セキュリティソリューションを手掛ける株式会社セキュア(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:谷口 辰成)は、当社の入退室管理システム「SECURE AC(Access Control)」で複数の非接触認証方式の提供を開始したことをお知らせします。
Suprema社の「BioStation3」を採用したことで、従来から導入していた顔認証に加え、スマートフォンやQRコードによる非接触の認証方式に対応します。
顔認証での入退室管理システムでマーケットシェアNo.1(※)を誇るセキュアは、今後も社会のニーズに応えるために認証方式の研究開発、実用化を進めてまいります。

(※)出典:富士経済「2022 セキュリティ関連市場の将来展望」

(BioStation3商品イメージ Suprema社提供)

■背景

 顔認証での入退室管理システムは、2017 年頃にスマートフォンの本人認証で採用されたことや、東京オリンピックパラリンピック関連の施設で導入が進んだことで認知度が向上しました。さらに新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって非接触での入退室管理システムへの関心の高まりが市場拡大の追い風となっています。

(出典:富士経済「2022 セキュリティ関連市場の将来展望」)

■BioStation3の概要

 「BioStation3」は屋内外での設置が可能で従来機種より47%の小型化を実現したことにより、小規模のオフィスから大規模なオフィスビル・商業施設・工場・データセンターなど、あらゆる環境で簡単に設置や拡張することができます。

 また顔認証も含めた複数の非接触方式で入退室を選ぶことができるため、従業員は顔認証で出入りを行い来客者にはQRコードを発行して入室するなど、ユーザーごとに最適な認証方式を選択することができ、運用面の効率化を図ることができます。

【主な特徴】

1. 複数の非接触式認証方法

顔・RFIDカード・QRコード(2023年6月対応予定)・スマートフォン(対応予定)などの非接触式で入退室が可能となります。

2. あらゆるドアに設置することが可能

入退室管理ターミナルの小型化を実現(従来機種の47%)。小規模オフィスから大規模エンタープライズビルまで、あらゆる環境で簡単な設置、拡張することができます。

3. 最適化された高速でスマートな AI

BioStation3」のAIアルゴリズムはNPU(※1)を使用し、AIエンジンのパフォーマンスを最大限に高めます。顔を正確かつ素早く認識し、マスク・メガネ・帽子などをつけていても高い精度で登録した人物かを認証するので、なりすましも防止します。

4. 最高レベルのプライバシー保護

BioStation3」はデータ保護を非常に重視したターミナルとなっています。

データの監視・暗号化・匿名化などのセキュリティ要件が最も厳しいプライバシー規定のひとつであるGDPR(※2)に準拠して設計し、プライバシーと生体認証データを保護しています。また、セキュアエレメント(※3)を搭載しサイバー攻撃を防止します。

(※1)NPU(ニューラルプロセッシングユニット)・・・人間の脳神経系を模したニューラルネットワークを組み込んだ人工知能専用のプロセッサー

(※2)GDPR(ジェネラル データ プロテクション レギュレーション)・・・個人データ保護やその取り扱いについて詳細に定められたEU域内の各国に適用される法令

(※3)セキュアエレメント(SE)・・・外部からの解析攻撃に耐えるセキュリティ能力を持った半導体製品の総称

■ セキュアについて

会社名 : 株式会社セキュア

所在地 : 〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル20階

代表者 : 代表取締役社長 谷口 辰成

設 立 : 2002年10月16日

URL : http://www.secureinc.co.jp/

「AI×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムに、AI(画像認識)技術を掛け合わせた付加価値の高いセキュリティソリューションを提供しています。顔認証による入退室管理システムでは、2020年、2021年と2年連続マーケットシェアNo.1を獲得(数量ベース)。中小から大手企業まで過去8,000社以上の導入実績があり、性能・コスト・安定性を考慮したシステムの設計や設置環境までの最適化をサポート。あらゆる空間の安心・安全と最適なソリューションをご提案します。

<本サービスに関するお問合せ>

株式会社セキュア 

お問合せフォーム:https://secureinc.info/contact/

配信元企業:株式会社セキュア

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