横浜FCは11日、サポーターの違反行為を報告した。

事件は3日に行われた明治安田生命J1リーグ第11節のアルビレックス新潟戦。ホームのニッパツ三ツ沢球技場で発生した。

クラブの発表によると、試合終了直前の判定に対し、横浜FCのゴール裏の複数サポーターが自席を離れブーイングを行った。ゴール裏応援団体所属のサポーターAを自席に戻らせるため、応援団体メンバー含む複数のサポーターが仲裁に入った際に身体を引っ張ったことに対し、サポーターAが腹を立て、その場にいたサポーターBを殴り出血を伴うケガをさせていた。

クラブはサポーターA1名に対し、無期限入場禁止の処分を通告。横浜FCニッパ横浜FCシーガルズが出場する全公式戦への無期限入場禁止処分という厳しいものとなった。

また、サポーターAが所属するゴール裏応援団体へ厳重注意をおこない、今後話し合いを行う予定としている。

横浜FCは「今回のような暴力行為は、フェアプレーの精神からも逸脱し、クラブの存在価値そのものを脅かすものでありいかなる理由があっても認められるものではありません」と糾弾した。

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