ゴールデンウィークでは、国内線国際線ともに空の便の大きな混雑が予想されます。利用者は出発のどれくらい前までに空港に到着すればいいのでしょうか。JALジェットスターに聞きました。

国内線のケース

ゴールデンウィークでは、国内線国際線ともに空の便の混雑が予想されます。この時期に航空機を使う利用者は、出発時間のどのくらい前に空港に到着すればいいのでしょうか。

フルサービスキャリアのJAL日本航空)と、同じグループのLCC格安航空会社)のジェットスター・ジャパンに聞きました。

――国内線に乗る場合、GW期間はどれくらい前に空港に到着するのがいいのでしょうか?

JAL:保安検査場を30分前までには通過いただきたいため、お預けの荷物がない場合には 出発時刻の1時間半前、お預け荷物がある場合には、出発時刻の2時間を目安に空港に来ていただけますと幸いです。

また、特殊手荷物(ベビーカー・ゴルフバッグなど)をお預けになる場合は、お手荷物のお預けに時間がかかる場合がありますので、その点もご注意いただきたいです。

ジェットスター・ジャパン:1.5時間前にはご搭乗手続きをお済ませいただくことをお勧めします。GWのご予約はコロナ禍前の水準に戻りつつあり、一部路線によってはコロナ禍前以上にご予約を頂戴しているため、保安検査場前が大変混雑することが予想されます。空港には余裕をもってお越しください。

では国際線は?ピーク日はいつなのか

では、国際線を用いて海外旅行に行くケースではどうでしょうか。

――国際線に乗る場合、GW期間はどれくらい前に空港に到着するのがいいのでしょうか?

JAL:大変多くのお客さまのご出発に伴い、チェックインカウンター・保安検査場・出国審査場など、すべてのポイントで混雑が予想されます。出発時刻の4~3時間前までに空港にお越しください。

ジェットスター・ジャパン:出発時刻の2.5時間前には空港にご到着されることをお勧めします。

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なお、JAL国内線は全方面で前年を上回る予約数を獲得しており、特に、東北・北陸方面、関西方面、九州方面が好調に推移しているとのこと。日別のピークは、下りが5月2日と3日、上りは5月6日と7日を見込んでいます。

JAL国際線はコロナ禍前の水準には達していないものの、総予約数は前年比約2.4倍に。特に、東アジア線は前年の7倍以上、ハワイグアム線は前年の4倍以上の予約が入っているとのことです。日別のピークは、日本発が4月29日、日本着が5月6日を見込んでいます。

一方ジェットスター・ジャパンでも、国内線は前年を上回る予約が入っている状況(2022年は国際線は全面運休)です。国内線の日別のピークは下りが5月3日、上りが5月6日国際線の日別のピークは日本発は4月30日、日本着が5月7日を見込んでいます(いずれも4月21日発表のもの)。

上がJAL、下がジェットスター・ジャパンの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。