●大阪在住のグルメライターが実際に食べ歩き、絶対に外さないと自信をもっておすすめする「大阪グルメ」6選とは?

 大阪府は安くお腹いっぱい食べられる名店が揃う、グルメの町。ガイドブック通りの食べ歩きも楽しいものですが、地元の人が足繁く通う店にも立ち寄れば、大阪通を語ることができるかもしれません。

 こちらでは、大阪在住グルメライターが猛烈におすすめする「大阪グルメ」を6店舗、ご紹介。食い倒れ覚悟でぜひ訪れてみてください!

蓋が閉じないカツ丼!?『ちよ松』の「とじないかつ丼」

「特上5センチとじないかつ丼(希少部位約400g)」ピクルス付 2400円
「特上5センチとじないかつ丼(希少部位約400g)」ピクルス付 2400円

 ご道頓堀あるとんかつ専門店『ちよ松』。開店前からすでに長蛇の列ができるほどの人気店です。名物は「とじないかつ丼」。近頃、首都圏でもよく見られるようになりましたが、『ちよ松』の一杯は一味も二味も違うのです。

 もはや「かつ丼」という料理がどのようなものだったか、思考が追い付かないほどの肉塊。400グラムの圧巻のヴィジュアルが目の前に立ちはだかります。

この分厚さですが、肉は驚くほど柔らか。揚げる前に24時間かけてじっくり低温加熱調理しているので、見た目に反して脂っこさがありません。食感はしなやかで、高級なステーキを食べているような満足感。とんかつの下は玉子丼になっていて、麦ごはんのプチプチ感が良いアクセントになっています。

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かつ丼 ちよ松 道頓堀本店

住:大阪府大阪市中央区千日前1-1-10
TEL:050-5589-2748
営:11:00~15:00、17:30~21:30 ※仕込んだ豚肉が売切れ次第閉店
休:不定休

『AB-kitchen』の巨大すぎる絶品「エビフライ」

「天然エビフライ(特大)」2800円
「天然エビフライ(特大)」2800円

 大阪のオフィス街・堺筋本町では、シータイガーと呼ばれる天然原種を使ったエビフライを提供する『AB-kitchen』がおすすめ。エビの大きさは、中、大、特大から選べます。

 間違って伊勢海老を注文しちゃった? と脳が混乱するほど、通常のエビフライとは比較にならない大きさです。シータイガーは全長30cm以上の個体もあるとのこと。

 食感はプリプリと通り越して、ブリンブリン! 大海原を悠々と生きてきたであろう逞しさを感じます。有頭なので、エビ味噌もお忘れなく。この大きさだからこその、凝縮された旨みを堪能できますよ。

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AB-kitchen(エービーキッチン)

住:大阪府大阪市中央区安土町1-4-10 プライムハイツ 1F
TEL:050-5872-1630
営:11:00~20:00、ランチタイムは11:00~15:00
休:火曜日 ※日・祝はランチのみ11:00~15:00

『大衆中華酒場 若林』のふつーじゃ無い「酢豚」

「名物酢豚定食」1100円
「名物酢豚定食」1100円

 心斎橋パルコショッピングを楽しんだ後は、地下のネオン食堂街へ。『大衆中華酒場 若林』の名物「酢豚」で腹ごしらえといきましょう。

 もはや既視感のかけらもない「酢豚」がやってきました。一口大の豚肉や野菜は見当たらず、ポークステーキのような塊肉が皿の上にドンと鎮座しています。

 ラグジュアリーホテル「リッツカールトン」の中国料理部門で副料理長を務めた若林涼介さんが監修。ナイフとフォークで切り分けると、豚バラ肉のジューシーな肉汁と、酸味抑えめでフルーティーな餡が見事にマッチしています。これはご飯も進む味ですよ。ここでしか食べられない「酢豚」をぜひ味わってみてください。

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大衆中華酒場 若林 心斎橋パルコ

住:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋パルコ B2F
TEL:050-5589-6175
営:11:00~23:00
休:無休

全国に名を轟かす大阪発祥の焼肉店『大阪焼肉・ホルモン ふたご』の「巨大カルビ」

「はみ出るカルビ」1枚1680円(税抜)
「はみ出るカルビ」1枚1680円(税抜)

 さて、今や全国区として名が知れ渡る大阪発祥の焼肉店『大阪焼肉・ホルモン ふたご』。ここであえてチェーン店を紹介するには理由があります。それは、数量限定メニューの「はみ出るカルビ」。これを食べずして、“ふたご”好きは語れません。

