今夏の去就が噂されるパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)に関して、父であるホルヘ・メッシ氏が声明を発表した。

2年目のPSGでは1年目の不振を払拭する活躍を見せるメッシ。公式戦37試合で20ゴール19アシストを記録している。

アルゼンチン代表としてもカタールワールドカップ(W杯)を制し、7ゴールと大きく優勝に貢献。充実したシーズンを過ごしている。

PSGとの契約は今シーズン終了後に満了を迎える中、去就は大きく噂されることに。PSGが1年間の延長オプションを持っていることでの残留の可能性、一方で苦渋の決断で退団させることになった古巣のバルセロナへの復帰、さらには、年俸4億ユーロ(約591億8000万円)の超巨額オファーを出しているサウジアラビアのアル・ヒラル行きも報道が加熱している。

様々な報道が出るほど、大きな注目を集めているスーパースターのメッシだが、代理人も務めるホルヘ氏が自身のインスタグラムで声明を発表。噂は全て憶測であり、シーズンが終わるまで何も起こることはないと完全に噂を否定し、メディアを牽制した。

「来年に向けて、どのクラブとも全く何もない。リオネルが、PSGリーグ戦を終える前に決定することはない」

「シーズンが終わったら、そこに何があるかを分析し、確認し、決定を下す時がくる」

「常に噂があり、多くの人がリオネルの名前を使って、悪名を高めているが、真実は1つだけであり、誰にも何もないことを保証する。口頭でも、サインでも、合意でもなく、シーズン終了までは何もない

「反応するメディアに対して、敬意を欠く事のように私は感じる。主張に関する証拠も示さず、悪にある噂をニュースにしたり、誰かが自分の利益を優先して支持した噂を、ニュースに変え、意識的に、意図的にミスリードする人がいる」

「彼らはなぜ情報をチェックしないのか、説明をしなければならない…。自分たちの“ニュース”が真実によって台無しにされるのは嫌なのだろう」

これにより、今後のメッシに関する報道は全てが憶測に基づいて書かれることが確定。ひとまずはシーズンが終わるまでの数週間は静観すると言ったところになりそうだ。

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