2016年から「東京コミコン」として毎年開催されてきたアメコミ、映画、ポップ・カルチャーの祭典が、「大阪コミックコンベンション 2023」(略称:大阪コミコン2023)として大阪で初開催。インテックス大阪が会場となり、2日目となる5月6日の「セレブ・ステージ」には、ミリー・ボビー・ブラウンが登壇した。

【写真を見る】ジェイク・ボンジョヴィと婚約を発表したばかりのミリー。幸せオーラ全開!

「東京コミコン」は、マーベル・コミックスの編集長を務め、スパイダーマンアイアンマンX-MENブラック・ウィドウなど数多くのキャラクターを生み出してきた創造主、故スタン・リーと、アップル共同創業者の一人で“テクノロジーの父”と言われるスティーブ・ウォズニアックが立ち上げた「シリコンバレーコミコン」の姉妹イベントとして誕生。第1回の開催から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示&撮影、コスプレーヤー同士の交流の場などを設け、ポップ・カルチャーを愛する人々に熱狂と感動を届けてきた。

同日、「セレブ・ステージ」に登場したミリー・ボビー・ブラウンは、シーズン4まで配信中のNetflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のイレブン役で大ブレイクした俳優。ハリウッド版「ゴジラ」シリーズや、『エノーラ・ホームズの事件簿』(20)でも人気を博している。

そんなミリーは今回、来場したファンから質問を受け付けることに。先頃、ジェイク・ボン・ジョヴィ(ジョン・ボン・ジョヴィの息子)との婚約を発表したばかりだが、ファンから「(どこで式を挙げるかなど)ご結婚のプランで、なにか共有していただけることはありますか?」という質問が飛ぶと、「まだ決めていなくて…」と照れた表情を見せながらも、「もしかしたら日本かもしれませんし…。どこかとか、いつというのは分かりませんが、ジェイクがいればパーフェクトというのは間違いないです」とキッパリ答え、会場から拍手を浴びた。

また、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、次シーズンのシーズン5をもって完結することが発表されているが、「最後の撮影への意気込み」について聞くファンも。これにミリーは「もちろんワクワクしているところ。カムバックできることをうれしく思っています!」と笑顔を見せ、「イレブンというキャラクターに終わりを告げるタイミングになってきているので当然悲しさはありますが、自分のキャリアにとっては、新しい扉を開いて、卒業していくのは大切なことではないかと。ただ、イレブンは私の一部であり続けていくと思います」と真摯に答えていた。

さらに、「台本にない、即興のシーンがあったのか」と問われると、「『ストレンジャー・シングス』自体は少ないほうだったのですが。イレブンを演じている時、即興をしようと思ってやったわけじゃないけれど、自然と出たものがキープされた…というようなことがありました。髪を剃り落としている時は、『大丈夫?今どんな気分?』と、監督が付き添ってくれていたのですが、『全然気にしていないから』という感じで進めていきました。その時、“パワーを使うときのポーズ”は、どんな感じにしようか?となって。『こういう感じ』と、片手のポーズと顔を作ったんですけど、『じゃあそれでいこう』となりました。これは、その場で決まったような感じです」と、撮影裏話も語り、ファンを喜ばせていた。

取材・文/平井あゆみ

「セレブ・ステージ」に登壇したミリー・ボビー・ブラウン