5月10日に『Magic』を配信リリースした10人組ダンス&ボーカルグループ・BUDDiiS。さわやかで大人っぽいラブソングとなっているこの楽曲では、今回10人全員がマイクを持ち、これまでとはまた異なるグループの魅力をみせています。
配信1stシングル『CLICK ME』から5月でちょうど2年。楽曲の魅力だけでなく、少し大人になった彼らの「今」に迫ります。

カッコイイBUDDiiSを見せられたら

――新曲『Magic』はどのような楽曲になっていますか?

FUMINORI 歌詞を見ていてもすごくわかりやすいというか。恋心でよくある距離感だったり、好きな人のことを想う気持ちをすごくシンプルに描いています。そういう埋められない距離感があったり、この気持ちがうまく伝わったらいいな、ということを「魔法が使えたらいいな」というところに落とし込んでいるんですよね。かわいらしさがあるけど、でもどこか子どもらしくもないというか。ちょっと大人びた気持ちで、だからこそ伝えられない、という思いが込められています。
もちろんの楽曲自体の良さもありますけど、シンプルに歌詞は共感できるところがすごく多いと思います。

――今回は10人全員がマイクを持たれてるということで、みなさんそれぞれのこだわりや、このメンバーのここがいいよ、というポイントがありましたらお聞かせください!

FUMINORI YUMA、HARUKIの声がぱっと入ってきたときに、いいな!って思いましたし、好きですね。やっぱりそこでひとつ引きがあるというか。すごく大事だな、と思います。

FUMIYA 僕は全体を通してすごく楽しいです。声色が10人分あって、歌詞のパートの振り分け方も今までとまた違って、どんどんどんどんメンバーが歌っていきます。多分一度聴いただけじゃ、誰がどこを歌ってたか全部は分からないと思うので、何回も聴きたいな、って多分なるんじゃないかな。そこがすごく魅力的だし、今後のBUDDiiSで絶対に聴いてほしい1曲になるんじゃないかなと思っています。

SHOW 今回サビを全部違う人が歌っているので、どのサビも飽きずに聴ける曲だな、と思います。僕も最後のサビを歌わせてもらっているので、そういうところも注目していただけたら。 個人的に好きなのがラスサビ前のSEIYAのセリフのところなんですけど、『CLICK ME』連想させるような感じがします。

YUMA 『OZ』でもレコーディングはしたことがあったんですけど、今回のような形は初めてだったので、新しい挑戦でしたし、そういうのも含めて聴いてほしいなと思います。

――レコーディングで大変だったことはありましたか?

YUMA 意外とスムーズに録れました。レコ―ディングの部屋に入ったら、すぐにOKが出ました(にっこり)。

KEVIN 今までの楽曲とはまた違うBUDDiiSになったので、新しさがあっていいんじゃないかな、と。聴いててバラエティ性があると思います。

――KEVINさんご自身が特に印象的な部分はありますか?

KEVIN SHOOTと一緒に僕が「声を聴かせて」でおちから歌って、SHOOTにつないで、最後SEIYAが落とすみたいな流れが振り付けも相まって、綺麗だなと思います。

HARUKI いつもは元気で明るい曲が多いんですけど、大人の恋というか、大人っぽさがあって。好きな歌詞は「この距離を埋める魔法があったら」ですね。心に刺さります。
あとはみんなで歌うことによって、聴いてておもしろいですよね。レコ―ディングも楽しかったです。

SHOOT 楽しいのは大事だよ!

TAKUYA 爽やかさと大人らしさがあって、新しい感じがしますよね。
10人で歌っているということで、今までも何回か歌うパートをもらったことがあるんですけど、今回は初めてラスサビ辺りで裏声のパートをもらって。最初は難しかったです。実際にパフォーマンスとかしてみるとすごい楽しかったんで、いろいろ挑戦しながら、新しい体験がいっぱいできたな、と思います。

――新しいことに挑戦するときはどうしても緊張しますが、いかがでしたか?

