浦和レッズとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝を戦うサウジアラビアのアル・ヒラルだが、こちらでもチケットの違法転売問題が発生しているようだ。

ACLは4月29日サウジアラビアで、5月6日に日本で決勝戦が行われる。すでに浦和の選手たちも現地入りし、多くの浦和サポーターも現地に向かっている。

埼玉スタジアム2002では深夜の開催ながらパブリックビューイングも開催されることに。最多4度の優勝を誇るアル・ヒラルと、2017年以来3度目の優勝を目指す浦和の戦いは注目を集めている。

しかし、浦和ではチケット販売で違法な転売が発覚。会員しか購入できない中での違法行為にクラブも厳しい対応をすると発表されていた。また、限定販売されたACLユニフォームフリマアプリなどで高額転売されるなど、モラルを問われる事象も起きていた。

そんな中、サウジアラビアサウジガゼット』によると、アル・ヒラルでも違法なチケット転売が問題となっている。

アル・ヒラルの最高経営責任者(CEO)を務めるスルタン・アル・シェイク氏は、浦和とのACL決勝に関して、違法なチケット転売が発覚したとのこと。全て無効とすることを発表した。

「アル・ヒラルは、違法な方法でチケットを入手した結果、キャンセルされた当事者への責任を一切負いません」

アル・ヒラルはチケットの転売に関して、公式プラットフォームである「Blue Store」のアプリのみとしており、それ以外から購入した人は無効とのこと。チケットは優先販売しかされておらず、公式の転売以外では手に入れられないとした。

5度目の優勝か、3度目の優勝か。アジアの頂点を決める戦いの注目度の高さを窺えるが、違法行為は避けてもらいたい。

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