5月19日より公開される『ワイルド・スピード』シリーズ10作目『ワイルド・スピードファイヤーブースト』の日本語吹替版上映が決定。声優には、ドム役・楠大典らが続投するほか、新キャストとして、安元洋貴水樹奈々が参加している。

【写真】楠大典がドム役続投、新キャラクター・ダンテ役に安元洋貴、テス役に水樹奈々

 全世界累計興行収入が9000億円を突破したカーアクションシリーズ『ワイルド・スピード』。同シリーズは、これまで日本では全米公開後に封切られていたが、記念すべき10作目となる本作は、5月19日からの全世界同時公開を予定している。

 ドム(ヴィン・ディーゼル)とそのファミリーは世界の至るところで幾多のミッションを、絶体絶命、不可能と思われるいかなる状況下でも敵の裏をかき、勇気と愛と信頼を貫き乗り切ってきた。そして、最新作『ワイルド・スピードファイヤーブースト』ではシリーズ史上最も凶悪なヴィランと相対することになる。最狂の敵の名はダンテジェイソン・モモア)。彼は、12年もの時をかけてドミニクたちファミリーへの苛烈な報復計画を練っていたのだった…。

 さらに、謎に包まれた新キャラクター・テス(ブリー・ラーソン)が登場。ブリーは『ルーム』(2015)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、MCUキャプテン・マーベル役でもおなじみ。『ワイスピ』シリーズの大ファンであることを公言する彼女の活躍にも見どころ。さらに、今作よりデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)がシリーズへの本格復帰を果たすなど、新旧キャラが活躍を見せる。

 このたび、本作の日本語吹替版上映が決定。過去シリーズからの続投キャストとして、ドミニク(ドム)役の楠大典レティ役の甲斐田裕子ローマン役の松田健一郎、テズ役の渡辺穣、ミア役の園崎未恵ラムジー役の坂本真綾、ハン役の川島得愛サイファー役の田中敦子ジェイコブ役の中村悠一、デッカード役の山路和弘、クイーニー役の沢田敏子と、おなじみのワイスピファミリーが再集結。

 そして、新たな吹替キャストとして、ドムに復讐心を燃やす最狂の敵・ダンテ役で安元洋貴、謎に包まれた新キャラクター・テス役で水樹奈々の参戦が決定。シリーズ最終章にふさわしい豪華声優たちが勢ぞろいした。

 さらに今回、ドム役の楠、ダンテ役の安元、テス役の水樹の3名よりコメントも到着。楠は「前々回の『アイスブレイク』で、一回ファミリーがバラバラになりかけた部分がありましたが、今回はファミリー全体でというより、皆を信じながらバラバラに戦っていきます。また、リトルBの成長も見どころの一つです。更に、各キャラクターがとても活躍しており、様々な見どころがあります」とアピール。

 安元は、ダンテ役を演じる際心がけた点について「『計り知れない。』『掴みきれない』『でもどこか恐ろしい』この三つです」とコメント。水樹は、自身が演じるテスを「スタイリッシュでフットワークも軽く、頭もキレ、腕も立つキャラクター」と説明し、「自分の使命に邁進する強さと、マイペースで飄々(ひょうひょう)としている軽やかさを織り交ぜながら演じられるよう心がけました」と語っている。

 なお、シリーズ最新作の公開を記念して、前作『ワイルド・スピードジェットブレイク』が、日本テレビ系金曜ロードショー」にてあす5月12日21時より地上波初放送されることが決定。「#お家でワイスピ」をつけてTwitterに感想を投稿すると、『ワイルド・スピードファイヤーブースト』吹替声優サイン入りポスターほか、豪華賞品が当たるキャンペーンも実施する。

 映画『ワイルド・スピードファイヤーブースト』は、5月19日より全国公開。

 楠大典安元洋貴水樹奈々コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

楠大典(ドミニク・トレット役)

――本作は遂に最終章を迎えるが、どのような気持ちで吹替に臨んだ?

 やはり「ワイルド・スピード」というこの作品が大ヒットしており、周りの期待も高く、僕も楽しみにしている作品でもあるので、本当に気合を入れて挑みました。

――「ワイスピ」シリーズの魅力はどこにあると思いますか。

 もともと僕も車が好きで、そういう意味で「ワイルド・スピード」は注目していましたが、徐々にシリーズが進むにつれ、より一人ひとりのキャラクターの要素が深く掘り下げられ、各キャラクターの魅力が溢れてくる部分も増えてきました。

 車の映画だけではなく、ファミリー・人間・絆などの他のストーリーの魅力も様々な形でプラスされてきたことで、様々な観客が増えてきました。車だけのというよりは、シリーズとして、役者個人個人としての面白さも溢れてきています。ファミリーの絆が重要になってきていて、とても良い作品になっていると思います。

――ドムを演じる際に心がけていることは?

