TBS深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」の8作目で、23日深夜24時58分から放送スタートの、鈴鹿央士主演『スイートモラトリアム』。このほど、オープニングテーマとエンディングテーマが解禁となった。


■じれったくて切なくて甘いラブストーリー

スイートモラトリアム

同ドラマは、社会的な責任や義務を果たすことを猶予された、自分探しのための試行錯誤の時間=“モラトリアム”期の若者たちが悩み傷つき、もがきながら成長する姿を描く、じれったくて切なくて甘い等身大のラブストーリーだ。

主人公の柏木心を演じるのは鈴鹿、心を揺さぶる自由奔放な元カノ・大森りんご(おおもり・りんご)を小西桜子、心を一途に想い続ける今カノ・上条小夜(かみじょう・さよ)を田辺桃子が演じることは既報の通り


関連記事:さゆべえ『マイラブ』がEDテーマに 久間田琳加主演ドラマ『ブラザー・トラップ』

■オープニングテーマはおかもとえみ

おかもとえみ

このたび、同ドラマのオープニングテーマとエンディングテーマが解禁となった。オープニングテーマを担当するのは、おかもとえみ。東京都出身のおかもとは、シンガー、ベーシスト、そしてソングライターとしての顔も持つ元ギャル。

10代の頃から音楽活動を始め、ロックバンド「THEラブ人間」のベーシスト、「ボタン工場」のボーカルを務める。2014年からはソロ活動を本格的に開始。翌2015年にはソロ活動と並行して自身たちを“神泉系”と銘打ったロックバンド「フレンズ」を結成。


■3人の揺れる恋模様に寄り添う

さらに、ボーカリスト、そして作家としても、ポップスからヒップホップ、クラブ系のアーティストの作品に参加しジャンルを超え活動の場を広げている。

そんな彼女が今回、本作のために書き下ろした楽曲「sweet moratorium」は、3人の揺れる恋模様に寄り添う、甘酸っぱく軽やかな楽曲となっており、同ドラマのオープニングを彩る。

■エンディングテーマは空白ごっこ

空白ごっこ

そして、エンディングテーマを担当するのは、空白ごっこ。下北沢を拠点に、インターネットシーンを中⼼に活動中の音楽ユニット。

楽曲のエネルギーに負けない胸に刺さるパワフルでエモーショナルなボーカルを「セツコ」が担当し、ボーカロイドシーンでも活躍している「koyori」「針原翼」がそれぞれの特徴を活かした楽曲を制作している。2019年12⽉に動画投稿サイトに「なつ」を発表して活動を開始。

2021年にはCMソング、2022年には人気テレビアニメのエンディングテーマや、自身たち初の映画主題歌&挿入歌を書き下ろす。そんな彼らが今回、同ドラマのために書き下ろした楽曲「ファジー」は、主人公たちの心情の揺れ動く様子やその曖昧さを、浮遊感のあるサウンドで表現したエモーショナルなミディアムナンバーとなっている。


■「揺れる恋模様に寄り添いながら」

オープニングテーマを担当するおかもとからコメントが到着。

おかもと:sweet moratorium」を書き下ろさせていただきました! 3人の揺れる恋模様に寄り添いながら作ったので、この曲がドラマのアクセントの1つになれればうれしいです。


■「もどかしい3人を見守るような」

エンディングテーマを手掛ける空白ごっこのヴォーカルセツコからもコメントが。

セツコこのたび、『スイートモラトリアム』のエンディングテーマを担当させていただきました。今の彼女と過去の彼女という一見切り分けできそうなテーマですが、そう単純なものでもなく、ときの流れの中にいるみんながぶつかる色んな人間関係の悩みに重ねられるテーマでもあると思います。


もどかしい3人を急かさず見守るような気持ちで「ファジー」を作りました。ドラマも楽曲も是非ゆったり楽しんでください!

・合わせて読みたい→ドラマ『かしましめし』主題歌がKIRINJIに決定 EDテーマはkojikojiが担当

(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる

おかもとえみが『スイートモラトリアム』OPを担当 登場人物の恋模様に寄り添う