バルセロナポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、頼れる守護神の今シーズンの活躍を絶賛した。

昨夏の超大型補強が実り、開幕から順調に勝ち点を積み重ねてきたバルセロナ。4シーズンぶりのプリメーラ制覇へ残り2ポイントとなったチャビエルナンデス監督率いるチームは、14日に行われるラ・リーガ第34節のエスパニョール戦で勝利できれば、4節を残しての悲願達成となる。

バルセロナが優勝を決めた場合、バイエルンからの鳴り物入りの加入で、ここまでリーグトップの19ゴールを挙げるレヴァンドフスキは、間違いなく優勝の立役者だ。しかし、新エースストライカーはここまで獅子奮迅の活躍を見せてきたドイツ代表GKマルクアンドレ・テア・シュテーゲンがチームの誰よりも優れた存在だと考えている。

8日に行われたローレウス世界スポーツ賞の授賞式に出席したレヴァンドフスキは、ドイツ『RAN』で頼れる守護神を絶賛した。

「今シーズンはテア・シュテーゲンのシーズンだ。フットボールはチームスポーツだけど、マルクは多くの試合で非常に優れた成績を残しており、彼が記録を達成すると確信している」

「彼がそれを達成するためにどれだけ懸命に働いているかを知っているし、僕は彼の活躍を心から嬉しく思っているよ」

テア・シュテーゲンは今季ここまでのリーグ戦33試合すべてに出場し、クラブ新記録となる25回のクリーンシートを達成。今季の失点数はわずかに11失点となっており、自身初のサモラ賞獲得はほぼ確実となっている。

さらに、ドイツ代表GKは1993-94シーズンにデポルティボ・ラ・コルーニャのスペイン人GKフランシスコ・リアーノが記録した最多クリーンシート記録(26回)と、プリメーラの歴代最少失点記録(18失点)の2つの偉大な記録更新を目指している。

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