清水エスパルスは9日、同クラブのサポーターによる観戦ルール違反に関する処分を発表した。

 発表によると、4月12日に『IAIスタジアム日本平』で行われた明治安田生命J2リーグ第9節ベガルタ仙台戦で、清水のサポーターによる観戦ルール違反行為が認められたという。なお、違反行為については「観戦が認められていない通路で観戦をしていたお客様が、通路下の座席で観戦をしていたお客様に対して暴力を振るい軽傷を負わせた」としている。

 事実関係の確認が取れたことにより、清水は当該のサポーター1名に対して2023シーズン中のエスパルスホームゲーム5試合の入場禁止処分を下したことを明らかにした。

 サポーターによる観戦ルール違反行為が発覚したことを受け、清水はクラブ公式サイトで「今回の違反行為を受け、クラブとしましては、トラブルを未然に防ぐため試合中の巡回体制を強化し、ファン・サポーターの皆様への観戦ルールの周知をより徹底してまいります」と声明を発表している。