TAKUYA 本当にめちゃくちゃ緊張するタイプなんですけど、ステージもここ半年ぐらいで緊張よりも楽しさが勝ち始めたんです。
今回も新しいことに挑戦するときは緊張したんですけど、やっぱり慣れたら楽しかったです。『Magic』では3カ所ぐらいパートをいただいたんですけど、どれもだんだん楽しくなってきています。

MORRIE 曲を聴いたときにめっちゃかっこいいと思ったでんですけど、自分が歌うとなると難しい曲なんですよね。サビも裏声を使ったり、歌のニュアンスが難しい。歌える人がやっても多分難しいと思うんですけど、その難しい楽曲から10人で挑戦する形にしたのは大変なことだったな、と思います。その中で特にポイントなのはサビでFUMINORIやFUMIYA、ラップ陣が歌っているところ。それは結構いいな、新鮮だなって。
僕もちょこちょこ歌ってはいるんですけど、僕は一応踊りメインなんで。

FUMINORI そうでした、そうでした(笑)。ダンスメインという話はずっと『CLICK ME』のころから続いているんで(笑)。

――2年前からブレずに(笑)。

MORRIE 続いているっていうかダンサーが歌を歌ってる感じなので、MVでし僕のダンスを見てくれればいいんですけど。
歌っているみんな、SEIYAとかYUMA、HARUKIも、みんなちゃんと歌いこなして、いいものが作れたかな、とは思いますね。

SHOOT 確かにこの曲は難しいんですよね。裏声だったり歌い回しだったりがすごく複雑なんですけど、でもそこでみんなの声がかわるがわる出てくるのが、僕たち自身も新しくて、聴いていると楽しいです。
それこそラップメンバーが歌ったり、YUMA、HARUKIが歌ったりとか、いろんなパートで出てくるんで、ファンの方もライブとかで目で追えないぐらい「なに、この曲!」っていうふうにインパクトをバーン!と与えてかっこいいBUDDiiSを見せられたら嬉しいな、って思います。
今後もみんなで歌いわけたり、徐々にそれぞれのパートが増えたらもっとライブも映えるし、みんながマイク持って歌うのがやっぱりダンス&ボーカルの魅力だと思うんで。そこを追求していって、お互い楽しくライブやパフォーマンスできたら嬉しいな、と思います。

SEIYA この曲で一番めちゃめちゃ好きなところがあって。最後の「僕だけを見ててよ」で一瞬終わったと思ったら、またダンスが始まったりとか、曲がすごく面白いな、と。あとはワンフレーズずつメンバーが入れ変わったりして新鮮でおもしろいな、と感じました。

――さっき、SHOWさんから「囁きのところがかっこいい」という声もありましたが、何かこだわりはありますか?

SEIYA こだわり……もう囁くのみです(笑)。

一同 (笑)。

SEIYA 気持ちが伝わるようにしています!(笑)

BUDDiiSの「また違った一面が発見できる」

――今回の衣装、すごく大人っぽくて素敵ですね。こだわりやコンセプトはどういったところになるんでしょうか。

FUMINORI 衣装をやってくださるスタイリストさんにイメージを送って、ジャケットを羽織りたいね、と。
ひとつ前の衣装は派手な感じだったんですけど、今回はジャケットメインというか、大人っぽさを衣装で演出しよう、という考えがあったので、こういう感じになりました。

――FUMINORIさんとFUMIYAさんだけはジャケットを羽織らず。

FUMINORI 意図としては全員がジャケットを着ちゃうと、逆に締まりすぎちゃうのでFUMIYAはニットを着たり、僕はシャツ1枚だけで抜け感を演出しています。それで、並んだときの10人のバランスが絶妙になるんじゃないかな、と。スーツもそれぞれ形が違ったり、中にシャツ着てる人もいれば、MORRIEみたいにタンクトップ1枚の人もいるんで。
小物の使い方も面白いですよね。TAKUYAはネクタイをシャツの中に入れてるんです。

――ほんとですね。かわいい!

FUMINORI ただジャケットを着てるというよりは、すごくおしゃれしている、という本当に遊び心がある衣装だな、と思います。

SHOOT アーティストならではの着方ですよね。おしゃれだな、って。

――そして、先ほどMORRIEさんからMVのお話もチラッと出ましたけど、今回はどういったものになっているんですか?

SHOOT 今回のMVはワンカットで撮ってるんですよ。
女性が歩いているところに、それぞれメンバーが出てきて、ラストのサビはみんなで踊って。ワンカットで撮るのは『ALIEN BOY』以来なんですけど、より大人っぽくなった僕たちが見られると思います。全然曲の雰囲気も違いますし、踊りだったり、歌だったりもおしゃれなので、また違った一面を発見できるかなっていうふうに。

――『ALIEN BOY』の時と見比べてみて。

SHOOT そうですね。全員表情も違うので。

――MV撮影で何か印象的なことはありますか?

