チェルシーのフランク・ランパード監督が、対戦相手であるアーセナルが手本になると語った。クラブ公式サイトが伝えている。

ランパード監督が4月に就任して以降、公式戦5試合全敗のチェルシープレミアリーグでの順位は暫定12位まで下降している状況で、1日に行われる第34節では優勝争い中のアーセナルと対戦する。

試合に先だった記者会見に出席したランパード監督は、同じロンドンを本拠地とするチームに勝利することで波に乗りたいとコメント。そのうえで、昨夏トッド・ベーリー氏がオーナーに就任して以来、不安定な状態が続くクラブはアーセナルを手本にすべきだと持論を展開した。

「物事をどう見るかによって、今がアーセナルと対戦するのに良い時期かの判断は変わってくるだろう。彼らはまだプレミアリーグ優勝を狙える位置にいて、素晴らしいシーズンを送ってきた、素晴らしいチームだ」

「もし、彼らを少しでも傷つけられたら、それは大きな反響を呼ぶかもしれない。そして同様に、もし我々が彼らの歩みを困難にさせられたら、異なった印象をチームに与えられるだろう」

アーセナルと我々の比較は面白いと思う。誰もがアマゾンのシリーズ(All or Nothing)を通して、アーセナルがどのように歩んでいるかを少し知ることができた。そこで見えたのは、望む場所にたどり着くまでには長いプロセスがあるということだ」

「私はミケル(・アルテタ)が就任して間もないチームと対戦したことを覚えている。彼らは時には 5 バックだったり4バックだったりした。それが今では、プレー方法に非常に明確なアイデンティティを持ち、チーム強化についてもしっかりとしたビジョンを持っている」

「今シーズンだけを見るのではなく、もっと厳しい時期まで遡って見るべきだ。そして、チェルシーでも(アーセナルのようになれる)可能性はあるか? もちろん。それには時間がかかり、途中で的確な決断が必要になるか? 言うまでもない」

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