バイエルンの名誉会長であるウリ・ヘーネス氏は、フランクフルトフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(24)の獲得を熱望しているようだ。

不動のエースとして君臨してきたポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、昨夏バルセロナに移籍したバイエルン。代わりとなる本格的な9番タイプの補強を見送って臨んだ今シーズンは、すでに国内外のカップ戦で敗退し、ブンデスリーガでも現在2位と無冠の危機に立たされている。

3月ユリアン・ナーゲルスマン監督に代わって就任したトーマス・トゥヘル監督の下で今夏のスカッド整理を目指すバイエルンは、同時に新たなストライカー探しにも着手。これまでトッテナムイングランド代表FWハリー・ケイン(29)やナポリナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)の名が取り沙汰されてきた。

しかし、ドイツスカイ・スポーツ』の記者であるフロリアン・プレッテンベルク氏によると、ヘーネス氏はコロ・ムアニを特に評価しているとのことだ。依然としてクラブ内で高い影響力を持つ同氏の意向もあり、クラブは今夏の獲得に動く可能性が高いという

コロ・ムアニは昨夏にナントから完全移籍でフランクフルトに加入。チームのエースに定着すると、公式戦40試合に出場して20ゴール14アシストを記録するなど、出色のパフォーマンスを披露している。

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