【元記事を音楽ナタリーで読む】

ポルノグラフィティ新藤晴一(G)がプロデュースするミュージカル「ヴァグラント」のあらすじが公開された。

「ヴァグラント」は8月に東京・明治座、9月に大阪・新歌舞伎座で上演される完全オリジナル作品。大正時代の日本を舞台に彷徨う者(ヴァグラント)たちの姿が描かれる。

新藤は原案を手がけるほか、ミュージカルのために20曲以上におよぶ楽曲の作詞および作曲も担当。ミュージカルの脚本と演出は「FACTORY GIRLS ~私が描く物語~」「魍魎の匣」「October Sky-遠い空の向こうに-」といったミュージカル作品で知られる板垣恭一が手がける。ミュージカルの主演は平間壮一廣野凌大、ヒロインは小南満佑子山口乃々華がそれぞれダブルキャストで務め、水田航生上口耕平玉置成実美弥るりか平岡祐太らも出演する。

主人公はマレビトと呼ばれる芸能の民・佐之助。「ヒト様の人生に区切りをつける」ことを生業とするマレビトは“ヒト様”と容易に接触することを禁じられているが、彼はその掟を破り、炭鉱街育ちの幼馴染3人組・政則、譲治に近付こうとしてしまう。そして佐之助と幼馴染3人の運命が交錯したことで、やがて多くの坑夫たちを巻き込んだ騒動が発生していく。

※記事初出時、見出しおよび本文に表記の誤りがありました。お詫びして訂正します。

「ヴァグラント」メインビジュアル