なんてする方がダサい”と思いながらいつもつるんでいる仲良し4人組。ある日、女子の本音(心の声)が聞こえてしまう太陽が、“心の声がない女子”を好きになる。

■「太陽は絵にかいたような男子高校生。でも、普通の子とは違う部分があって…」

――今回演じる役柄は、どのようなキャラクターですか?また、ご自身と似ているところや共感できる部分がありましたら教えてください。

岩崎:太陽は絵にかいたような男子高校生という感じ。すごく明るく快活で、男子高校生特有のバカっぽさもある男の子です。でも、普通の子とは違う部分があって、女子の心の声が聞こえてしまうという特殊能力を持っています。太陽にはお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんの性格の裏表を見てきたことで声が聞こえるようになりました。僕も姉がいるので、家族構成は似ているのですが、心の声は全く聞こえません(笑)。その点は、太陽と大きく違うところなので、聞こえる様子やそこからの成長を頑張って演じたいです。

那須:僕が演じる青は、クールで女性からモテる一面がありつつ、4人でいるときはすごく自然体で、抜けているところもあるというキャラクターです。女性から人気があるけど、容姿を見てすぐに告白してくる人をそんなに良く思っていなくて。青のせりふに「恋愛なんて面倒じゃん」という言葉があるのですが、その思いが4人の中でも強い方だなと思いました。共通点は何だろう…、あんまりないんですけど、僕はグループでのメンバーカラーが青なので、シンパシーを感じています。

■「共通点が多いからこそ、僕が演じる偉人の良さが出せればいいな」

藤井:偉人は心配性で、普通であることにコンプレックスを感じているキャラクターです。僕は、学生の頃は成績も運動神経も普通で、自分に注目が集まることに緊張しちゃうような性格だったので、似ている部分は結構多いなと感じます。4人でいるときに、一歩引いてみんなを見ながら「居心地いいなあ」と思うところも似ていますね。共通点が多いからこそ、僕が演じる偉人の良さが出せればいいなと思います。

金指:僕が演じる刀磨は、4人の中では一番真面目でしっかりしていて、太陽の恋愛相談に乗ったり、勉強のサポートをしたりする頼れる存在です。刀磨は数学が得意なんですけど、恋愛は合理的じゃないと思っていて、興味を持っていないんです。でも、ある女の子と出会うことで感情が変化して、恋愛にちょっとずつ興味を持ち始めるので、そういう感情の移り変わりを頑張って演じたいと思います。刀磨と似ているところはあまりなくて、僕はボケたりはじけてたりすることが多いので、性格的には真逆です。だけど、的確なツッコミやみんなを引っ張っていくような刀磨のキャラクターをちゃんと演じられたらなと思っています。

■「(今回出演しない)2人の分も含めて、美 少年として4人で頑張りたい」

――今回は4人で主演を務められますが、それを聞いた時の心境はいかがでしたか?

岩崎:うれしかったです。いままではメンバー6人で主演をやらせていただくことが多かったんですけど、この4人、そしてこの組み合わせで主演を務めるのは初めてなので、どんなものを作れるのかワクワクしています。

那須:僕らが演じる4人は、仲良し4人組という言葉の通り、物語の最初から仲がいいんです。その空気感を出すためには、通常だと他のキャストさんとコミュニケーションを取るところから始めると思うんですけど、僕らは普段から同じグループで一緒に活動しているので、そのステップはすでに踏み終えている。なので、最初から役についてなどの深い部分を考えられるところは、グループでこの作品をできる良さだなと思いました。

藤井:恋愛モノの作品に出演するのが初めてなので、ドキドキしている部分もあります。また、メンバー6人でやりたい気持ちもあるのですが、(今回出演しない)2人の分も含めて、美 少年として4人で頑張りたいなと思います。

金指:この4人でというのは新鮮なんですけど、それぞれキャラクターが全然違うので、演じていく上で違う個性を発揮しながら頑張りたいです。見ている人も「この子がいいな」とか、「私はこの子がいい!」という感じで推しを決めて見たり、関係性の変化を楽しんだりしてくれるとうれしいです。

