長澤茉里奈さんのグラビアに対する情熱とは――?
長澤茉里奈さんのグラビアに対する情熱とは――?

『週刊プレイボーイ』に登場するタレント、女優、アイドルなど、各分野で活躍する女性たち。彼女たちの記念すべき「初グラビア」にフォーカスし、撮影にまつわるエピソードや当時の想いを綴る連載シリーズ、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』

今回は小・中学生を思わせる顔立ちとGカップから"合法ロリ巨乳"と呼ばれる、グラビアアイドルでプロ雀士長澤茉里奈さんの後編。

長澤さんは2013年7月、アイドルグループ・放課後プリンセス5期候補生見習いでデビューし、2015年、放プリユース、2016年に放課後プリンセスのメンバーとして活躍。また2016年にはミスiD2016を獲得し、大きな話題を呼びました。

前回はデビューから、19歳の時、『週刊プレイボーイ』2015年17号4月13日発売)で撮り下ろした企画グラビア、そして2016年12号(3月7日発売)の単独ソログラビアに至るまで経緯を聞きました。

今回は長澤さんのグラビアに対する情熱、また代名詞とも言われる「合法ロリ巨乳」のキャッチフレーズへの思いなどを語ってもらいました。

長澤茉里奈『週刊プレイボーイ』2016年12号(撮影/佐藤佑一)より
長澤茉里奈『週刊プレイボーイ』2016年12号(撮影/佐藤佑一)より

【写真】長澤茉里奈の週プレグラビア

――(ソロとして初めて撮り下ろされた週プレのグラビア)「合法ロリ巨乳、ギリギリセーフ!? それともアウトか!?」(『週刊プレイボーイ』2016年12号/3月7日発売)は、古民家を舞台に中学生みたいな風貌の女のコが、無邪気な姿を見せるグラビアでした。

長澤 おばあちゃんのお家に孫が遊びに来た、みたいな雰囲気がどこかありましたよね(笑)。でも制服姿のまま"おパンツ"を見せ、でんぐり返ししたり、水着姿でこたつの中にもぐり赤外線に照らされたり、ドキッとするカットが多く背徳感のあるグラビアでした。

――中でも好きなカットは?

長澤 白いタートルをたくしあげ、ちらりと下乳を見せているカットですね。キレイに撮っていただいたし、自分の下乳に自信もついて、これ以降、下乳を見せるカットが増えました。いや、事務所にはあまり(下乳を)出さないでって言われるんですけど、自分的には積極的に出したくなっちゃう(笑)。

長澤茉里奈『週刊プレイボーイ』2016年12号(撮影/佐藤佑一)より
長澤茉里奈『週刊プレイボーイ』2016年12号(撮影/佐藤佑一)より

――下乳は谷間と違い、胸の形やハリがないと見せられないと言いますからね。

長澤 ないです(きっぱり)。恥ずかしいよりもキレイに撮れていた時の嬉しさのほうが勝つので。キレイだったらどれだけ脱いでもいいと思っちゃいます(笑)。

――身近な人の反応は?

長澤 グループのメンバーは喜んでくれたし、お母さんも喜んでくれました。

――お父さんは?

長澤 グラビアをやること自体、話してませんでした。でも当時、妹がお父さんのケータイでネットを見ようとしたら、検索欄に「長澤茉里奈」ってあったらしいから、きっと見ていたと思います(笑)。

――週プレのアンケート結果もよく、早速、週プレnet(注:現「+スペシャル」。毎月トップタレントをひとり撮り下ろす、週プレの看板デジタルコンテンツ)に取りあげられ、本誌でもほぼ3号連続でグラビアが掲載されました。

