山田裕貴が主演を務める未来の荒廃した世界にワープしてしまった人々が元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能なヒューマンエンターテインメントドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」。5月5日に3話が放送され、今ならTVerで1話と3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「ペンディングトレイン」を振り返ってみよう。

【写真】表参道の美容室で働くカリスマ美容師・萱島直哉を演じる山田裕貴

第1話あらすじ

2023年、春のある朝。表参道の美容室で働くカリスマ美容師の萱島直哉(山田)は、ある人物に会うべきかどうか迷いながら電車に乗車しようとしていた。

同じ頃、高校の体育教師・畑野紗枝(上白石萌歌)は、通勤途中の駅ホームにいた。視線の先には、密かに思いを寄せる消防士・白浜優斗(赤楚衛二)の姿が。優斗もまた、ある複雑な思いを抱えながら電車を待っていた。

そんな3人が乗り込んだ車両には、有名大学農学部の院生・加藤祥大(井之脇海)、ネイリストの渡部玲奈(古川琴音)、ポップカルチャー専門学校に通う米澤大地(藤原丈一郎)、警備会社のサラリーマン・田中弥一(杉本哲太)、人材紹介会社を経営するキャリアウーマン・寺崎佳代子(松雪泰子)らが乗り合わせる。

互いに見ず知らずの乗客が、それぞれの目的地へ向かうほんのひと時、同じ車内で思い思いの時間を過ごす。いつもと変わらない朝がそこにはあった。

そんな中、一瞬走るかすかな閃光をきっかけに、突如加速しトンネルへと吸い込まれていく電車、激しい衝撃音とともに揺さぶられる乗客たち。気付いたら直哉たちの前には、想像を絶する光景が広がっていた。

時刻は8時23分、秋葉原行きの電車。たまたま居合わせてしまった乗客乗員68名の、“ペンディング”された数奇な運命が幕を開ける。

謎に包まれたドキドキする展開にSNSでは考察がさっそく盛り上がり始め、「金曜日が楽しみになった」「山田くんの涙にもらい泣き」「みんなお芝居最高すぎる」といった声も寄せられ、Twitterの国内のみならず世界でもトレンド1位になる反響となっていた。

■第2話あらすじ

自分たちが電車ごと30年後の未来へ飛ばされてしまったと知った直哉たちは、極限状態をみんなで乗り切るため、紗枝の提案でおのおのの持ち物を出し合い、平等に再分配することに。

しかし、優斗が食料と水を集め始めた矢先、大量の飲み物が入ったカートを誰かが持ち去った痕跡が見つかる。

犯人は誰なのかと疑心暗鬼に陥る佳代子、残り少ないモバイルバッテリーの電池を取り合い衝突する玲奈と米澤、樹海の中から水源を見つけようと動き出す直哉と優斗、そして植物から水を作り出そうとする加藤。おのおのが生きるために必死でもがく中、ある人物が思わぬ暴走を始める…。

第1話でも注目された慟哭シーンがあったように、複雑な過去を抱え、どこかで心を閉ざしていることが、よく伝わる山田の演技に、SNSでは「山田裕貴くんの演技本当うまいなぁ」「ラストの山田くんと萌歌ちゃんの会話シーン凄く良かったー」「『優しい人』と言われた時の山田くんの表情が非常に良かった」などの声が寄せられていた。さらに、そんな投稿と共に物語の謎を巡る考察も進み、「#ペンディングトレイン」「#ペントレ乗車中」がTwitterのトレンド入りしていた。

第3話あらすじ

直哉たちが水源を見つけて飲み水が確保できたことで、乗客たちに少しの希望が見えたかに思われた矢先、直哉が大切にしてきた美容師道具のハサミが入ったバッグが田中によって持ち去られる事態が発生する。

問い詰めると田中は、帽子を被った怪しい人物を目撃し、護身用としてハサミを持ち出したのだと言う。そんな田中の言い分を信じられず、バッグを紛失されたことにいら立つ直哉。

一方、優斗たちは食料を調達しに向かうが突如、紗枝身にある異変が生じる。さらに、佳代子はここで生きていく希望を失いかけていく中、乗客たちにさらなる試練が襲い掛かる…。

直哉と優斗がバディとして歩み始める瞬間をとらえた第3話は、タイトルがTwitterのトレンド入りをし、そんな様子が分かる描写に涙する視聴者が続出。「ぼろぼろ泣いた」「直哉くんにもらい泣き」「バランスの良いバディになりそう」「熱いバディになる予感しかない」などの感想が寄せられていた。

「ペンディングトレイン」が今なら1~3話がTVerで無料配信中/(C)TBS