日本人選手もプレーするドイツ。3部リーグで試合途中に審判が交代になるハプニングが起きた。
ヴェーヘン・ヴィースバーデン対メッペン戦でのアクシデントシーンがこちら。
これは痛い…。
前半20分すぎ、副審はスプリンクラーのくぼみに足をとられ、左足首を強く捻ってしまった。これで副審は続行不可能となり、ストレッチャーで無念の負傷退場。
『liga3-online.de』によれば、その後、靭帯結合部を損傷する怪我だったことが判明したそう。
ドイツ3部リーグには第4審判がいないため、スタジアムアナウンサーは審判ライセンスを持つ人がいないかを確認するアナウンスを行った。
するとオッフェンバッハという地区の審判資格を持つヤニスさんが名乗りを上げた。
それと同時に代替のレフェリーを急遽呼び寄せる案も検討されたが、スタジアム到着は間に合わないと判断。
そのため、名乗り出たヤニスさんが代役副審となり、25分間の中断を経て試合は再開された。彼はこれまで地域リーグの審判をしていたそうで、これが3部リーグでのデビューだったそう。
『Offenbach-Post』によれば、ヤニスさんは12歳から審判のトレーニングをはじめ、14歳の時には試合を担当した経験を持つ人物だそう。
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もし、代役が見つからなければ、試合はサスペンデッドになり、後日行わなければならなかったそうで、まさに救世主となったようだ。なお、ドイツ3部は来季から第4審判の導入が予定されているとのこと。
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