勝利のない最近5試合で15失点を喫しているトッテナムは、リヴァプールとの一戦には4-3で敗れた。
『Mirror』によれば、この試合中継でソン・フンミンに対する発言が物議を醸しているという。
後半立ち上がりにソンがコーディ・ガクポを止めるために強引に後ろから掴もうとしてイエローカードを提示された場面。
その際、『Sky Sports』で実況していたマーティン・タイラー氏は、「マーシャルアーツ」に例えた。
77歳の同氏はプレミアリーグなどの放送の名実況者として知られる人物。
AGUEROOOOO ⚽️ Martin Tyler! The voice of my goal on QPR. Thank you for gifting me your personal notes on this match 93:20 pic.twitter.com/Hv9OgUR0wy
— Sergio Kun Aguero (@aguerosergiokun) May 19, 2021
セルヒオ・アグエロがマンチェスター・シティを逆転優勝に導く劇的ゴールを決めた際の実況でもお馴染み。
ただ、ソンへの「マーシャルアーツ」発言は一部で問題視されているようだ。
SNS上で「ソンのタックルをマーシャルアーツと言ったが、人種的コメントじゃないのか」、「生中継でソンがマーシャルアーツをやったと言った。人種差別と感じたのは自分だけじゃないだろう」、「さりげなく人種差別的なコメントをした。英国人が反則をしてもこの言葉は使わなかったはず。余計だし、見苦しい」などと批判されている。
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この件についてSkyの広報担当は「彼は言葉遣いに気をつける必要を再認識した。悪意はなかった」とコメントした。タイラー氏はこれまでにも放送中の発言で謝罪に追い込まれたことがある。
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