インフィネラは、住友電工と共同で、業界初のポイントツーマルチポイントコヒーレントプラガブルトランシーバ技術の実証試験を日本で成功裏に完了したと発表しました。

インフィネラ、住友電工と共同で画期的な光伝送技術を日本で初めて実証

東京、日本 - 2023年5月10日 - 先進的な光ネットワーキングソリューションのパイオニアであるインフィネラ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:INFN)は本日、住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上治、以下:住友電工)と共同で、業界初のポイントツーマルチポイントコヒーレントプラガブルトランシーバ技術の実証試験を日本で成功裏に完了したと発表しました。この試験では、複数の光伝送のユースケースと、XRオプティクス技術が、日本の通信事業者が5G、高速ブロードバンド、クラウドベースサービス、データセンターインターコネクトでの加速する帯域幅拡大に対しコスト効率よく対応するために実現できることを実証しました。

XRオプティクスは、ネットワークトラフィックのパターンとそのトラフィックを伝送するための技術との間の不整合によって引き起こされる課題を、光レイヤーで解決できる業界初のコヒーレントプティカルソリューションです。

その利点は、TCO/総所有コストの大幅な削減(最大70%、場合によってはそれ以上)、ネットワークの劇的な簡素化、今までにないレベルのネットワークの柔軟性を実現することです。
インフィネラと住友電工の両社は、オープンXRオプティクスフォーラムのメンバーとして、市場でのインテリジェントコヒーレントポイントツーマルチポイントネットワークアーキテクチャの採用を加速させるために、ネットワークインターフェースの標準化を推進し、マルチベンダーの相互運用性とオープンかつマルチソースのソリューションエコシステムの容易性を保証するために協力しています。

XRオプティクスのポイント・トゥ・マルチポイント統合テストは、インフィネラの東京ラボにて住友電工のFTU 9100メトロ/アクセスアグリゲーションスイッチ上でインフィネラのICE-X 100Gおよび400Gコヒーレントプラガブルトランシーバーを使用し、既存のPONネットワーク上で利用できることを日本の大手ネットワークオペレータに向けて公開しました。
この実証試験では、一芯双方向(PONネットワーク)でXRオプティクスがいかに桁違いの容量とリーチを実現できるかも示されました。

今回の試験では、既存のPONインフラを利用した高速ビジネスサービス、5Gやエッジコンピューティングなどのサービスやアプリケーションのための効率的なネットワークアグリゲーション、既存の光伝送ネットワーク(ラインシステム)を利用したポイントツーマルチポイント・メトロトラフィック伝送の柔軟性のデモを実施することで、通信事業者がコスト効率よく容量を増やし、サービスを拡大するためのXRオプティクスの価値を実証しました。

「業界初の実証試験を日本で実施させて頂くことを通して、弊社のイノベーションへの姿勢と、ネットワークエッジでの帯域拡大にアクセスとメトロのネットワークに新しいアプローチをもってお客様の壮大な課題解決へご協力させて頂く覚悟をご理解いただければと感じております。住友電工様と提携し、独自のインテリジェンス、自動化、プログラマビリティを備えたコストと電力効率の高いさまざまなオプティカルプラグソリューションを紹介できることをうれしく思っています」とインフィネラ・ジャパン カントリーマネージャーの秋山 直輔は述べています。

住友電工 情報ネットワーク研究開発センター センター長の河本 一貴氏は、「コヒーレントプラガブルトランシーバで1対多通信ができる技術を持つInfinera様と連携して光ネットワークのイノベーションに向けた一歩を踏み出せたと実感しております。アクセスやその他のネットワークに新たな価値を提供できるように進めていきたいと思います」とコメントをしています。

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住友電気工業株式会社は、光ファイバー、ケーブル、部品から電子デバイス、自動車部品に至るまで、幅広い製品を製造しています。住友電工は情報通信技術における世界的なリーディングカンパニーのひとつで、40カ国以上で事業を展開し、280,000人の従業員を擁しています。2022年3月期のグループ売上高を260億ドルと発表しました。
詳しくは、https://sumitomoelectric.com/ をご覧ください。

  • インフィネラについて

インフィネラは、通信事業者、クラウド事業者、政府機関、企業のネットワーク帯域の拡張、サービス革新の加速、ネットワーク運用の自動化を可能にする革新的なオープン光ネットワークソリューションと高度な光半導体のグローバルサプライヤーです。インフィネラのソリューションは、長距離、海底、データセンター相互接続、メトロトランスポートの各アプリケーションにおいて、業界をリードする経済性と性能を提供します。インフィネラの詳細については、www.infinera.com、TwitterとLinkedInでフォローし、更新情報を購読してください。

InfineraおよびInfineraのロゴは、Infinera Corporationの登録商標です。

このプレスリリースには、Infinera ICE-X 100Gおよび400Gコヒーレントプラガブルトランシーバーがネットワークオペレータに提供し得る技術的、財政的、運用上の利点を含むがこれに限定されない、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの記述は、結果を保証するものではなく、将来の活動や将来の業績を示すものとして考慮されるべきものではありません。実際の結果は、さまざまなリスクや不確実性の結果として、これらの期待とは大きく異なる可能性があります。これらのリスクと不確実性、および Infinera の事業に影響を与えるその他のリスクと不確実性に関する情報は、2023 年 5 月 4 日に SEC に提出された Infinera の 2023 年 4 月 1 日終了会計四半期のフォーム 10-Q による四半期報告書のリスク要因セクションおよびその他のセクション、ならびに SEC に提出または提出したその後の報告書に含まれています。これらの報告書は、インフィネラのウェブサイト(www.infinera.com)およびSECのウェブサイト(www.sec.gov)でご覧いただけます。将来予想に関する記述には、当社の期待、信念、意図または戦略に関する記述が含まれ、「予想する」、「信じる」、「できる」、「見込む」、「期待する」、「意図する」、「かもしれない」、「はず」、「するだろう」、または同様の言葉によって識別することができます。インフィネラは、このような将来予想に関する記述を更新する義務を負わず、また現在のところ更新する意向もありません。

以上

配信元企業:インフィネラ・ジャパン株式会社

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