はさみで食べやすい大きさにカット
はさみで食べやすい大きさにカット

 その名の通り、鉄板からはみ出るほど巨大カルビで、1日3食から5食しか提供できない幻のメニュー。約250グラムのリブロース肉は、A4ランクからA5ランクの黒毛和牛のものを丸1枚カットしています。1度に「カブリ」、「ゲタ」、「リブ芯」、「リブ巻」の4つの部位を楽しめる赤字覚悟の一皿です。

 “ふたご”が愛するグルメライターが猛烈におすすめする一品。ぜひこれを目当てに足を運んでみてはいかがですか。

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大阪焼肉・ホルモン ふたご 笹塚店

住:東京都渋谷区笹塚1-56-5 TKビル1F
TEL:03-6276-2507
営:平日17:00~24:00(L.O.23:30)、土17:00~24:00(L.O.23:30)、日祝17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日:無休(年末年始を除く)

ミシュランにも登場!『花』の四角い「お好み焼き」

「いか豚玉」800円
「いか豚玉」800円

 大阪・京橋駅前は下町グルメの激戦区。特に粉ものは名店揃いなのですが、駅から少し歩いたところミシュランガイド掲載のお好み焼き『花』があります。

 お好み焼きが四角というのが珍しいポイントですが、メニューは定番をきっちり押さえています。両面カリッと焼けていて、中はフワりと軽やか。キャベツのシャキシャキ感が良いアクセントになっています。デートや女子会で紹介したら「良い店知ってるじゃん」と株が上がるであろう、この界隈では貴重な店です。

「生ビール」500円が合わないわけない
生ビール」500円が合わないわけない

 四角いので焼きムラがなく、カットしても一口大で食べやすく感じます。価格、ボリューム、ホスピタリティーどこをとっても完璧! ぜひ記憶に残る“お好み焼き”を体験してみてください。

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住:大阪府大阪市都島区東野田町4-2-15
TEL:050-5890-7328
営:11:30~14:00(L.O.13:30) ※祝日の定食サービスはなし
  17:30~22:00(L.O.21:30)
休:土、日曜

全然普通じゃない!『普通の食堂いわま』の「本日のランチ」

「本日のランチ」900円
「本日のランチ」900円

 経験上、“普通”と名付けられた店や料理が、“普通”であった試しがありません。吉本興業の劇場「なんばグランド花月」のほど近く、『普通の食堂いわま』もその一つ。ここでは「今日のランチ」がイチオシです。

 さすがは大阪。ボリュームと品数は、価格以上の満足度があります。この日いただいた「本日のランチ」は、鯵フライ、クリームコロッケ唐揚げなどフライをメインに、塩味のシンプルイズベストな「野菜炒め」がドカーンと盛り付けられていました。ミックスフライ定食と野菜炒め定食がドッキングしたかのような超ボリューム!

唐揚げが美味しすぎて米が進みます
唐揚げが美味しすぎて米が進みます

 一般人の想像をはるかに超えてくる『普通の食堂いわま』の「本日のランチ」。『なんばグランド花月』でたくさん笑った後は、ぜひお立ち寄りを。

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普通の食堂いわま

住:大阪府大阪市中央区難波千日前9-12
TEL:06-6599-9320
営:11:00~15:30
17:00~22:00
休:水曜

番外編:大阪で飲むならココ!

左:「しびれるサバ」580円、右:「塩もつ煮」450円、奥:「だし巻きマーボー」680円
左:「しびれるサバ」580円、右:「塩もつ煮」450円、奥:「だし巻きマーボー」680円

 さて、夜の大阪は居酒屋もハイレベル。堺筋本町にある『この上さん。』は、ビル2階という立地にもかかわらず、安さとボリューム、そして“映える”との噂を聞き付けた男女に熱い支持を得ています。

 飲み放題は60分770円から。アテにピッタリの「しびれるサバ」、「だし巻きマーボー」、「もつ煮込み」をオーダー。食べ歩きの鬼であるグルメライターが、「これは家でも真似したい」と思わせたのが「だし巻きマーボー」。ほわほわ、ジューシーなだし巻きに麻婆ソースが絶品の組み合わせです。今日は昼から飲んじゃおう、という日にもおすすめですよ。

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ホルモン×焼き鳥×煮込み この上さん。 堺筋本町店

住:大阪府大阪市中央区南新町2-3-1 スタークイーン2F
TEL:050-5589-3251
営:11:30~23:00 ※ランチは11:30~15:00
休:年末年始のごく一部のみ休みあり

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