YUMA ダンスだけじゃなくて、アクティングもあって楽しかったです。いつもと違う感じのMVの撮影で。完成はまだ見てないんですけど、楽しみです。

SEIYA 1人1人にスポットが当たって、かわるがわる映っているので観ていて飽きないな、と思います。今までとはまた違って新しい雰囲気になってると思いますね。

SHOOT 1人ずつパートがあるので、ちゃんと歌ってるところも映ってそれぞれが目立っているので、そこでも全員で歌ってよかったな、と思いましたね。

FUMIYA そうだね。

FUMINORI あとSHOWはMVで言いたいことがあるんだよね。

SHOW 1番と2番のBメロを歌わせてもらっているんですけど、僕はアプローチするときに最初、指輪を見せるんですよ。それで振り向かせようとするんですけど、一番ではダメで。2番ではまた自分のパートが来るので、どうやったら振りむいてもらえるか作戦を考えるんですけど、ただアクセサリーをたくさん持ってきて見せるんです。でもやっぱりダメだった、という学ばない人になっています。

FUMINORI ひとりひとりアプローチしていくんですけど、SHOWだけ桁違いのアプローチをしています(笑)。

FUMIYA 一番まっすぐな目でフラれに行くっていう……。

FUMINORI 面白いって言い方はあれですけど、「あ~!SHOW!」って思っちゃう。実ってほしい、ここはなんとか! と思わせてくれるのはポイントですね。

SHOW 美味しい役をいただきました(笑)。

SEIYA あと、最後にダンスパートがあるんですけど、KEVINくんが一瞬で移動するんですよ。

FUMINORI あそこすごいよね!

SEIYA 多分初めて見たときは、ワンカットって思わないんじゃないかな、というぐらいに「いつ移動したの?」って。

KEVIN そのときは僕のパートだったんですけど、椅子と机があって向かいに女性がいて。一瞬の間でガーッと走って、みんなのフォーメーションの中にすっと入るんです。でも、1回失敗したかな? タイミングが合わなくて、走ってる後ろ姿が映ってました。

一同 (笑)。

KEVIN でも楽しかったですね。

SHOOT 移動しているときはもちろんみんな映っちゃいけないので、カメラの裏を全力で走って。僕らは基本的にずっと動いてるんですけど、映像で見ると、切り替わったときにはちゃんとシーンが変わっているので面白いと思いますね。

FUMIYA 隠れて、隠れて! カメラさんの後ろ!って言ってたよね。

FUMINORI カメラのうしろはめっちゃバタバタなんですよ。人もたくさんいて。でも映像だと、めっちゃ綺麗に映ってます。

SHOOT 音声ありで見たらひどい(笑)。

FUMIYA みんなで声かけあって、成功するとすごい盛り上がってるから。

――それはメイキングも観たいですね。

FUMIYA それはまた、バディチャン(公式YouTube BUDDiiS Channel)でね!

もしも魔法が使えたとしたら

――では続いて……『Magic』にちなんで、何かひとつ魔法が使えるようになるとしたら、どんな魔法で何がしたいですか?

SEIYA どんなに電波が悪いところでも接続ができる、ゲームができるスマホ。

FUMIYA なるほど。Wi-Fiがなくても。

SHOOT でもポケットWi-Fiを持ってたらできるよね。

SEIYA そうなんですけどね。それを買えばいいんですけど。

FUMIYA (笑)。

SEIYA そういう魔法が使いたいですね。

SHOOT 山奥とかで遭難したときも便利だよね。

FUMIYA 確かに、確かに。でも、だいぶ現実的な魔法なんだね。

――今は何時間ぐらいゲームされてるんですか?

SEIYA 最近は寝る前にやっているので……でも1日2時間ぐらいは。

FUMIYA やってんじゃん。全然やってるじゃん。

SHOOT がっつりやってんね。

SEIYA 僕にとっては少ないんで(笑)。

SHOOT 僕はライブで魔法を使って、会場を無制限にでかくしたいです。

FUMIYA うわー、めっちゃいいやん!

SHOOT 地方でなかなか来られない方や、チケットが当たらなかった方もいると思うので。魔法を使って、その空間だけ無制限にできたらみんながこれるじゃないですか。僕たちもみんな来てほしい、という気持ちは第一にありますがやっぱり限界はあるので。そういう魔法が使えたら、もっともっとみんなと触れ合えるな、と思いますね。

――ダーツの旅は地方に行かれるんですよね。

FUMIYA 滋賀と佐賀と鹿児島に行きます! ちょっと西に偏ったんですけど、ダーツならではで本当にバラバラだったので、一期一会で嬉しいですね。

――でも確かに、メンバーのみなさんも来たい人が来られないのは心苦しいですよね。

SHOOT そうなんですよね。僕たちもできる限り全員に会いたいんですけど、なかなか現実的に考えて難しいので、そんな魔法が使えるようにならないかな、と日々、思いながら生きています。

FUMIYA 毎日考えてたんだ、この魔法について。

SHOOT 『Magic』にかけて、とかじゃなくて、普段からそう考えていたので。

――続いて、SHOWさんはいかがですか?