――今回は“仲良し男子高校生4人組”のお話ですが、皆さんが「僕たち仲良しだな」と感じたエピソードを教えてください。

岩崎:6人でいるときも、4人でいるときも変わらず盛り上がるんですけど、どっちでも藤井くんが常にいじられていますね(笑)。藤井くんを中心に盛り上がっています。

藤井:うれしいような複雑な気持ちなような…(笑)。飲み物を買いに行ったり、ご飯を食べに行ったりするときに、よくみんなで一緒に行っています。

■撮影現場で盛り上がったエピソードは?「アドリブのシーンが多いので…」

――学生時代に憧れていた青春のシチュエーションを教えてください。

岩崎:一緒に登下校するのは憧れますね。好きな子とでも、仲の良いいつものメンバーとかとでも。でも、やっぱり好きな子とだったら最高ですね。寄り道とかしたいです(笑)。

那須:僕は男子校だったので、生まれ変わったら共学に行きたい気持ちがありますね。あと、中学生の時は文化祭に出られたんですけど、高校生の時は準備だけの参加になってしまったので、当日参加したかったなって。それが高校生活で唯一の心残りなので、生まれ変わったら文化祭を楽しみたいです。

藤井:寄り道とか、放課後とかですかね。僕は、高校生の時にはすでにジャニーズJr.として活動していたので、学校が終わった後にカラオケしようぜ!みたいな経験がなかったから、憧れがあります。

金指:僕も中学校に入学してすぐに事務所に入ったので、部活にちゃんと入ったことがなくて。なので、部活の先輩・後輩という関係で恋が始まるとか、そういうのはいいなって思います(笑)。

――撮影現場で盛り上がったエピソードを教えて下さい。

藤井:アドリブのシーンが多いので、楽しくやっています。この間は、教室でゴルフをして盛り上がりました。

那須:ここの3人(那須、藤井、金指)はアドリブのシーンが多いから、何をやるかを事前に話し合ったりしているよね。

金指:じゃんけんとかね。

那須:そう!誰が勝つ、負ける、あいこを何回やる、とかそういう細かい勝敗も、全部僕たちが決めているんです。どっちが勝つんだっけ?みたいになって、意外と難しいよね。

金指:毎回間違えちゃう(笑)。でも、楽しいです。

■「教室に女子がいることが信じられなくて(笑)」

――撮影していて、特に青春を感じたシーンはありますか?

岩崎:掃除のシーンは、懐かしい気持ちになりました。学校でみんなで掃除をするなんて、中学生の時以来だったので。

那須:掃除のシーンは、たしかに青春を感じました。みんなで班に分かれて、それぞれ担当があって…。学生ならではだよね。

藤井:音楽室や保健室など、全てが懐かしく感じます。年齢を重ねるごとに、学校がどんどん遠いものになっていく気がしちゃいますね(笑)。

岩崎:上履きとか下駄箱とかもね。上履きって、そういえばこんなきつかったんだ、とか。どこを切り取っても青春です。

金指:保健室で撮影をするシーンがあったんですけど、保健室って学校ならではだなって思いましたね。あとは、シンプルなんですけど、教室で授業を受けている時間。ノートに書き留める感じが、「あー、学生してるな」って青春を感じました。

岩崎:他にも、今日はお弁当を外で食べるシーンを撮影したんですけど、あれは絵に描いたような青春でした。

那須:たしかに。僕はいつも言っているんですけど、男子校出身だから、教室に女子がいることが信じられなくて(笑)。こういう世界線もあったんだな、やっぱり生まれ変わったら共学に行きたいなと感じます。

――今、“恋”しているものは何ですか?

岩崎:最近はラジオをよく聞いています。何か作業をするときに、ラジオを聞きながらやるっていうのが定番です。すごく面白いラジオ番組があって、それをずっと聞いていますね。

那須:スニーカーを買うことです。もともと金指がスニーカー好きでおすすめのアプリを教えてくれて、それがきっかけでいろいろチェックするようになりました。

藤井:僕はお香ですね。この間、雑貨店に行ったときにお香を見つけて、そこでお香とスタンドを買いました。でも、そのお香とスタンドのサイズが合わなくて、スタンドはインテリアになっています(笑)。

金指:僕は温泉です。温泉がめちゃくちゃ好きで、頻繁に行っています。何も考えないでお風呂にゆっくり浸かっている時間も好き。最近だと、黒湯っていうサラサラとした温泉があるんですけど、それにはまっています。

■もし実際に親友が恋のライバルになったら…

――この春が終わるまでに挑戦したいことを教えてください。

岩崎:お団子でも食べながら、ゆっくりお花見したいですね。

藤井:春キャンプしたいです。気温もちょうどいいし、桜を見ながらとかも楽しそう。夜は冷えるから、焚き火であったまりながら夜空をゆっくり見上げたりしたいですね。

金指:みんなでサイクリングしたいです。行く場所は特に決めずに、気持ちのいい風を感じながらサイクリングしたい!

