12試合連続安打と好調の吉田のバットが、この日も火を噴いた(C)Getty Images

 レッドソックス吉田正尚は現地5月2日(日本時間3日)、本拠地で行われているブルージェイズ戦に「6番・DH」で先発出場。2点リードで迎えた4回一死の第2打席に今季5号となるソロホームランを放ち、チームに追加点をもたらした。

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 この日のブルージェイズ先発投手菊池雄星、今季初の対決となった。両者の日本時代の対戦成績は26打数3安打0本塁打、打率・115、3打点、6三振と、菊池が圧倒していた。しかし、吉田は4回の第2打席、カウント3-1から内角の直球を完璧に捉え、打球を右中間のブルペンまで運び、これが今季5号のソロホームランとなった。メジャーリーグで生まれたありとあらゆるホームランのデータを集計している『Would it dong』の公式Twitterによると、打球速度は103マイル(約165・8キロ)、打球角度は34度、飛距離は392フィート(約119メートル)を計測した。

 1日(日本時間2日)の試合でもマルチ安打を放った吉田は、この日も菊池との“日本人対決”を制し、3打席目でも安打を放つなど、これで12試合連続安打を記録。絶好調ぶりを披露している。

 “マッチョマン”の一発には現地メディアも大興奮。米スポーツ専門局『FOX Sports』アナリストで“大谷翔平マニア”で知られるベン・バーランダー氏は自身のTwitterで、「マサタカ・ヨシダがユウセイ・キクチからホームランを放った!」と“日本人対決”に反応。

 MLB公式Twitterは「マサタカ・ヨシダが、見事に連続安打を12試合に伸ばした」と12試合連続安打を記録したことを伝えた。また、米メディア「FOX 13 Tampa Bay」のジェイミー・ガトリン氏も自身のTwitterで、「マサタカ・ヨシダがパワーのあることをアピールしている。現在、25試合で5本塁打、5二塁打を記録している」と投稿し、長打を量産している吉田を称えた。

 メジャーリーグの舞台で吉田正尚のバットが火を噴いている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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