55年に渡って愛されてきたキャラクター、ゲゲゲの鬼太郎の誕生を描く、水木しげる生誕100周年記念作品『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。このたび、本作の公開日が11月17日(金)に決定した。あわせて、ティザービジュアルも解禁となっている。

【写真を見る】昨年解禁された、座敷牢の中で煙草を吸う鬼太郎の父と謎の男の姿を捉えたビジュアル

鬼太郎の父と水木をメインキャラクターとして、鬼太郎の誕生と、目玉おやじの秘密を軸に、シリーズの隠された謎に迫る本作。『劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』(08)の監督も務めた古賀豪がメガホンをとり、テレビアニメ「マクロスF」などの吉野弘幸が脚本、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(20)で副監督を務めた谷田部透湖がキャラクターデザインを担当する。キャスト陣には、テレビアニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」で鬼太郎を演じた沢城みゆき目玉おやじを演じた野沢雅⼦ねずみ男を演じた古川登志夫の出演が発表されている。

今回解禁となったのは谷田部透湖が描き下ろした本作のティザービジュアル。主人公である着物姿の鬼太郎の父と、歩兵銃を持ったスーツ姿の水木が、複数の地蔵の間に立っている姿が切り取られている。今回のビジュアルでついに、これまで大人になった鬼太郎の姿ではないかと憶測を呼んでいたキャラクターが、鬼太郎の父であることが明かされた。対して、今回のビジュアルで初公開となったもう1人の主人公である水木は、一見スーツ姿でサラリーマン風だが、日本軍が戦時中に使用していた三八式歩兵銃を肩に担いでいるという姿となっている。また、おなじみの黄色と黒のちゃんちゃんこ、下駄姿の鬼太郎の姿もとらえられている。

ビジュアルの、鬼太郎の父と水木、地蔵群に降りかかった大量の返り血はなにを意味しているのだろうか?「原点にして最恐」のキャッチコピーとともに、歴代シリーズで、最も恐い鬼太郎であると関係者が語る本作に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

多くの謎が浮かび上がる『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』ティザービジュアルが到着/[c]映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会