那須:みんなが言っていたことを全部やりたいです!(笑)

――ストーリーと同様、もし実際に親友が恋のライバルになった場合、「友達の恋を応援する派」「自分の思いを諦めない派」のどちらですか?

岩崎:応援は…できないですよね(笑)。自分の気持ちに素直に、諦めないです。

那須:僕も応援しないです!

藤井:応援はするけど、諦めることもしないです。選ぶのは相手なので、良きライバルとして頑張ります。

金指:諦めないですね。親友だからこそ、同じ人を好きになっても逆に気にならないかもしれないです。

――もしメンバーに恋の相談をするとしたら、誰に相談しますか?

岩崎:いないですね(笑)。でも、強いて言うなら金指かな?(笑) どんなアドバイスをくれるのか気になります。

那須:僕は藤井くんかなぁ。僕とは違う視点で考えてくれそうなので。

藤井:僕も那須と全く同じ理由で、那須に相談したいなって思います。男子校育ちならではの、ちょっとガツガツした感じがありそうなので、その意見を聞きたいです。

金指:僕は大昇ですね。お互いに、趣味や好きなものの話題を共有し合ったりすることが多いので、相談したら僕が求めていることを言ってくれそう。

岩崎:どんと来いよ!

金指:いや、やっぱり相談するのはやめておきます(笑)。

■アリーナツアー&ドラマ撮影など大忙し!美 少年が息抜きの方法を明かす

――アリーナツアーやドラマの撮影に大忙しな皆さんですが、息抜きの方法を教えてください。

岩崎:ご飯をちゃんと食べることです。友達とご飯を食べてたくさん話したり、いっぱい食べたりすることが息抜きになります。

那須:僕も友達とご飯を食べることですね。仕事と全く関係のない話をしたりして、考えていたことから一度離れると、再び仕事のことを考えた時に違う視点で見ることができるようになったりするので。他の人の話を聞いている時間もリフレッシュになりますね。

藤井:ジムに行ってからサウナに入ることです。運動をして汗をかいて、さらに追い込むようにサウナで汗をかく。運動をしている間は、考えていることを一度忘れられるので。頭をすっきりさせた後に、何もない状態でサウナに入って整うと、シャキッとした頭で考えられますね。

金指:僕も藤井くんと近いんですけど、ジムに行って鍛えて、そのまま温泉に直行するっていうルーティンがすごく好きで。時間があるときにしかできないんですけど…。時間があまりない時は、ご飯を食べることですね。ちょっとだけ贅沢して、おいしいご飯をしっかり食べるっていうことを大切にしています。親にも、ご飯はいっぱい食べなさい!って言われて育ったので。

――ドラマを楽しみにしている読者にメッセージをお願いいたします。

岩崎:僕たち演じる4人の青さにキュンとしたり、いいなと感じてもらえたりするように頑張るので、楽しみにしていただけたらうれしいです。

那須:4人それぞれに違う胸キュンがあって、学生同士の恋愛っていいなと思うシーンもあれば、友情っていいなと思うシーンもあるので、毎週見るのが楽しみって思ってくれる人が一人でも増えたらいいなと思います。このドラマが、みなさんの日々の癒しになれるよう頑張ります。

藤井:性別や年齢を問わず共感できるような作品にできたらな、と思います。学生という期間はみんなが通っていくものなので、恋や友情の良さに共感してもらうほか、そういう恋愛をしたいなあ、したかったなあっていうような妄想も一緒にして楽しんでくれたら、すごくうれしいですね。

金指:みなさんに自分の初恋を思い出してもらえるような演技をしたいですし、僕らの演技を見てキュンとしてもらえるシーンをいっぱい作れるように頑張りたいです。4人それぞれキャラが違うので、推しを決めてもらえたらなと思います!

※岩崎大昇の崎は正しくは「立つさき」

「春は短し恋せよ男子。」第1話より/(C)NTV・J Storm