チェルシーを率いるフランク・ランパード暫定監督が、イングランド代表DFリース・ジェームズと同代表MFメイソン・マウントが今シーズン残りの試合を欠場することを明かした。25日、クラブ公式サイトが伝えている。

 26日に行われるプレミアリーグ第33節ブレントフォード戦の前日会見に出席したランパード暫定監督は、ひざに問題を抱えているドイツ代表MFカイ・ハフェルツは短期離脱となることを明かした一方で、R・ジェームズが長期離脱となることを明かした。

リース・ジェームズはこの試合はもちろん、おそらく今シーズン残りの試合も出場できないだろう。リースは(レアル・)マドリード戦でハムストリングを負傷し、その試合は乗り切ったけど、その数日後に実施した検査の結果、欠場することになった」

「カイはまだ少しひざのケガに苦しんでいるので、まだ私たちと一緒にトレーニングをすることができていない。それは明らかに残念だが、来週初めにはトレーニングに戻ってくるはずだ」

 さらに、去就に注目が集まっているマウントの状態についてもランパード暫定監督は言及。ケガが長引いていることから手術を受けることになったとし、今シーズン残りの試合を欠場する可能性が高いと語った。

「メイソンは残念ながら、リースと同じだ。今シーズン最後の試合に間に合う可能性もあるが、それも確かではない。メイソンはかなり長い間この骨盤のケガを負っている。間違いなく私が来る前からね。彼は努力してきたし、医療スタッフも努力してきた。だけど、私たちは今、彼が小さな手術を受ける段階まで来ており、おそらく回復するまで4週間はかかると思う」

長期離脱となったマウントとR・ジェームズ [写真]=Getty Images