 ヴィン・ディーゼルのしゃべりは、僕の中の響きにないようなところでした。そのため、演じる上では、以前の作品を観たりするなどチューニングするまでに時間がかかりましたが、だんだん自然に入れるようになりました。特に今はそこまで心がけていることはないです。最初のうちはありましたが、シリーズを重ねるごとに、作品を観て、自然に出るようになりました。

――本作で注目している登場人物がいたら教えてください。

 中村悠一くんが吹き替えをしている「ジェイコブ」です。今回ジェイコブがすごく面白いポジションにいます。前作の『ジェットブレイク』での怖いキャラクターから、ファミリーになったという所が、作品を通してとてもよく分かります。他には、安元洋貴くんが吹き替えをしている「ダンテ」が本当に注目です。「ダンテ」は相当濃いキャラクターなので、僕も劇場で観る際に期待している一人です。

――本作の見どころは?

 前々回の『アイスブレイク』で、一回ファミリーがバラバラになりかけた部分がありましたが、今回はファミリー全体でというより、皆を信じながらバラバラに戦っていきます。また、リトルBの成長も見どころの一つです。更に、各キャラクターがとても活躍しており、様々な見どころがあります。各キャラクターのいい所がたくさん出ているため、キャラクターそれぞれのファンが楽しめると思います。

――最新作を心待ちにしているワイスピファミリーにメッセージを。

 最終章に入りましたので、最後を盛り上げるために、ぜひ皆さんで観に行っていただけると嬉しいです。僕も何回か行こうと思うので、字幕版ももちろん面白いと思いますが、ぜひ吹替版の方も観て下さい。劇場でお会いしましょう。

安元洋貴ダンテ役)

――長年続いた大人気シリーズ最終章の始まりとなる本作に、どのような気持ちで臨みましたか。

 タフガイだらけの空間に途中から入るのはやはり緊張しました。しかもどうやらラストサーガ。気合いを入れるなと言う方が無理というものです。踏ん張りました。

――「ワイスピ」シリーズの魅力はどこにあると思いますか。

 正義と悪、と言う簡単な構図だけでなく何よりも「想い」を軸にキャラクター達が生きているところ。後はやはり誰も想像のつかないド派手なアクションですかね。

――ダンテ役を演じる際に心がけたことは?

 「計り知れない」「掴みきれない」「でもどこか恐ろしい」この三つです。

――本作で注目している登場人物がいたら教えてください。

 沢山いますが自分がダンテに関わってしまった以上、ダンテとドムがやはり特別です。

――本作の見どころは?

 最初から最後までとんでもないテンションです、が、一つも無駄なものがありません。何一つ、見逃さないでください。

――最新作を心待ちにしているワイスピファミリーにメッセージを。

 破茶滅茶なタフガイ達が暴れまくります。当たり前のように暴れまくります。でも彼らは皆様の想像を遥かに超えるスケールで暴れまくります。ご期待ください。その期待すら彼らは遥かに超えてきますから。

水樹奈々(テス役)

――長年続いた大人気シリーズ最終章の始まりとなる本作に、どのような気持ちで臨みましたか。

 実は「ワイスピ」シリーズの大ファンで、いつか日本語吹き替えに携わることが出来たら…と、ずっと願っていたので、参加させていただくことが決定した時は本当に嬉しかったです!!ついに最終章ということで、ワイスピ愛を全力で込め、気合いを入れて収録に臨みました!

――「ワイスピ」シリーズの魅力はどこにあると思いますか。

 ド派手なカーアクションはもちろん、個性の光るキャラクター達と、そこで生まれる絆です!

――テス役を演じる際に心がけたことは?

 テスは、スタイリッシュでフットワークも軽く、頭もキレ、腕も立つキャラクター。自分の使命に邁進する強さと、マイペースで飄々としている軽やかさを織り交ぜながら演じられるよう心がけました。

――本作で注目している登場人物がいたら教えてください。

 やはりドムです。今回も幾度となく窮地に追い込まれるのですが、決して諦めることなく、屈することなく、全てをぶつけ挑み続ける心の強さに胸が熱くなりました。

――本作の見どころは?

 やはり、親子や仲間、ファミリーの絆を感じるシーンです!

――最新作を心待ちにしているワイスピファミリーにメッセージを。

 私も1ファンとして、この日を心待ちにしておりました! これぞワイスピ!という、豪快で圧倒的、そして激アツシーンが満載です。みなさんぜひ劇場の大スクリーンで、迫力ある映像と物語を堪能していただけたらと思います!

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