北海道コンサドーレ札幌のMF浅野雄也が好調だ。

浅野は6日に札幌ドームで行われた明治安田生命J1リーグ第12節、FC東京戦に[3-4-2-1]のシャドーで先発出場。8分に大量得点の皮切りとなる先制点をマークした。

札幌は敵陣ハーフウェイライン付近で数人の囲い込みから、ボールを拾った小柏剛がそのままセンターレーンから持ち上がり、右サイドから中にフリーランをする浅野にパス。ファーストタッチで松木玖生の背後を取ると、ボックス中央から左足でネット揺らした。

絶妙なボールの置き方にファンからも「お見事」、「ファーストタッチ完璧で何回見ても良い」、「トラップが完璧だな」、「大覚醒、2桁いけそうだね!」などの声が寄せられた浅野。このゴールで今季6得点目となり、リーグ戦におけるキャリアハイに並んでいる。

なお、日本代表にも名を連ねる兄・浅野琢磨のJ1での最多得点数は2015年に記録した「8」。「弟の方が上手いだろこれ」、「兄ちゃんより決定力が上」とのコメントも聞こえるように、キャリアハイの更新や兄越え、二桁得点などが期待される。

試合はこの先制点を契機に札幌が5-1で快勝。ゴールデンウイーク最後の一戦を白星で飾り、2試合ぶりの勝利を手にしている。

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