「シウマイ弁当」で有名な崎陽軒(横浜市西区)ですが、他にも「幕の内弁当」「炒飯弁当」「横濱(よこはま)ピラフ」など、さまざまな弁当を販売しています。特にどの弁当が人気なのでしょうか。弁当の人気ランキングについて、同社の広報担当者に聞きました。
ボリュームのある弁当が人気
ランキングは、2022年3月から2023年2月までの売り上げを基に、崎陽軒が集計しました。
5位は「幕の内弁当」(1120円、以下税込み)です。赤魚の照り焼き、とんかつ、エビフライなどが入った食べ応え十分な弁当です(鳥インフルエンザの影響で鶏卵原材料が不足し、必要量を確保することが困難なため、一部食材を変更)。
4位に登場したのは、「炒飯(チャーハン)弁当」(930円)です。パラッとした食感が人気のチャーハンのほか、横浜名物 シウマイ、鶏の唐揚げ、塩焼そばなどを盛り付け、ボリューム満点に仕上げた一品です(鳥インフルエンザの影響で鶏卵原材料が不足し、必要量を確保することが困難なため、チャーハンのレシピを一部変更)。
3位には「横濱チャーハン」(690円)がランクインしました。半世紀以上にわたり愛され続ける隠れた名品で、昔ながらの「ヤキメシ」風味のチャーハンが特徴です(鳥インフルエンザの影響で鶏卵原材料が不足し、必要量を確保することが困難なため、チャーハンのレシピを一部変更)。
2位は「季節のお弁当」です。季節によって中身が変わるのが特徴で、現在は「おべんとう初夏」(780円)を販売しています。弁当箱を開けると、ワラビや姫竹などの山菜とニンジンを炊き込んだ彩り豊かな「山菜ごはん」には、「フキの佃煮」と「山菜煮」をトッピングしました。
おかずには、脂がのったカレイをふんわり揚げた「カレイの黄身揚げ」、ヨモギが爽やかに香る「ヨモギ真丈煮」、一度凍結することでコリコリとした食感が楽しめる凍りこんにゃくと旬のワカメを使用した和え物などが入った、初夏の食材をふんだんに使った料理が盛り付けられています。今の季節にぴったりの一品です。
そして、1位はロングセラー商品の「シウマイ弁当」(900円)です。横浜名物 シウマイの妹分として、1954年に登場しました。崎陽軒のこだわりが詰まっており、発売以来、多くの人に親しまれています。
暖かくなり、外出するのが楽しい季節です。崎陽軒の弁当を買って、行楽地に出掛けてみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部
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