SHOW 今年に入ってから、自分って身長ちっちゃいんだな、と思うことが増えて。そもそも、全体的にBUDDiiSが小柄なんですけど、EBiDAN THE PARADEで他のグループと一緒になったり、僕は舞台に出たりしたときに、170cm後半ある人が多くて。もっと身長が欲しかったな、と思うことが増えました。

――でも、ステージでは大きく見えますよね。

SHOW あ、ほんとですか?

SHOOT それは魔法かかってるんですかね。

SHOW もうかけちゃってました(笑)。

FUMIYA 僕は顎の痛みを感じない魔法をかけたいと思いまして。

SHOOT グミやん。

FUMIYA 最近、結構危ないな、と思って、メイク前にマッサージをしていただくんです。グミを食べすぎて凝り過ぎちゃってて。グミ好きなのにも関わらず、グミを食べる頻度を少し減らしているんですよ。それが苦しいので、無限に食べられる体になりたいです。

――日本グミ協会にも所属されていらっしゃるんですよね。

FUMIYA ネット上で会員みたいなのにはなっているんですけど、何か役割があるわけではないので。グミ協会の方にはちょっと今後ともよろしくお願いします、と。

YUMA 僕は歌が上手くなる魔法を使うかな。やっぱりライブで歌を歌いたいなって。

SHOOT 最近ボイトレも行ってるもんね。

YUMA そう、最近始めたんですけど、やっぱり難しいので魔法で(笑)。

FUMIYA そこはね、魔法でやっちゃえって(笑)。

――こんな歌声になりたい、という理想はありますか?

YUMA それこそSHOOTとかみたいな、優しい歌声というか気持ちが伝わる、ファンの方に届く歌声になりたいな、と思います。

SHOOT ありがとうございます!

MORRIE 僕はダンスがうますぎるので、ちょっと下手にならないかな、って。

FUMIYA ハハハッ!

MORRIE 僕だけうますぎて目立っちゃってるから。みんなに合わせられるように下手になりたいです。

SHOOT あんまり下げる魔法ないけどね。

MORRIE 元々特殊能力がありすぎるんですよね。その下げる能力っていうのも欲しいなって。

――歌でもダンスでも目立ってしまって。

MORRIE いや、でもダンスメインでやってるんで。ダンサーが歌ってる感じなんで。

――あー、なるほど。

SHOOT まあ、自分の願望ですからね。

――逆にこの能力を魔法で上げたいということはあります?

MORRIE 歌をもうちょっとうまくなりたいですね。

FUMIYA 逆だよ~全部~!

SHOOT 文字で見たときに、ふざけてるのかふざけてないのか、僕らの合いの手が入ってないと分かんないのよ(笑)。

MORRIE (笑)。

KEVIN 僕はどこでも思ったところにすぐ飛んでいける魔法がいいですね。1日で世界旅行したい。

SHOOT めっちゃいい。

KEVIN 現実逃避の塊な気がするから(笑)。一番それが精神統一できそう。

――やっぱりどこか遠くに行きたいと思うときはありますか。

KEVIN 常にありますね。何も知らない環境に行くことにわくわくするので、そういう感情が好きなんですよ。だから行きたいな、知らないところを見てみたいな、と常に思います。

――続いてFUMINORIさん。

FUMINORI いつか来る……。

SHOOT あ、俳句やんの?

FUMINORI やらないよ!(笑)火が出るとか、水が出るとか、魔術みたいなものを使えたらなと思っています。

SHOOT ヒーローになりたいんだ。

FUMIYA で、本当のやつは?

FUMINORI 本当のやつだよ!(笑)ハリーポッターみたいに魔法使いたいな、って。そういうちょっと少年心がね。

SHOOT すみません、押さえ切れなくて。

FUMINORI 魔法が使えるってなったら、現実的なものだといろいろやりたいことありすぎるので。

SHOOT まあ、魔法使えたらな、と思う場面は多いよね。

TAKUYA 僕は瞬間移動ができるようになりたいです。ギリギリに起きちゃうタイプなので、瞬間移動できるようになれば(身振りをしながら)。

FUMIYA 『ドクターストレンジ』ね。

TAKUYA 時空の穴をちゃんと開いて移動できるようになったら、僕の生活もだいぶ変わってくると思います。

――ちゃんと穴は空けるんですね。

TAKUYA そこは空けます! それ込みでお願いします。

HARUKI 僕は空を飛びたいですね。で、宇宙でも呼吸できるようになって、いろんな星に行きたいです。

FUMINORI 海じゃないんだ。

HARUKI そこも……行きましょう!(笑)

SHOOT なんでも釣れる釣り竿とかじゃなくていいんだ?

