一時期、ネット上で話題になった「高校生がハイブランドの財布を欲しがったら、親は買い与えるべきか否か」という論争。

「高校生には早すぎる」「友人が持っているから、という理由で買い与えるのはよくない」といった否定的な意見が大勢を占めましたが、「(洋服などではなく)財布ならば買ってあげたほうがいい」といった意見もありました。

正解・不正解の話ではなく、家庭や状況によって正解が異なる問題。とはいえ、「買い与えるべきではない」という意見を持つ人であっても、色々と考えさせられるツイートが話題になりました。

中学校の時に親に買ってもらったヴィトンの財布が20年後?

フランスの高級ブランド『ルイ・ヴィトン』。

バッグや小物、アパレルなど、さまざまなアイテムが展開されていますが、どれも学生が気軽に購入できる価格帯ではありません。

そんなハイブランドの財布を、中学時代に母親に購入してもらったというイカぽ@ika_po)さん。

約20年後、買ってもらった『ルイ・ヴィトン』の財布がどうなったかというと…。

パッンパッン!

現金やクレジットカード、ポイントカードレシートなどが入っているのでしょうか。

ギッチリと中身が詰まり、恵方巻のようにも見えますね。

ちなみに、イカぽさんによると、この財布はまだ現役で「普通に使える」とのこと。

ただ、カードやレシート類を整理して、中身を少なくすると、現金が落ちてしまいそうになるため、整理ができないのだとか…。

確かにこれでは「むしろ危険!」といった印象です。

これら財布の写真を、イカぽさんが「ワイが中学の時に親からもらって20年ほど使ってるヴィトンの財布見て」というコメントと共に投稿すると、大きな反響が寄せられました。

・ハイブランドは高いけど、やっぱりそのぶん長持ちするのよね…と再認識した。

・自分が親だったら、こんなに使い倒してくれるのはめちゃくちゃ嬉しい。

・見た目はやばすぎるが、これが本来の物の使い方だと思う。財布も本望やろうなあ。

中学生にハイブランドが早いかどうかは、分かりません。

しかし、ハイブランドの質のいい財布だからこそ、イカぽさんは20年も使い続けることができたのでしょう。

「長く使い続ける」という大切な考え方が学べるとしたら、若いうちにハイブランドを買い与えてもらうことも、あながち間違いではないのかもしれませんね。

grape HIT(グレイプ ヒット)
ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。


[文・構成/grape編集部]

出典
@ika_po