ブンデスリーガ第30節、ボーフムvsドルトムントが28日に行われ、1-1で引き分けた。ボーフムのFW浅野拓磨は78分までプレーしている。
前節フランクフルト戦をマレンの5戦連発弾などで4発快勝として首位に再浮上したドルトムント(勝ち点60)は、[4-3-3]で臨みアラー、マレン、アデイェミの3トップでスタートした。
一方、ヴォルフスブルクに5失点大敗となった15位ボーフム(勝ち点27)は、浅野が[4-3-3]の右ウイングで先発復帰となった。
試合は5分、ボーフムが先手を取る。右サイドの浅野がクロスを入れた流れからルーズボールを拾ったボックス手前右のロジラが右足ミドル。これがゴール左に決まった。
しかし7分、すかさずドルトムントが追いつく。フンメルスのロングフィードで右サイドのスペースを突いたマレンがクロス。ニアのアラーが潰れ、ファーサイドのアデイェミが押し込んだ。
追いついたドルトムントが押し込む中、26分に逆転のチャンス。ベリンガム、アデイェミとボックス内から立て続けに決定的なシュートを浴びせたが、前者はGKリエマンに、後者は枠を捉えきれなかった。
守勢のボーフは35分、浅野に決定機。ボックス右に抜け出した浅野がシュートに持ち込むもズーレに阻まれた。
1-1で迎えた後半もドルトムントが押し込む流れで推移したが、好機を生み出すには至らない。
そこで73分、ムココとロイスを投入。すると直後に決定機。ロイスのラストパスを受けたムココがシュート。だが、GKリエマンのセーブに阻まれた。さらに77分のボックス内からのベリンガムのコントロールシュートもGKリエマンのファインセーブに阻止されてしまう。
78分に浅野がピッチを後にした中、82分にはマレンがヒールシュートでゴールに迫るも枠を捉えきれず。猛攻のドルトムントは90分、CKの流れからフンメルスのヘディングシュートが決まったかに思われたが、わずかにオフサイドに阻まれ1-1のままタイムアップ。
勝ち点1獲得に留まり、今節バイエルンがヘルタ・ベルリンに勝利すると首位陥落となることとなった。
一方、残留を目指すボーフムは貴重な勝ち点1をもぎ取っている。
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