HARUKI 釣れないのも面白いんで。

一同 あ~!

SHOOT そこは俺入っちゃダメだった(笑)。

FUMIYA 今のはよくなかった!

それぞれの距離の詰め方って?

――「この距離を埋める魔法があったら」という歌詞がありますが、仮に恋人がいたとして、心に距離があるな、と感じたときは、どうやってその距離を埋めますか?

FUMINORI うわー、いい質問! ありがとうございます。

SHOOT 本当はそこで魔法が使えたら嬉しいですけどね。

FUMINORI 確かに!

FUMIYA 僕はいっぱい話す。話して距離を詰めます。

――どんなことを話します?

FUMIYA コンビニでは毎週火曜日に新作のグミが並ぶので、火曜日だったら、「新しいグミ食べた?」とか。

SHOOT 相手はグミ好き前提なんだ?

FUMIYA 一応。「顎の調子、今日大丈夫?」とか。

SHOOT マッサージしてあげたりとか。

FUMIYA 顎のマッサージは得意なので。……っていう詰め方をします。ぜひぜひ使ってみてください。グミニケーション!

MORRIE 俺は好きものを何でも買ってあげる。

FUMIYA 最高だな。

SHOOT 弟とかにもそうですね。3兄弟で、もうひとり弟いるんですけど。

MORRIE 親にも最低1カ月に1回は買ってます。好きなもの買っていいよ、って。親孝行みたいな感じですね。買えるときに買ってあげるみたいな。親って、僕ら家族のために仕事していたけど、今は僕らもそれぞれ仕事をもらって、自分たちのことは自分たちでできちゃうから。お父さんも仕事頑張ってるんで、モチベーションになってほしいなということで好きなものを買ってあげる、っていう。

――それを恋人にも?

MORRIE そうですね。好きなだけ。

SHOOT ここからここまで、とか。

MORRIE 全然大丈夫!

FUMIYA 恋人になりたい~!

FUMINORI うーん、どう距離を詰めていくか、っていうことですよね。恋人と……。

SHOOT 恋人と。

FUMINORI だから、俳句をやらせんな(笑)。

FUMIYA 距離の詰め方。

FUMINORI 恋人と、距離の詰め方、『Magic』かな。……馬鹿野郎(笑)。

KEVIN 絶対に話し合いですよね。僕自身、自分の考えを言葉で紐解いて伝えるのが好きなので、相手を引き出して思っていることを知りたいです。

――普段からちゃんとコミュニケーションをとりたいなって思うんですね。

KEVIN 常に取っておきたいです。価値観が違うのは当たり前なので、違うということすら口に出したくないぐらい、言葉が大事だと思います。

FUMINORI 僕はスキンシップです。距離を縮めるなら、手を繋いだりとかハグしたりとか、そういうこう……。

FUMIYA (笑)。

FUMINORI あっ、すみません、時間帯がまだちょっと早かったですね……(笑)。
そうですね、距離を感じるなと思ったら、ちょっとしたときに、ギュッとしたいし、されたいし。

SHOOT (笑)。

FUMINORI そういうスキンシップをとることで、相手について考える時間が増えると思います。

SHOOT 僕も同じです。一緒にいるのに何か違うことを考える時間ってもったいないじゃないですか。だからスキンシップをとって、感情でお互い伝え合えればいいですよね。もちろん、話すのも大事だなと思いますけど、話さなくてもお互いの気持ちがわかり合えるぐらいに感じられれば。

YUMA 僕もスキンシップかな。友達は話し合いをすると思うんですけど、恋愛って話し合いだけじゃなくて、感情的な部分が大きいと思うんです。恋愛の中での熱だったり、そういうのって話し合いじゃ生まれないものだったりすると思うし。

SEIYA 僕は話さないタイプなので、話さずに映画とか、ゲームとか、話さずにできることをやったりするかもしれないです。

――共通の趣味を、みたいな。

SEIYA 一緒に楽しんで距離を縮めたいですね。

SHOW えー、なんだろう……。距離を詰めるのがすごく苦手なんですけど、1秒でも長く会えるようにしますかね。一緒にいる時間を作るようにします。ちょっと基準が低いんですけど。

