ここまで人懐っこい猫はなかなかいないだろう。人間が大好きで、知らない人でもウェルカム。自分から近づいていき、撫でてもらうのを待っているのだ。
カナダの首都オタワに住む猫のミートボール（またの名をビーフ、ビーフィー）は、外にでかけるのが大好き。いけるところは飼い主女性と一緒にどこにでも行く。
犬のようにリードをつけ、散歩はもちろん買い物だってついていく。そのため地域の猫好きの間で大人気となっている。
尻尾をピーンとたて、見知らぬ人にすり寄っていく猫は、結構レアな存在かもしれない。
Clingy Cat Goes Everywhere With Mom | The Dodo
TikTokユーザーのキャンディスさんは、動物が大好きで、オタワの国会議事堂周辺に集まる野良猫をボランティアで世話したり、その野良猫たちのためにTNRを提唱したりしている他、オウムのリハビリも行っている。
キャンディスさんは、ミートボール（愛称ビーフまたはビーフィー）というとってもフレンドリーな猫を飼っていて、ビーフィーは地域ではなかなかの人気者なんだそうだ。
ママンのキャンディスさんと一緒にお買い物に行くことが大好きなビーフィーは、猫入店可のホームセンターへ行くと、リードをつけてもらって店内を徘徊する。
・合わせて読みたい→猫と最もよい関係を築けるのは大人の女性。研究で明かされる猫と人間の関係性（英研究）
すると、顔見知りの店員や見知らぬ客が、ビーフィーを見て近寄ってくる。
ビーフィーは、尻尾をピーンとたてながら、スリスリと擦り寄ったり、”もふ”を催促したり、とにかく、人を恐れることがまったくない。
そんな超フレンドリーなビーフィーに対し、買い物客たちも、つい手を止めて撫でたくなる。
ママンのことも大好きで、ママンの顔を舐めてグルーミングする。
その様子はTikTokでシェアされているが、ベロベロといつまでも舐め続けるビーフィーに付き合っていると、キャンディスさんはなかなか車から降りて用事を済ますことができないようだ。
TikTokで動画を見る
ドライブスルーでも人気者
すっかりスタッフに顔を覚えられている常連のキャンディスさんが、ビーフィーを連れて一緒に行くと、窓口ではスタッフがビーフィーを撫でに来る。
ビーフィーは、他の猫とはちょっと違うの。とにかく人間のことが大好きなのよ。
とってもやさしくて、愛情深くて、恐れをしらない性格なのよ。それに、冒険が大好きね。
私と一緒にいつも出かけたがるわ。
人懐っこい猫はいるものだが、これほどまでに人間を信じ切って身をゆだねる猫というのもめずらしい。
キャンディスさんが定期的に更新しているTikTokアカウント『sullyandthebeef』では、なんだかほのぼのしてしまうビーフィーのユニークな日常を見ることができるよ。
References:Gregarious Cat Adores Going Shopping With His Human/ written by Scarlet / edited by parumo
コメント