かつては世界屈指のストライカーとして活躍していたものの、現在はスイスリーグシオンプレーしている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ

才能については素晴らしいものを備えていたが、ピッチ外でのトラブルや振る舞いがメディアを賑わせることが多く、落ち着かないキャリアを過ごしてしまった。

そのため、サッカー界では歴史上屈指の「才能を無駄にしてしまった選手」として伝えられることも多い。

ただ、32歳になった彼は今回ポッドキャストの「Muschio Selvaggio」で自分のキャリアを振り返りつつ、以下のように語っていたという。

マリオ・バロテッリ

「どこの職場でもそうだが、全員を仲間にしなければならない。キャプテンは選手たちを夕食に招待し、『もう一度試合を振り返ろう。どうすればもっとうまくやれたか、自問自答してみよう』とするものだ。

チームとしていい関係を築いていれば、勝つ可能性は高くなる。2010年にチャンピオンズリーグを制覇したインテルでもそうだった。緊密なチームこそがすべての成功の秘訣なんだ」

イングランドでは、俺は2~3回車で事故を起こしてしまった。あるとき、オレの前でいきなり急ブレーキをかけてきた車があったんだ。そしてぶつかった。すると、相手は『お前のせいで事故になった』と言いがかりをつけてきた。

今はもうスーパーカーへの情熱は失ってしまったよ。フェラーリランボルギーニなどを売却した。

ガレージにはRSQ8(Audi RS Q8)、アバルト500、ニッサGTRニスモがある。でももうアバルト500は売却の手続きが進んでいる」

かつては様々な高級車を買い揃えていたカーマニアだったバロテッリ。しかし今やその車への情熱を失い、ほとんど売ってしまったそうだ。

ちなみに彼が持っているニッサGTRは1400馬力のハイパワーモデルであるという。

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なお、現在バロテッリが所属しているシオンスイス・スーパーリーグで10チーム中9位に沈んでおり、最下位までわずか1ポイントと苦戦中。バロテッリ自身も怪我によってシーズンの半分を棒に振っており、16試合で6ゴールにとどまっている。

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