ライブではメンバー全員を見てほしい

――「心が繋がるなら」という歌詞がありますが、メンバーと「今、心が通じ合ったな」と感じる瞬間を教えてください。

FUMINORI ベタですけど、パッと同じ言葉が同時に出たときは繋がったな、というのはありますね。

FUMIYA めちゃめちゃあるよね。

SHOOT 僕はライブじゃないかなと思います。もちろん、物理的な繋がりもありますけども、言葉にしなくても、踊ってるだけで、とか、歌ってるだけで、ライブ中に目が合うだけで、とか。一体感が生まれてるなと思いますし、ライブ前の円陣もひとつになれてるな、と思います。それでいうとファンの皆さんともライブのときに一つになれていますし。もっともっとみんなと心が繋がっていきたいな、と思います。

FUMINORI 僕も……ライブで(笑)。

SHOOT (笑)。

MORRIE それこそ、僕らでもほんと「ずっとずっと前から繋がってる」……。

FUMINORI 話題がもーりーしゅーとの『ずっともっと』!

TAKUYA このMV撮影がワンカットだったので、ミスできないという気持ちは繋がっていましたね。

SHOOT あそこは繋がってたね。

TAKUYA みんなで作り上げるものがあるときには感じます。

KEVIN 僕が作った楽曲は自分でディレクションもやるんですけど、楽曲を送った後に、レコーディングのときに「意図をちゃんとくみ取って歌ってくれてるな」と感じることが多くて。そのときは言葉にはしないけど、嬉しい、というのはあります。

――作る人ならではのポイントですね。

KEVIN そうですね。

FUMIYA リハをやっているときやライブ直前とか、後ろから圧を感じくらいの勢いが感じられるんで、そこはみんな息が合ってるな、どんどん楽しくなってるな、どんどんどんどんやる! みたいな感じが伝わってきてめちゃめちゃ繋がってるな、って思います。

――たくさんの数のライブをされていますけど、そういった部分で変わってきたところはありますか?

FUMIYA 昔からライブ直前のリハーサルでは、みんないつも以上にメラメラするというのはありますけど、やっぱり1個のものを作り上げるために頑張るぞ、という思いはより増した気がします。

SEIYA バディフェスでコントをやったんですけど、初めてのことだったので、みんなで合わせたりとか、会話のテンポ感を掴むときに感じます。
コントも、結構みんなうまかったので、面白かったですね。

SHOW 僕はそうですね……。ライブ前にいつも袖でふみくんがみんなにハグしてくれるんですけど、それがすごく好きで。バディフェスのときに、何か足りないな、と思ったら、ふみくんとハグしてなかったんです。円陣に並んでルーティン化している部分もあって、僕は好きですね。

FUMINORI もうそれで絶対言っちゃダメなやつだよ~。

SHOOT じゃあ書かないでおいていただいて。

FUMINORI やめて~めちゃめちゃ書いてください!

YUMA やっぱりライブ前の円陣のときですね。メンバーで手を重ねて、ふみくんがライブに向けての気持ちとか、確認事項を話すんですけど、心が同じ方向に向かっていて、繋がっている感じはします。

HARUKI 何回かイベントに出させていただくことも増えてきて、他のグループさんと共演するときに、BUDDiiSは絶対に負けないぞ! という気持ちが一体感というか、繋がってるなっていうのは、感じます。

――ライブのお話がいろいろ出たんですけど、今度のライブは野音ということで……。野音でのライブがまだイメージが湧かないファンの方も多いかと思うんですが。

FUMINORI 僕らもまだ全然です。
それこそFUMIYAとちょっと話してたんですけど、本当にパフォーマンス勝負になるねって。

FUMIYA うん、そうですね。

FUMINORI ひとつの動きに対して、多分やってる1.5倍、2倍ぐらい大きく動かないと負けちゃうな、というか。ひとつ試練じゃないですけど、壁が1個あるな、と思います。でも僕たちはそういうのが大好物なんで。

FUMIYA 楽しみですね。

FUMINORI ここで逆に盛り上げられたら、何かまた先……というか、それこそフェスだったりも見えてくるのかな、と感じるのですごく楽しみです。

――野外のライブでやってみたいな、と思っていることはありますか?

SHOOT 水をかけたいですね。バァーーッ!って。できるか分からないですけど。

一同 あ~!

SHOOT 野外ならではの演出とかパフォーマンスができたら、みなさんにも来てよかったなって思ってもらえると思いますし、僕らもまた新たな自分たちの姿を見せれると思うんで。せっかくなら、野外らしいライブにできたらいいなっていうふうに話してますね。

――ちなみに、『Magic』の歌詞に「僕だけを見ててよ」とありますが、ライブで僕だけを見ていてほしいって思う瞬間ってあるものなんですか?

