レアル・マドリードは28日、クロアチア代表MFルカ・モドリッチの負傷をクラブ公式サイトで発表した。

 発表によると、モドリッチはクラブのメディカルサービスによる診断を受け、左足大腿の負傷が判明した。同選手は29日に行われるラ・リーガ第32節アルメリア戦のメンバーから外れ、その離脱期間は未定となっている。

 レアル・マドリード5月2日に日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダと対戦。同6日、オサスナとのコパ・デル・レイ(国王杯)決勝に臨む。さらに同9日には、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグのマンチェスター・C戦も控えている。スペイン紙『マルカ』は「奇跡が起きたとしても、それらの試合にモドリッチが出場することはない」と悲観的に報じている。

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、アルメリア戦の前日会見でモドリッチの状態に言及。「(25日の)ジローナ戦で負傷し、離脱している。まだ経過観察中で、国王杯決勝に間に合うかどうかはわからない。我々にとっては痛手だが、サッカーでは起こり得ることだ。彼がシーズン中に戻ってくることを願っている。とても重要なことだからね」と同選手の早期復帰を願った。

負傷が発表されたモドリッチ [写真]=Icon Sport via Getty Images