勝利のない最近5試合で15失点を喫しているトッテナムは、リヴァプールとの一戦には4-3で敗れた。

『Mirror』によれば、この試合中継でソン・フンミンに対する発言が物議を醸しているという。

後半立ち上がりにソンがコーディ・ガクポを止めるために強引に後ろから掴もうとしてイエローカードを提示された場面。

その際、『Sky Sports』で実況していたマーティンタイラー氏は、「マーシャルアーツ」に例えた。

77歳の同氏はプレミアリーグなどの放送の名実況者として知られる人物。

セルヒオ・アグエロマンチェスター・シティを逆転優勝に導く劇的ゴールを決めた際の実況でもお馴染み。

ただ、ソンへの「マーシャルアーツ」発言は一部で問題視されているようだ。

SNS上で「ソンのタックルマーシャルアーツと言ったが、人種的コメントじゃないのか」、「生中継でソンがマーシャルアーツをやったと言った。人種差別と感じたのは自分だけじゃないだろう」、「さりげなく人種差別的なコメントをした。英国人が反則をしてもこの言葉は使わなかったはず。余計だし、見苦しい」などと批判されている。

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この件についてSkyの広報担当は「彼は言葉遣いに気をつける必要を再認識した。悪意はなかった」とコメントした。タイラー氏はこれまでにも放送中の発言で謝罪に追い込まれたことがある。

ソン・フンミンへの“マーシャルアーツ”発言は人種差別的だ!77歳の名実況者が炎上