ディズニー映画の世界に入り込むような体験を生み出すディズニー初の完全没入型イベント「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」が4月29日(土・祝) から、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開幕する。2022年末に北米でスタートし、日本が記念すべき海外巡回1ヶ国目。ディズニー・アニメーションが生み出した名作の映像と楽曲を通じて、ディズニーの芸術とレガシーの世界に足を踏み入れ、『アナと雪の女王』『リトル・マーメイド』『ベイマックス』などを生み出したクリエイターによる音楽、アート、そしてアニメーションに囲まれる空間を“没入体験”できる。
来場者は、ディズニー・アニメーションの宝物がすべて収められた金庫「ディズニー・アニメーション・ヴォルト」の中を旅し、世代を超えて愛されるキャラクターやストーリーがどのように形づくられたのか、それらを支えるアーティストやアニメーターについても間近で見ることができる。また、来場者の動きに連動するプロジェクションといったインタラクティブな演出も施され、没入感をさらに深めている。所要時間およそ1時間の夢と魔法のイベントだ。
会場に足を踏み入れて、まず目の前に広がるギャラリーAでは、ミッキー・マウスの案内によるオープニングを皮切りに、『ライオン・キング』『ズートピア』『アラジン』『ピーター・パン』『ベイマックス』『塔の上のラプンツェル』をメインに、各作品の主題歌をフィーチャーした、およそ20分に及ぶ歌と映像で紡がれる没入体験を堪能できる。
続くヴィランズ・ルームでは、その名の通り、『リトル・マーメイド』のアースラ、『アラジン』のジャファー、『眠れる森の美女』のマレフィセント、『ライオン・キング』のスカーといった、ディズニー作品に登場する歴代“悪役”が来場者を待ち受ける。床に仕掛けられたインタラクティブ・コンテンツもお見逃しなく。
ギャラリーBにたどり着き、歌と映像の没入体験が再びスタート。こちらも、およそ20分のプログラムになっており、『ミラベルと魔法だらけの家』『モアナと伝説の海』『アナと雪の女王2』『ピノキオ』をフィーチャー。『アナと雪の女王2』からの楽曲「みせて、あなたを」を披露される際には、シャボン玉が舞い、ギャラリー空間を幻想的に包み込む。
さらに奥に進むと現れるヴォルト・ルームでは、アニメーターズのデスクが展示されており、原画と本編の比較動画を見ることもできる。ファンにとっては、夢と魔法が誕生する過程を知る貴重な機会になりそうだ。
会期中は、開催記念として、Maison de FLEUR(メゾン ド フルール)をはじめ、ACCOMMODE、ギンザタナカ(田中貴金属ジュエリー)など人気ブランドのイベント限定デザイン商品を販売。その他にも、本イベントに登場する作品中のワンシーンをデザインしたグッズや、アニメーション制作の初期段階のモデルシートをデザインに使用したグッズなど、200種類以上の本イベント限定デザインのグッズが登場する。
また、隣接するミュージアムカフェ「THE SUN & THE MOON Cafe」では、ディズニーが運営する定額制動画配信サービス「ディズニー・プラス」とのコラボレーションメニューを提供。『ファンタジア』にインスパイアされ、魔法使いの弟子であるミッキー・マウスのローブの赤をペスカトーレ、帽子を青い皿で表現し、パスタの上に星型、月型のチーズを飾った「シーフードペスカトーレ」、『ライオン・キング』をモチーフにサバンナをイメージし、玄米入りご飯で崖、鶏肉で岩、ブロッコリーやグリーンカールで森や木々を表現した「荒野のイエローカレー」などを楽しむことができる。前期・後期でメニューが変わるので、どちらも楽しみたい。
取材・文・撮影:内田涼
<開催概要>
「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」
2023年4月29日(土・祝)~8月31日(木)、森アーツセンターギャラリー、スカイギャラリーにて開催
(前期:4月29日(土・祝)~6月27日(火) 森アーツセンターギャラリー、後期:6月28日(水)~8月31日(木) 森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー)
公式サイト:
https://dijp2023.com/
(C)2023 Disney
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