沖縄ロケで、メインタイトルは「エロリータ」(『週刊プレイボーイ)本誌は2016年24号/5月30日発売)。少女のようなコと旅行に出かけているような内容です。

長澤茉里奈『週刊プレイボーイ』2016年24号(撮影/栗山秀作)より
長澤茉里奈『週刊プレイボーイ』2016年24号(撮影/栗山秀作)より

長澤 ビーチに行ったり、ホテルで濡れた衣装を着替えたり......二人きりの秘密の旅行というか、いけないことしてる感というか、これも背徳感がありますね(笑)。

この時の撮影では、体を濡らし、肩紐を外したまま横たわっているカットがお気に入りです(『週刊プレイボーイ』2016年25号/6月6日発売)。スタイルよく見せてくれているし、ウルウルした表情もいい。何より写真がキレイで、いまでも見入っちゃいます。

この時のオフショットは当時、SNSに載せられなかったんです。何も知らない人が見たら、すごくあどけないから誤解を招くし(笑)、あとエロすぎるし。最近やっとファンティアで載せたんですけど、大反響でした。


長澤茉里奈『週刊プレイボーイ2016年25号』(撮影/栗山秀作)より
長澤茉里奈『週刊プレイボーイ2016年25号』(撮影/栗山秀作)より

――「合法ロリ」とはいえ、確かに誤解を招きそう。実際、プライベートでもよく未成年に間違われたとか。

長澤 「中学生?」ってよく言われました。お酒は買えないし、それこそファミレスへ行って22時に追い出されたこともありました。私、もともとロリ系のファッションが好きで、ランドセル型のバッグを使っていたんです。なので普段からツインテールをして、イチゴ柄のワンピースを着て、ランドセルをしょって歩くという(笑)。

――黄色い帽子は?

長澤 いやいや、そこまでは。でもリコーダーは持ち歩いてました。

――リコーダー? 縦笛の......。

長澤 そう。好きだったんですよ。動画にも使えて、いろんな場所でピロピロ吹いたり。今、思うと未成年に誤解されて当然ですよね(笑)。


――「エロリータ」が出て、半年後。2016年末に放課後プリンセスを卒業し、女優・タレントとしての道を進むことに。

長澤 どんなに頑張っても歌とダンスが相変わらず苦手のまま。アイドルとしての限界を感じてしまったんです。そのまま続けていてもグループにも自分にもよくないと思い、思い切って卒業しました。

――活動再開までの少しの間、休業されていましたよね。その期間はどんなふうにすごしていたんですか?

長澤 マクドナルドでアルバイトしていました(笑)。経済的に困っていたし、原点に戻ってみようと。とはいえバレたらまずいので、名札はつけずに働いていました。で、「まりちゅうですか?」とか「サインください」とか言われたら、知らないふりをして(笑)。めちゃくちゃ楽しく、また思い切りリフレッシュできましたね。

――それ以降はグラビア活動をより活発化し、現在に至るわけですけど、グラビア撮影で意識していることは?

長澤 エロさと、あとやっぱり背徳感ですね。私のファンは妄想を掻き立てるグラビアが好きなので、現場はカメラマンさんと相談しながら進めることが多いです。たとえば服をどこまで脱いで、胸元をどう見せるかとか、結えた髪の毛をどこまでほどくかとか、細かく話しながら進めています。

それこそほとんど脱いでいても靴下だけ履いてるみたいな格好で撮ったり。あとは自分が「合法ロリ巨乳・まりちゅう」であることですね。それはグラビアデビューしてから、変わらないです。

――ある時期まで、体操服ブルマ、制服などが衣装として毎回のように出てきていたじゃないですか。「またか!」みたく不満を抱いたことはなかったですか? 

長澤 まったくなかったです。ロリ系が好きだし、嬉しかったですよ。それより大人っぽい衣装を出された方がどうしたらいいんだろうって悩んじゃいます。

じつは一度だけ、脱ロリータをテーマで写真集を作ったことがあるんです(註:2019年刊『グッバイロリータ』)。作品としては素晴らしかったんですけど、やはり自分はロリ系が好きなんだなって。

キャリア的にもただがむしゃらにやるのではなくプラスαは考えるけど、いまでも撮影会では体操服を着るし、ツインテールもやります。自分の好きなロリ系を自分のキャラとして認めてもらえるのは、本当に幸せだと思いますね。

長澤茉里奈

――いまでも年齢を言うと、びっくりされます?

