2023年5月10日、俳優の高見のっぽさんが亡くなったことが分かりました。88歳でした。

NHK関係で、さまざまな教育番組に出演してきた高見さん。1967~1990年に放送されていた教育番組『できるかな』(NHK)では、ひと言も喋らない『ノッポさん』というキャラクターで人気を博しました。

サンケイスポーツによると、高見さんが息を引き取ったのは、2022年9月10日心不全のため、東京都内の病院で亡くなったといいます。

「周囲を騒がせたくないので、半年以上伏せてほしい」という本人の希望もあり、高見さんの誕生日である、2023年の5月10日に公表されたそうです。

緑色の帽子がトレードマークの、ノッポさん。これだけ愛されるキャラクターになったのは、高見さんのジェスチャーだけで感情を表現する、役者としての才能あってこそといえるでしょう。

高見さんの逝去が明かされると、ネットでは多くの人から「たくさんの笑顔をありがとうございます」「伏せていた理由も、ノッポさんらしくて涙が出た」といった声が上がりました。

高見さんのご冥福をお祈りいたします


[文・構成/grape編集部]

出典
サンケイスポーツ