SHOOT 僕はないですね。

FUMIYA うん、ないかも。

――みんなを見て、という意識?

SHOOT そうですね。みんなを見てほしい。
もちろんファンの人は誰推しとかあると思いますけど、僕たちはグループでやっていますし、みんなが目立てるように僕らも演出を組んだり、ダンス面だったりも考えているので。
誰だけを見て、という気持ちも大事かもしれないですけど、みんなを見て、「BUDDiiSっていいグループだな」と思って帰ってくれたら、それが一番嬉しいなって思いますね。

FUMIYA それこそ、ライブやイベントでパフォーマンスする『The One』のセリフの部分で、みんなが「キャーッ!」って言ってくれると嬉しいです。

SHOOT もちろん自分たちそれぞれ褒められたら嬉しいですけど、メンバーを褒めてくれてるのは嬉しいです。

――他の楽曲もそうですけど、グループ全体を見せるという楽曲が多いですよね。

FUMIYA そうですね。ライブとかは特に意識をしています。だから、楽曲でまたこういうアプローチができたのは1個大きいのかなって思います。

――その意識は最初のころからあったんですか?

SHOOT いや、でもより強くなっていると思います。それこそ『OZ』でみんなマイクを持っていたり、昨年出演したももいろ歌合戦でも、ラップメンバーが歌ったりとか、そういう表現をしたときに、反応がすごく良かったり、やってる僕たちですら歌ってるの新鮮でいいねって、楽しかったんです。そういうのが一番いいな、と思って。
楽しくやることが大前提なんですけど、みんながより目立って、それぞれ強さがあって、ということが一番のグループの強みになればいいな、と思います。

注目を浴びた!? 最近の失敗談

――では最後に、プライベートで最近、「今これ今見られてるな」「注目されちゃってるな」って思ってしまった失敗談を聞かせてください!

FUMIYA この前、ルームフレグランスを買いに行ったんですよ。
筒みたいなものの中にコットンみたいなのが入ってて、蓋を開けて匂いを嗅ぐタイプだったんですけど、最初それがわからなくて。ずっと本体部分を嗅いでたから、店員さんにすごく見られてるな、と思って、「匂いしないんですけど」って聞いたんです。そうしたら、「こうやって開けるものなんですよ」って言われて恥ずかしかったですね。

SHOOT 僕もあります。最近、派手めなセットアップを買ったんですけど、白ベースに赤のハートがいっぱい描いてあるんです。普段僕アメカジで鍵ジャラジャラつけててうるさいのに、派手なセットアップの方が人と目が合うことが多くて。
服装だけでこんなに違うんだ、って思いました。ふみくんと散歩してたときにすごく見られてましたね。

FUMINORI 僕が一番見てました。

SHOOT ちょっと恥ずかしくなりました。

――目が合ったときどうするんですか?

SHOOT 目合って、そっとそらします(笑)。

MORRIE つい最近の話なんですけど、SHOOTとランチしてて。店で有線流れてるじゃないですか。それが急にパツッと切れたんです。それで曲が切り替わって、EBiDANの曲が流れたんですよ。EBiDANプレイリスト。

FUMINORI ほんとに!?

MORRIE お客さんは俺とSHOOTしかいなくて。

SHOOT ご飯食べながら、EBiDAN有線流れるようになったんだ、嬉しいって思ってたら、「違う違う、絶対に店員さんだよ」って。

FUMINORI バレてる~(笑)。

SHOOT でも声はかけてこないんだよね。ただEBiDANの曲をかけてアピールする(笑)。

MORRIE っていうほっこりエピソードです。

SHOOT 嬉しいですよね。

――じゃあ、SHOWさん。

SHOW 夜中にふとコンビニ行きたくなるときってあるじゃないですか。その日はBTSの『Crystal Snow』って曲が頭の中に流れ続けてて。今年の冬、めっちゃ聞いてたんです。それが頭から離れなくて、誰もいないから歌ってたんです。

FUMIYA あるよね、あるある。

SHOW そしたら道から普通に人が来て(笑)。

SHOOT どんぐらいの声量で歌ってたの。歌ってみて。

SHOW (歌う)……って、誰もいないから気持ちよくなって。恥ずかしかったです。

SHOOT どういう反応されたの?

SHOW 普通に見られた。

MORRIE BTSだ!みたいな感じで見られなかった?

SHOW BTSには見られないよ!(笑)

――どうやってごまかしたんですか?