長澤 さすがに中学生とは言われないけど、いまだそうですね。でもこう見えて、最近はジム行ったり、半身浴行ったりして昔より努力していますけど。

――こうしてお話をすると年相応かなと思うけど。

長澤 ですよね。でも普段「ロリ系」って言ってるから、「しゃべったら全然ロリじゃない!」って叩かれます(笑)。あとプライベートでお酒をすごく飲むんですけど、それも「(飲みすぎて)ヤバい、ロリじゃない!」って叩かれますね。

――お酒はどれくらい?

長澤 撮影前を除けばほぼ毎日、ストゼロストロングゼロ)のロング缶を3本飲んでいます。あと焼酎をお茶や0カロリーのカルピスで割って飲んだりとか。お酒は強いんです。誰と飲みにいっても負けないし、絶対につぶれません。

――確かにヤバいかも(笑)。そういえば長澤さんはロリータ系のグラビアアイドルを見るのが好きだとか。そういう存在も活動の励みになりますか?

長澤 もちろん。そもそもにして童顔で胸の大きな女性には昔から特に見ちゃうんですよ。人間は本能的に自分に似たタイプを好きになるというじゃないですか。昔から篠崎愛さん、天木じゅんちゃん、RaMuちゃんとか好きです。

最近だとなんといっても菊地姫奈ちゃんですね。あのあどけない顔で、あのスタイルは本当にヤバい! グラビアを見る度に脳がバグります(笑)! 大ファンなので、いつかどこかでお会いしてみたいです。

――長澤さんはグラビアをやってよかったと思われますか?

長澤 超よかったです。グラビアをやっていなければ、胸が大きい、ただの見習いアイドルでしたから。もちろんいいことばかりではないけれど、今も楽しく日々を送らせていただいています。

特に最初の頃、週プレさんに撮っていただき、「合法ロリ巨乳」とつけていただいたことは運が良かったです。週プレさんには感謝しています。

――最後に、長澤さんは、昔のグラビアを見返します?

長澤 デジタル写真集でよく見ます。週プレさんの『合法ロリ巨乳、ギリギリセーフ!? それともアウトか!?』は数え切れないくらいみましたね。それを見て、最近太ったかなとか、パーツはまだそこまでに変わっていないみたいだから肌のケアに行こうとか自分をチェックして。いずれにせよ、元気の源になっていますね。

イタいと言われるのは嫌だけど、浜田翔子さん、小倉優子さん、安達祐実さんとか、ロリ系と言われながらも素敵に年齢を重ねて、いまも魅力的な先輩方は大勢いらっしゃいますから。この先、いけるところまで、「合法ロリ巨乳・まりちゅう」を貫き通したいです。

長澤茉里奈

長澤茉里奈(NAGASAWA MARINA

1995年10月8日生まれ 埼玉県出身 
身長153㎝ B82 W52 H83 血液型=O型 
公式Twitter【@nagasawa_marina】
Instagram【@marinanagasawa1008】

週プレ プラス! 長澤茉里奈『エロリータ』撮影/栗山秀作 +SPECIALにて閲覧可
週プレ プラス! 長澤茉里奈『エロリータ』撮影/栗山秀作 +SPECIALにて閲覧可

長澤茉里奈デジタル写真集『合法ロリ巨乳、ギリギリセーフ!? それともアウトか!?』撮影/佐藤佑一 価格/1320円(税込)
長澤茉里奈デジタル写真集『合法ロリ巨乳、ギリギリセーフ!? それともアウトか!?』撮影/佐藤佑一 価格/1320円(税込)

取材・文/大野智己 撮影/荻原大志

長澤茉里奈さんのグラビアに対する情熱とは――?