2日に行われたアーセナルチェルシーの試合は3-1というスコアで終了。ウーデゴールが2ゴール、ガブリエウ・ジェズスが1ゴールを記録し、前半のうちに3点をリード。そのままアーセナルが勝利を収めている。

チェルシーグレアム・ポッター監督を解任したものの、その後フランク・ランパード暫定監督の下でなんと6連敗。ランパード監督自身にとってはエヴァートン時代から10連敗となっている。

この試合を『Sky』で解説していたのが、両チームのOBである元スペイン代表MFセスク・ファブレガスであった。

『The SUN』によれば、セスクチェルシープレーについて以下のように話していたという。

セスク・ファブレガス

「私が小さい時、あるコーチがいた。彼は11個のオリーブを持ってテーブルに投げた。なんの戦術もなくね。それを私はチェルシーに見た。

我々は2つの異なったチームを見た。一つは非常によく教えられ、鍛え上げられたチームだった。そしてチェルシーはその相手を許していた。

時々チェルシーが見せた戦術的なミス、技術的なミスは信じられなかったよ。そのようなものには慣れていない。

チェルシーにはワールドカップ優勝を経験した選手もいれば、決勝に進出した選手もいる。ブラジルのキャプテンがいる。ただ時にそれが意味をなさなくなる。

難しいね。僕はランパードに同情するよ。ある意味では、彼がなぜこの状況になっているのかは完全に理解できるよ。

時に、起こっている物事を言い訳するように監督を見てしまうことがある。でも彼はプレーしていない。選手が見せているものなんだ」

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セスクにとっては、今回のチェルシーは「ただ選手を並べただけ」という状況に見えたということだろうか。

ただそれはランパード監督の責任ではなく、実際にプレーしている選手が最も影響を及ぼしているものだとも指摘している。

アーセナル戦見たセスク「チェルシー、戦術ない」。『ランパードに同情する』