SHOW そっぽ向きました(笑)。

一同 (笑)。


おまけ FUMINORI SPECIAL TALK

4月から「よるのブランチ」レギュラーメンバーに決定したFUMINORIさん。レギュラーに決まっての心境などをお聞きしました!

――FUMINORIさん、「よるのブランチ」のレギュラーおめでとうございます!

FUMINORI ありがとうございます!

一同 (拍手)

――スタートして少し経ちますが、お気持ちはいかがですか?

FUMINORI 実は、「よるのブランチ」のあそこの席に座りたい、ということは前から言っていたんです。それが叶ったので本当に嬉しいです。初めて個人で地上波でのレギュラーを持つことになって、もーりーしゅーとがやってきたようにちゃんとグループに還元できるよう精一杯活躍できたら、それが一番理想の形だとは思っています。
それこそ、僕がレギュラーでいる状態でまたBUDDiiSがスタジオゲストに来るなんてことがあったら嬉しいな、と。もちろん僕の存在をアピールしつつも、しっかりグループにも繋げていけるように、頑張っていきたいと思っています。

――レギュラー第1回はEBiDANのみなさんが出演ということでMORRIEさんもいらっしゃったんですよね。観ていかがでしたか?

MORRIE 収録前に泣きそうになってたんですよ。

FUMINORI いいヤツなんですよ。本当にずっと泣きそうな顔してて。収録が終わったあとに写真撮ったときも。「いや、泣きそうだったわ」って。

MORRIE もう、入学式とかの親目線です。嬉しいし、頑張ってほしいなっていう。
「よるのブランチ」って出てる側も楽しいので。僕とSHOOTだけじゃなくて、メンバーの1人、そして友達なので。活躍しているのを見て嬉しいですね。

SHOOT いやマジで嬉しいんですよ。僕らも準レギュラーで、最初は全然わからない状態でいろいろ試行錯誤して、徐々に慣れてはきましたけど、そんな中、昨年BUDDiiSがスタジオに来てくれたのはすごく嬉しかったです。4月からふみくんがレギュラーでスタジオに出ているのはもっと嬉しかったですし。

MORRIE ただこれ、書いてほしいんですけど、喋らないんですよね。

FUMINORI ほんとに喋れなくて(笑)。

MORRIE ワイプで左斜め前とかを見てて。

FUMINORI それはね、MC陣と喋ったりしてる。
本当に、今、模索中です。

一同 (笑)。

SHOOT 僕らも最初のころのロケの映像を見ると、全然ダメだな、と思うんですよ。難しいな、試行錯誤してるな、というのがわかるんです。ふみくんはスタジオだし、芸人さんもいっぱいいて、大変なのはわかるんですけど、ぜひふみくんの良さがもっと出るように頑張ってもらいたいし、僕らもロケを頑張って、ふみくんにスタジオで見てもらいます。同じ番組でありますけどね、お互い違う場所で頑張りたいと思いますね。

――みなさんは見られましたか?

FUMIYA 見ました。

SHOOT ワイプどうだった?

FUMIYA ワイプの顔はまあ何かちょっと緊張してるのかな、って。

一同 (笑)

FUMIYA いや本当にめちゃくちゃ嬉しくて。初回と2回目、リアルタイムで見たんですけど。

FUMINORI 優しいね。

FUMIYA 本当に感動じゃないですけど、マジで嬉しくて、めっちゃ。

SHOOT どんぐらい泣いたの?

FUMIYA 滝涙……。

SHOOT ほんとは?

FUMIYA ほんとに滝涙。

SHOOT いやいや、滝涙ってそんなに出ないじゃん。

FUMIYA ほんとに。ティッシュひと箱使ったぐらい。

SHOOT 嬉しいのは分かるけどさ、ほんとのやつ。

FUMIYA 泣いたことないっす!

FUMINORI おぉい!

FUMIYA でも、本当に嬉しいです。毎週頑張ってリアタイできるようにしたいですね。

SEIYA 僕も観てたんですけど、番組の初回の企画で『The One』の僕の「俺だけ見てろ」っていうのを見て、「あ、ふみくん僕のやつ言ってる」って。

FUMINORI あれはSEIYAのやつをいただきました。

SEIYA おもしろいな、と思いました。

SHOOT 真似したんだ、あれ。

FUMINORI マジで思いつかなかったんだけど、パッとSEIYAが出てきて。

SHOOT 今後に期待ですね。僕らも頑張ります。

――で、またみなさんで出られたら。

FUMIYA がんばりましょう!

取材・文:ふくだりょうこ 撮影:友野雄

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