一般財団法人民主音楽協会(民音/MIN-ON)は、“日本のサッチモ”と呼ばれる外山喜雄・恵子を中心に結成された「外山喜雄とデキシ―セインツ」公演を、6月16日(火)14:00 横浜・関内ホールにて開催いたします。
2021年NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の劇中歌として、“サッチモ”ことルイ・アームストロングの『明るい表通りで(On the Sunny Side of the Street)』が使われ、広く世間に“サッチモ”の音楽が流れました。
ドラマの影響で同曲のストリーミング再生回数は放送以前の倍以上の再生回数を記録し、世間の“サッチモ”への興味は高まりました。
そこで今回、劇中のサウンドトラック『笑顔のままで』で歌唱をつとめた“日本のサッチモ”こと外山喜雄が率いる「外山喜雄とデキシ―セインツ」のステージをお届けします。
「外山喜雄とデキシ―セインツ」はジャズトランぺッターの外山喜雄とその妻でピアノ・バンジョー奏者の外山恵子を中心に1975年に結成。
1983年東京ディズニーランド開園以来、同園のファンタジーランドの「パーリーバンド」として出演し、その後も「ロイヤルストリート・シックス」や「ハッピー・デキシー・シックス」として、東京ディズニーリゾート玄関口のイクスピアリで23年間演奏を続けてきました。
今回の公演では、『この素晴らしき世界(What a Wonderful World)』や『明るい表通りで(On the Sunny Side of the Street)』をはじめとした“サッチモ”の名曲から、誰もが知るディズニーメドレーなど、映像とともにたっぷりとお楽しみいただけます。
【公演情報】
日時:2023年06月16日(金) 2:00 pm 横浜・関内ホール
料金:全席:¥5,500
各種プレイガイドにてチケット発売中
公演詳細はこちらから
https://www.min-on.or.jp/play/detail_211902_.html
【予定曲目】
この素晴らしき世界、明るい表通りで、ディズニーメドレー、他
プロフィル】
◆外山喜雄とデキシーセインツ Yoshio Toyama & The Dixie Saints
“日本のサッチモ”外山喜雄と恵子夫人を中心に、1975年に結成。結成48年を迎える、最高に楽しくスウィングするデキシーバンド。
1967年、夫妻は移民船に乗り渡米。5年間、ジャズの故郷ニューオーリンズで武者修行。東京ディズニーランドにも開園から23年間出演し、人気を博した。海外ツアー公演は20回を超える。
サッチモ”ことルイ・アームストロングは、少年時代に銃を発砲し、少年院で楽器と出会い偉大な人生を歩んだ。夫妻は1994年、日本ルイ・アームストロング協会をスタートさせ、武者修行でお世話になったアメリカへの恩返しとして、銃や麻薬に囲まれてニューオーリンズのスラムに暮らす“サッチモの孫たち”に、「銃に代えて楽器を!」の合言葉で、850点を超える楽器を送っている。2005年外務大臣表彰、その後、ジャズ大賞、文部科学大臣表彰、2018年ニューオーリンズのジャズ祭で「スピリット・オブ・サッチモ生涯功労賞」を受け、2022年JASRAC音楽文化賞を夫婦連名で受賞し、大きな話題となった。
NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でもサッチモ張りのヴォーカルを担当、人気を博した。2021年夏、夫婦共著で『Louis Armstrong ルイ・アームストロング 生誕120年 没50年に捧ぐ』(冬青社)を出版。恵子夫人は2022年6月、東京新聞の人気コラム「私の東京物語」に12回の連載記事を担当した。